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運営者の雑感

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スタジオWeBA(ウィーバ)の運営者が書く、日々感じていることなど。不定期更新。
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#言葉

#推薦図書『広辞苑をつくるひと』

読書の秋ということで、noteのお題企画で推薦図書の記事を募集していたので、今回はわたしが薦める本について書きます。 タイトルにもありますが、わたしがお薦めするのは、三浦しをんさんが書かれた『広辞苑をつくるひと』です。 先月、広辞苑を買いましたという記事を書きましたが、その広辞苑を購入した際に特典としていただいた本です。 お薦めしておいてなんですが、実はこれ、広辞苑を予約したひとに渡される非売品のようなのです。わたしは予約して購入したわけではないのですが、たぶんたまた

#57 発信して気づける言葉への感度

ブログやホームページ、noteで、何かを発信し始めてから2年半ほど経過しました。書いた記事数は合計すると260前後。 このくらいになってやっと、自分の発信することばに対して敏感になってきているな、という実感が湧いてきました。 最初から、ことばには注意していました。しかし、意識しているつもり、止まりでした。 たとえば、前回のnoteでは、脈拍数と心拍数ということばが出てきます。前回のnoteで書く前にも何度か、自分のブログでも使用していましたが、わたしは無意識のうちに両者

#51 あいまいな言葉は具体的にする

会社員のときに叩き込まれたことで、いまでも「あれは良かったな」と思うことがいくつかあります。その中でも ”言葉の定義” について口うるさく言われたのはとても良い経験でした。 コンサルティング会社が作成する提案書は、とにかく "言葉" の定義に重きを置く傾向が強いと思います。 「この単語、どういう意味?」 「この表現とこれはどう違うの?」 しっかり意識して言葉を選ばないと、上司が提案書をレビューする時に矢継ぎ早にツッコミが入ります。 とくに、よく注意されたのはこちらの