掴みたい【三橋雄斗】


僕達の漫才の始まりの部分である、

「ぼぐだぢねぇ、ほんとぉのカップルで 漫才やっているんですよぉ」

というセリフ。



何年も言い続けていると、少しアレンジしたくなるものです。



ベテラン歌手の方が往年の名曲を唄うときとたぶん一緒。



よくするアレンジが、

「ぼぐだぢねぇ」を「おれたちゃねぇ」にすること。



たまにするのは、


「カップルで」を「キャップルで」にすること。



ごく稀にするのが、


「ほんとぉの」を「ひょ(↑)んとぉの」と言うこと。




気分が乗ったときは、
「漫才やっているんですよぉ」を「漫才やっているんだっ!!」と言います。

「まんざい」を「まんぜぇ」と言うときもあります。強い人達がいてワクワクするときかもしれません。



どのように言うかは、舞台袖から出て来てセンターマイクの前に立つまでに、

「今日はどうしようかな~」とか「今日は新しいこと言ってみよう」と歩きながら考えます。



なので、どのように言うか決まらないことが多々ありまして、



決まらなければ、プレーンの状態のセリフを言いますが、


『決まらないけどプレーンは嫌だ!』と思ってしまうことがありまして、




結果的に、噛んでしまったり目が泳ぎまくってしまったり、オドオドしてしまいます。



出番の前に決めておけばいいのですが、
ギリギリで決めるほうが格好いいと思うので、
これからも、やり方は変えません。



まぁ失敗しても、ひかりちゃんが何とかしてくれるから、大丈夫でしょう。



頼もしいひかりちゃんです。

【相方へ】
それを言われたら返す言葉がありません。すみませんでした。疑われないようにします。

ところで、ぬかに漬けてほしい物はありますか?
ぬか床が空いてしまっているので、何か漬けたいのです。

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