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アフガンの件を理解した。

バングラデシュに詳しい人にアフガンの話しを聞いてみたらとても分かりやすく教えてくれた。ニュース見てるだけだとよくわからなかったことがかなり整理されたので書いておこう。

結論
1.アメリカはかなりヤバい失敗をした。
2.ユーラシア大陸の東、南、西の端っこ以外は全て赤に染まる
3.次にヤバくてきついのはインドとサウジアラビア

時間軸で整理すると
1.アフガン_旧タリバン政権
2.9.11世界同時多発テロ
3.アフガン_ガニ政権
4.アフガン_現タリバン政権
こんな感じ

※赤系の色→ロシア・中国側 青系の色→アメリカ側

1.アフガン_旧タリバン政権

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そもそも、ロシア・中国と国境を面する中東は常に赤の侵攻が課題となっている。アメリカとしては赤に染めるわけにはいかないので中東エリアに青をふやしたい。
タリバン政権は不安定ではあるが、赤に染まらないのであればそれだけでウェルカム利用価値あり。
なので、アメリカはサウジアラビアを使ってアフガンのタリバン政権に援助をしていた。

2.ここで9.11事件勃発
アメリカとしては援助し続けていたのに裏切られた。そりゃ怒るよね。
タリバン政権が不安定だからこそ、リーダーの意向が反映されやすいのかなと思う。
怒ったアメリカは「正義の旗」を掲げタリバン政権をぶっ倒す。
※ウサマビンラディンの暗殺

3.アフガン_ガニ政権
アメリカの傀儡であるガニ政権を興して正義の旗のもと聖戦は終了したのである。
しかし、タリバンを撲滅することはできていないので、アフガンにアメリカ軍は駐屯しなくてはならない。(というか赤を北へ押し返すためにもこれが狙いだったのだろう。)世界警察の名のもとに。

but ここでトランプ登場。
アメリカの利益を最優先とすると、アフガン経営は大きな赤字だったんだろうね。アフガンからアメリカ軍を撤退したがった。
ガニ政権はいやがるよね、だって怖いもん。

ガニ「あんたがいなくなったらタリバンがまたやってくるじゃんね。
そしたらあんたの嫌いな赤と手を組んでしまうかもしれんで」
トランプ「そやかて、赤字やもん。もういやや。お前金払うんかっちゅーの!」「そや、うちがタリバンと仲良ーなってくるわ。そしたら赤と手を組まんじゃろ。軍も無傷で撤退できるしええのー」
ガニ「ちょちょ、ちょい待ち!そないなことになったらわてはどうなるっちゅーの。あんたんとこは無傷で撤退できたとしても、わての政権はぶっつぶされるじゃろがい!」
トランプ「知らんがな。勝手にせーや」「とりまタリバンさんと話してみるわ」

ってことでいろいろあってトランプとタリバンの合意。
→アメリカ軍無傷で撤退 →ガニ政権さよなら

トランプ「おうおうタリバンさんよ、9.11はやってくれたの。しかしいつまでもこうしちゃおれんで手打ちにしよやー」
「条件はこうや!赤になるな。軍に手出すな」
タリバン「なんやねんこいつ、自分の金だけ考えよってからに。とりま、いまこちらは弱いからゆうこときいといたろかね」「こいつの言う事なんてあとで無視したらええんや」
トランプ「おうおうタリバンさんよ。もし後々わての言う事違えたら許さへんからなー、、、とはいえ、いつまでもリーダーでおれるかわからへんねん。じゃからの…ゴニョゴニョ… その時にな、わてがリーダーやなかったら、復帰するための手伝いせーや。すったけ悪いようにはせんて…」
タリバン「そいつぁーいいですな。わてが政権取った上に、自国を分捕ったあんたと手組むっちゅー話じゃな。良き良き」(まぁこんな豚と手を組む価値があるかわからんがな、こいつの後のリーダーが厄介者だったときの手札として残しとこかね。)

※ちなみに、ここまでの間にパキスタンが中国色になっちゃったね。
すなわち、中東でさらに青が減ったということ。より一層アメリカのアフガンに対する価値が上がったということ。

で、今回の件。

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中東に青の楔が無くなっちゃったんだよね。アフガンも赤くなるし。
この後きつくなるのはインドとサウジアラビア。
あと、バイデン 
※トランプがやったことのつけを払わされるのであれば詰め腹切らされるのかな。

ちなみにアメリカとインドはそもそも仲いいわけじゃない。
でも、アメリカはサウジとインドしか仲良くなれそうな先がなくなってしまったわけだ。

じゃあこの後どうなるの?
バイデン暗殺
→トランプ復権 
 →トランプとタリバン喧嘩
  →赤と青の大戦争!

さてさて、コロナで苦しむ人口大国のインドはどう判断するのか??
アメリカの為に先兵として戦うのか?
8割方ヒンズー教のインドとして、この戦争を「聖戦」ととらえるのだろうか?それとも赤を受け入れユーラシア大陸赤連合の遅れてきた雄として武功を上げるのか?


って感じに理解しているいまここ。

※根拠の薄い仮説まじりの与太話です

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