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Shopify基本設定[決済]

Shopifyで使える決済

Shopifyで使える決済サービスを詳しく知りたい方は
まずはShopifyの公式ブログを一読する価値はあります。


Shopifyペイメントをざっくりと

Shopifyでクレジッドカード決済を導入するなら、
Shopifyペイメントを有効することをおすすめします。

手数料がVISA・Mastercardで国内3.4%手数料が少し高いですが、
JCBにも対応しています。

概要(2021/9/1 現在)
・対応ブランド:Visa、Mastercard、American Express、JCB
・決済手数料(契約プランにより変動):
 国内発行のカード / 3.25%〜3.4%
 海外発行のカード / American Express 3.8%〜3.9%
 JCB 4.05%〜4.15%
・振込手数料: 0%
・取引手数料ゼロ 
・ネットショップ開設時点ですでに導入済
・越境ECに強い
・Amazonアカウントを持っているお客様にリーチ
・Shopifyなら無料で導入
・Shop Pay、Apple Pay、Google Payを追加可能

EC-Xさんの記事が参考になります!


Google Pay

クレジットカード情報や配送先住所を手動で入力する必要がないので、
お客様の負担を減らせるのがメリットです。

ShopifyペイメントからGoogle Payのアイコンにチェックを入れるだけで使い始めることができます。


Apple Pay

Google Payと同様にクレジットカード情報や配送先住所を手動で入力する必要がないので、お客様の負担を減らせるのがメリットです。

ShopifyペイメントからApple Payのアイコンにチェックを入れるだけで使い始めることができます。


Shop Pay

ShopifyでShop Pay有効することにより、
お客様が購入で使用した「決済方法」をShopify側に保存することができる仕組みがあります。

Shopifyでつくられたオンラインショップなら、
1度の決済みのお客様は決済方法を再度入力する必要がなく決済できます。
Shopify側が1回目の決済方法を記憶しています。

お客様がチェックアウトの時に「このデバイスで情報を保存する」次回の購入のために情報を保存するをチェックした場合に有効になります。

Shop Payを導入することでお客様の決済情報入力作業に2分かかっていたところが、20秒で完結することができます。


Shopifyペイメント以外のメジャーな決済手段

Shopifyで対応できる決済手段はShopifyペイメントのほかに
PayPal、Amazon Payなどがあります。

Amazon Payでの注意点
Amazon Payを利用する際は、ご注文フォームで入力する名前の欄は
「姓名を必要とする」ではなく「姓のみを必要とする」とした方が良い。
「設定」→「チェックアウト」→フォームのオプションから変更が可能

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コマースメディアさんの記事が詳しく解説していましたので、
とても参考になります!


コンビニ決済

Shopifyでコンビニ決済を導入するには、代替決済方法でKOMOJU(コモジュ)を利用することで対応可能です。

ファミマ、セブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキに対応しています。

初期費用・月額費用なし。
注文金額の2.75%がKOMOJUに支払う決済代行手数料です。
(2021/9/24 現在)

KOMOJIのコンビニ決済以外の決済方法について(2021/9/24 現在)

・クレジッドカード
 Visa/Mastercard/American Express/JCB/Diners Club
・QRコード決済
 PayPay/Merpay/LINE Pay
・キャリア決済
 NTT Docomo/SoftBank/au
・プリペイド決済
 NET CASH/BitCash/WebMoney
・銀行振込
・Pay-Easy

KOMOJUの決済手数料の計算方法について

導入方法


スマホ・QRコード決済(LINE Pay/メルペイ/PayPay)

ShopifyでLINE Pay・メルペイ・PayPay決済を導入するにはKOMOJU(コモジュ)を利用することで追加できます。

お客様のカゴ落ちの防止対策としてスマホ・QRコード決済を利用することが望ましいです。

また普段からスマホ決済を利用する方を囲い込むことができることがメリットです。

「スマホ決済 - KOMOJU」を有効化するだけで簡単にスマホ決済の導入が可能です。

初期費用・月額費用なし。

注文金額の(物販:3.5%/デジタルコンテンツ9%)の決済代行手数料が発生します。(2021/9/24 現在)


代引き (COD)

代引きは手動の決済方法から設定することができます。

手動の決済方法 → Cash on Delivery

代引きはチェックアウトの時に代引き手数料を表示できないので、
チェックアウト前後で代引き手数料が発生することを記載しましょう。


銀行振込

銀行振込は手動の決済方法から設定することができます。

手動の決済方法 → Bank Deposit

銀行振込はチェックアウトの時に銀行振込手数料を表示できないので、
チェックアウト前後で振込手数料が発生することを記載しましょう。
購入後のサンクスページにも振込先の情報を追記することが可能です。

代替決済方法で、入金を確認してくれるサービスを利用することで
自分で入金確認をする手間を省くことができるので、
利用することをおすすめします。

代金入金確認サービスはKOMOJUやPaidyが対応しています。

Shopify-Guideさんの記事が参考になります!

