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4年以上やってたソシャゲ「城ドラ」を引退した

スマホゲーム「城とドラゴン(城ドラ)」というソシャゲを4年以上やっていたが、つい最近アプリをアンインストールして卒業した。私がこの4年間で一番時間を使ったこと、それは「城ドラ」だ。通勤時、帰宅後、休日など私の空き時間は城ドラで埋まった、人生で初めてゲームに課金もした。城ドラのイベントに行くために大阪まで新幹線で出かけたり、千葉のホテルに泊まったり…「私よりも城ドラが大事なんでしょ」とよく言っていた奥さんもいつの間にか一緒に城ドラをやるようになっていた。

城ドラとの出会い

4年前、仕事が思いのほかにつらくて、何か気晴らしと思ってたまたま見つけた城ドラをインストールした。これが想定外に面白くて、ハマってしまった。当時のソシャゲはパズルや育成ものや、好きなジャンルのRPGもだいたいが作業ゲームになり課金しないとただ待ちの時間が多くなり飽きてしまうものが多かった。城ドラのゲームジャンルはリアルタイム対戦ストラテジー。特に目新しいジャンルではなく同じジャンルでは「にゃんこ大戦争」が有名だったが、城ドラは特に「プレイングスキル(PS)」、「育成戦略」、「課金要素」のバランスが良くて、課金をしなくてもPSや育成戦略を磨けば対戦で相手に勝つことができた。さらにソシャゲでは当たり前だったガチャが当時はなくて、運要素ではない単純なゲーム性を楽しむことができた。

城ドラにかなりハマる

さらにYouTubeではプレイ動画や実況動画がアップロードされていて、上手い人のプレイングを参考にしたり、新キャラの情報を食い入るように見たり、仕事の合間にはどんなキャラを今後育成するか考えたり…一日中が城ドラになっていた。さらに、最新の城ドラ情報を収集するためにTwitterまで初めたり、ゲームのバグ要素や納得がいかない仕様には開発元の企業にメールを送ったりもしていた。最初こそ無課金でやっていたが、こんなに毎日時間をかけてやっているのならお金をかけて時間の効率化や勝つ喜びが増えるなら課金もしてもよいかと思い少しずつお金を使い始めた。それまでは、ソシャゲをやめる人が「引退」という言葉を使うのは大げさだなと思ったが、本気でやっている人も多くて、自分もそうだったから「引退」という言葉もしっくりくるようになった。

やめるのがもったいなくなる

城ドラを始めて2~3年がたった頃、多少の飽きも出てきたが今さらゲームをやめるのはもったいないし、何よりちょっとした時間にストレス解消でやる分にはすごくいいゲームだった。ソシャゲではこのように本気ではなく楽しむ程度にゲームをすることを「ガチ勢」から「まったり勢」に変わったという。課金もしないようになったが、ちょっと時間があるとゲームをやったり、城ドラのYouTube動画を見たりと、結構な時間を費やしていた。城ドラを始めてから4年以上が経過していた。

人生の転機に城ドラを卒業した

数か月前、ちょうど人生の転機があって、とても悩むことになった。その間は城ドラをする気が全く起きず、今までは1日たりとも城ドラのログインを欠かさなかったが、結論を出すまでの1週間全くゲームを起動しなかった。それと同時に今後の時間の使い方を変えないといけないと思い、城ドラを卒業することにした。

城ドラと一緒にゲームをする時間を過ごしたみんなありがとう、楽しかった。何年か過ぎた後に、城ドラって今こんなに変わったんだな、あの人まだ頑張っているのかと思う日を楽しみにしている。

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