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お題箱で貰ったキーワードを調べて感想を書く記事 第7回

前回の記事を読んでいただいた方は既にご存知であろうが、第6回の記事に続いてこれを書いているので、多少ノリが似通っているかもしれないことはご容赦願いたい。

前置きも済んだところで、第7回のキーワードはこんな感じ

世間一般で不足が取り沙汰されている半導体である。

そもそも半導体とは何ぞやと言う人の為に軽い説明をしておくと

半導体(はんどうたい、: semiconductor)とは、電気伝導性の良い金属などの導体(良導体)と電気抵抗率の大きい絶縁体(不導体)の中間的な抵抗率をもつ物質を言う。半導体は、不純物の導入や磁場電圧電流放射線などの影響で、その導電性が顕著に変わる性質を持つ。この性質を利用して、トランジスタなどの半導体素子に利用されている。

wikipediaより

要するに中途半端に電気を通す物体である。なぜこの中途半端な物体が、そんなに重用されるかと言われると、パソコンをはじめとした電子機器は基本的にスイッチの集合体だからである。
常に電気を通す物質の場合、電流を流すことなく電子を行き来させることが出来るが、半導体は一定以上の電流が流れたときのみ電子を行き来させることができるため、スイッチのオンオフの検知が明瞭となり、この中途半端な特性が取り沙汰されているという訳である。これを利用した装置がトランジスタと呼ばれるが、これは半導体の記事なのでこれ以上の深入りはしないでおく。
電子の行き来のイメージが掴みづらい方は、片側一車線が工事中の道路なんかをイメージしてもらうとなんとなく理解していただけるのではないかと思う。
もっと良い例えがある場合は、コメントで頂けると世の学生や先生たちへの助力になるかもしれない。

一定以上の負荷をかけないと動かないことが役に立つこと、皆様の身の回りにも思い当たる節があるのではないだろうか。
例えば、普段はあまり真面目に仕事をしてないけれども仕事が増えるとキビキビ動きだす同僚や負けてる時にだけいいセーブをするピッチャーなど、負荷がかかることによってスイッチが入り、思いがけない能力を発揮する人は、それなりにいると思われる。
自分こそがそうだ、という自覚のある人は是非就職活動の際、自分は半導体のような人間ですと自己PRをしていただくといいだろう。落とされる可能性が高いことだけは保証できる。
が、決して半導体人間が悪いわけではない。半導体がキチンと仕事をしている状況は正確な負荷を与えられている証拠なので、マネジメントがキチンと行われているからである。周囲がそれを評価してくれるかは別の問題なので、別途交渉をしていただきたいところであるが。

これを読んでいる半導体人間の方々は、是非一度重い腰を上げて自分のスイッチの入る閾値を見極めてみてはどうだろうか。
僕はスイッチが入らなかったため、この記事を2連続で書いているということは、そういうことだと思っていただきたい。

お題の投稿はこちら(https://odaibako.net/u/yadsendew_man)から


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