銀行振込用テンプレ

下記口座へのお振込をお願いいたします。
<振込口座>
 (銀行名)〇〇銀行 〇〇支店 [店番号:〇〇〇]
 (口座No)普通 No:0000000
 (名 義)〇〇〇〇

※お振込手数料はお客様負担とさせていただきます。
※入金確認後の商品発送となります。
※ご注文より2週間以内にお振込がない場合は、ご注文をキャンセルとさせていただきます。


その他の手動決済方法

国際郵便小切手 → Money Order


テスト決済(クレジッドカード)

クレジッドカードでテスト決済をする
Shopifyで用意されているBogus Gatewayを利用してクレジッドカードのテスト決済が可能です。

カードの入力欄に以下のように設定します。
カード番号:1
カード名義人:Bogus Gateway
有効期限:将来の日付
セキュリティコード:3桁の任意の数字


Shopifyペイメント設定

Shopifyペイメントの登録はクライアントに任せるのがベター

Shopifyペイメントを有効化するには、売上の振込先などの設定をしなくてはいけないため、Shopifyペイメントの有効化はクライアントにやってもらう方がベターです。

すでにShopifyペイメントを導入しているクライアントや、決済の設定まで依頼されている場合に、Shopifyペイメントでのテスト決済を行う流れになります。

クライアントに代わってShopifyペイメントを登録する場合は以下の情報が必要になります。

Shopifyペイメントを登録に必要な情報
・ビジネスの種類  :個人事業主 or 法人
・会社の情報    :郵便番号と住所、法人登記番号(法人の場合)
・個人情報     :お名前 / 生年月日 / 性別 / 郵便番号 / 住所
・商品の詳細    :商品やサービスの説明
・お客様の請求明細書:カード明細書に表示させる請求書情報
 カード明細書に表示されるストア名と電話番号
 明細書の表記 / 明細書の表記 (カナ) / 明細書の表記 (ローマ字) / 電話番号
・銀行口座     :
 支払いを受け取る銀行口座です。普通口座を登録しましょう。
 金融機関 / 支店 / 口座番号 / 口座名義(カナ)

Shopifyペイメント設定方法

左下にある「設定」から「決済」を選択し、緑色の「Shopifyペイメントを有効にする」をボタンをクリックするとShopifyペイメントを有効化できますが、Bogus Gatewayが有効になっているとShopifyペイメントを有効化できません。

Shopifyペイメントのテスト決済のやり方が公式から動画があります。

Unreactさんの記事が参考になります!


テスト決済(Shopifyペイメントクレジッドカード版)

クレジッドカードを使ったShopfyペイメントでのテスト決済

カード名:少なくとも単語を2つ入力
有効期限:将来の日付
セキュリティコード:任意の3桁を入力
カード番号:下図のいずれかの番号を使用
      クレジッドカードの会社によって番号が異なる

Shopify ペイメントのテスト

クレジッド番号は下記の公式サイトからコピーできますので、そちらを利用してください。


取引手数料

Shopifyのカートシステムではクレジッドカードの決済手数料のみ発生します。(1件成約ごとに手数料は発生しないという意味です)

PayPalで決済した際も取引手数料が免除されます。

BASEなど他のカートシステムはクレジッドカードの手数料+取引手数料が発生します。(2021年9月7日時点で40円)

さらにサービス料として1回のご注文の総合計(送料含む)に対し3%が発生します。

BASEの手数料
【BASEかんたん決済手数料】
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3.6%+40円がBASEかんたん決済手数料としてかかります。
【サービス利用料】
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3%がサービス利用料としてかかります。

詳しくはBASE公式ページ

単純計算だとBASEで月間10万円売れた場合、サービス手数料は3,000円になります。

BASEは無料だと思っていたら痛い目に合います。

月間10万円の売上があるショップはShopifyのベーシックプラン$29/月を利用するのと変わらないです。

月間10万円以上の売上があるショップは1取引につき発生する取引手数料があるのか無いのかが重要な利益の分岐点になるのではないでしょうか。

BASEで簡単にオンラインショップをはじめて、ざっくり計算ですが月間10万円を超える売上がたつようになると、Shopifyのベーシックプランを導入していくことが利益を残す手段となるのではないかと思います。


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