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ブルームの期待理論

期待する報酬×確率

報酬は金銭とは限りません

期待理論で言う報酬とは、金銭的な報酬に限らず、仕事の充実感や得られる尊敬など、個人にとって動機付けになる全てのものを含みます。よって、報酬の捉え方は個人によ
って異なるため、人によって動機づけの強さは代わってくるという考え方です。
また、報酬を得られる確率というのは、努力すればそれを得られる可能性があるかとい
うことです。つまり、報酬がいくら高くても、得られる確率が低いと思うときには、あま
り動機づけされないということになります。また、達成確率が高くても、得られる報酬が低い場合も動機付けにはならないのです。

報酬は、個人個人によって違いますので、同じ報酬でも動機付けになる人もいれば、ならない人もいます。動機付けされるかどうかは、その人にとって、得られる報酬と確率が「やり甲斐の領域」にあるかどうかによって決まります。

つまり、動機付けされるかどうかは、個人が決めることで、他人から与えられた条件で、動機付けできるかどうかは分からないと言うことです。

モチベーションは自分の中で作り出すものです

もしも、上司から与えられた目標でモチベーションが上がって目標が達成できたとすれば、それはあなたの成功では無く、上司の成功です。モチベーションや目標は他人から押し付けられて意欲が湧くものではありません。

モチベーションはその目標に自分自身が価値を見出し、自分自身の努力で達成出来ると確信した時に湧き出てくるものです。

他人から動機付けされることを待っている人は一生動機付けしてくれる人を待ち続ける人です。そして、自分を動機付けしてくれる人は一生現れないでしょう。

自らスタートする人になることです。なかなかスタートできない人は、ある場所からどこか違う場所へ車で移動する時に、全ての信号を青信号で通過できるタイミングを待っている人です。

全ての信号を青信号で通過できるタイミングを待っていたらいつまでたっても出発することは出来ません。人生には、減速してり停止したりすることはたくさんあります。遠回りや逆戻りもあります。

赤信号で止まることを恐れていては、スタートするモチベーションは湧いて来ません。否定的なことばかり考えていると気持ちが萎えてしまって、モチベーションには繋がりません。否定的なことに意識を向けるのではなく、可能性を信じて行動を起こすようにしましょう。目標が達成出来たときの自分自身の気持ちを想像して、行動を起こすエネルギーにしましょう。

ホームページの更新を続けるモチベーションも自分自身にとって「やり甲斐の領域」の目標を設定することによって生まれます。

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