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お題箱で貰ったキーワードを調べて感想を書く記事 第6回

アークナイツのイベントが忙しくてなかなか記事を書く余裕が生まれなかったが故の1周遅れでこの記事を書いております。
頂いたお題はキチンと消化していくので、ご安心ください。

という訳で、第6回のお題はこんな感じ

繊維の宝石とも呼ばれるカシミヤが生えてる山羊です。

カシミアヤギは、寒暖の厳しい環境の下で生きているために、表面は粗毛で覆われており、その下に柔毛が密生している。この柔毛を春の毛の生え変わりのときに拾い集めるか、で梳いて集めたもので、手間がかかり、1頭から150g-250gしか取れず、セーターを作るにはヤギ約4頭分の毛が必要となる。これらの生産量の少なさから、高価となる。
ヤギは主に、中国内モンゴル自治区新疆ウイグル自治区甘粛省山西省陝西省青海省チベット自治区)の北西部地方、ネパールのヒマラヤ地域、モンゴルイランの高い台地に住む。
未精製のカシミア繊維の最大の生産国は中国で、採取量は1年あたり約10,000トンと推定される。モンゴルは3,000トン以上、他の生産国はインド、パキスタン、イラン、アフガニスタン、トルコと中央アジア諸国である。カシミア繊維の世界総採取量は推定15,000–20,000トン/年である。これらの地域では、カシミアは重要な輸出品となっている。
この繊維から、油脂、ほこりと剛毛を取り除くと、製品としてのカシミアができる。山羊1頭あたり500gの繊維が、最少で150gとなり、世界の生産量は約6,500トン/年と推定される。
肌触りの良さと希少性から高級素材として人気が高いが、識別方法の難しさから羊毛などを混ぜる偽装が後を絶たず、「流通量は生産量の4倍」と言われている。しかし2009年9月、岩手県立大学の倉林徹教授らの研究チームが、テラヘルツ波を照射し、振動波を確認してカシミヤの純度を数分で識別する技術を開発した。実用化により偽物排除に一役買うことが期待されている。

wikipediaより

ちなみにカシミヤウールと表示されている製品は羊毛と混ぜられたもので純度100%のカシミヤではないため、素材にうるさい方々は覚えておいて欲しい。

そもそもカシミール地方という厳しい山岳地帯で生活している山羊が良い品質の羊毛を産むというのは、野菜などが厳しい環境を作り出した方が甘くなるみたいな農業生産上の知恵を感じるところではある。

そして、これを人間に応用しようと思われるブラック企業経営者の方々もいらっしゃるところだろうが、ブラック企業は厳しい環境ではなく非生存圏であることを理解してから導入を薦めていただきたいところである。

余談はさておき、カシミヤ山羊は普通の山羊ではなく、カシミール地方の固有種であり、カシミール地方に普通の山羊を連れていって育ててもカシミヤが生えてくるわけではないのでこれを見ている山羊牧場の方は勘違いされないようにお願いしたい。

ちなみに山羊はよくキリスト教圏で悪魔の象徴として扱われるが、これはギリシャ神話のパン神の影響から来ているものと見られている。
要するにいつもの他の信仰を貶すやり方である。
これを見ている人はキリスト教くんのように安易に他宗教を貶すことの無いように注意していただきたい。

終始忠告をした記事になってしまったが、世の中注意しなければいけないことが多いので、仕方のないことである。
これを見て注意散漫になっている方は、注意して欲しい。

お題の投稿はこちら(https://odaibako.net/u/yadsendew_man)から


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