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# 9 マカッサル 「へっ?ボーナス?」

ピンポ~ン、ルームサービスが届いた。
ドアを開けると「%#+>〰#*´ωm&人∀a*s๑•̀ㅂ•́و✧〰」

わが家のスポーツカフェには美味しいトラジャコーヒーはあるけど、いっしょに食べたい揚げ物はホテルのルームサービスにオーダーすることになる。

初めてフレンチフライ(200円)をオーダーした時、ドアを開けるとスタッフが運んできたトレーの上にはフレンチフライよりデカいアイスレモンティー(150円)が!

へっ?はい?「アイスティー、タノンデナイヨ!」

「&;g✽ ゚~ ✽*&✽ д✽>w~、ボーナス、ボーナス!」

「へっ?ボーナス?サービスのこと?フリー?」なの〰?!

「イエス、イエス!ボーナス!ボーナス!」

「オゥ!えー?!ありがとう!サンキュー!トレマカシ!」うれし過ぎて、スラスラ~と3カ国語(知っているインドネシア語はトレマカシだけ)が口から飛び出した〰

この時から、日本では私たちシニアの『何かちょっと食べたい時に思いつくリスト』には、もはや入っていないはずのスナック類やバーガーも時々オーダーするようになる。

スポーツ観戦のお供にピッタリのフレンチフライやチキンバーガー(200円)はモスバーガーの味がして、日本ではバーガー類を食べないMIOでさえ食べたがるほど。(チキンバーガーにもフレンチフライのボーナス付き)

わが家ホテルのボーナス付きバーガー

実は、朝食もスゴイ!ナシチャンプル(ナシ=飯、チャンプル=まぜこぜ)スタイルで真ん中にご飯(ナシゴレン)テンペ、チキン、麺(ミーゴレン)野菜類、山盛りフルーツに生ジュース。

2ヶ月経っても同じものが来たことはない!手を変え、品を変え、味付けを変え、タマゴ、厚揚げ料理をプラスしたり、シェフの腕と工夫で日本人夫婦の口に合う、飽きないような料理を提供してくれている。

毎朝"笑顔"も届けてくれるアリアくん

私は『二種の神器』を隠し持っているし、口に合わない時には味変すればいい位の気持ちだったのに「シェフ毎日ありがとう!」味変ではないけれど、食べ切れなくて残った朝食は少し手を入れてランチ丼にする。これがまたうまーい!

半分はランチに進化する朝食


特に、デカいチャプチャイ(野菜炒めスープ?)が付いてきた日は、ナシチャンプルのチキンをほぐして混ぜ合わせ、炊きたてご飯にたっぷりかけ、ちょっぴり醤油を垂らした五目鶏丼は日本とマカッサルのコラボテイストに変身。

かなり離れたアパートに住んでいて「遠いし忙しいからあんまり遊びに来られんかもよ~」と言っていたアスリートMIOは、この朝食を狙って週1・2回(土日水曜休み)朝暗い内から(5時前!)12kmコースを歩いてやって来る。

「いつも何でも本当に美味しいねーー(o^~^o)、それにしても、お母さんたちはこのホテルに当たったのが一番ラッキーだったね!」

あっ、そうそう、このわが家ホテルはMIOにも親切。マカッサルにはコピー機置いてるコンビニがないし、コピーをしてくれる店がない。

もしかしたらと、一度フロントでお願いすると、いつでもどうぞ~!の笑顔!以来、フロントはミオのコピー屋さん!しかも「ボーナス!」

えー、ありがとう!サンキュー!トレマカシ!。。

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