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父の日のプレゼントに悩むよなぁ

母の日に比べたら圧倒的にどうでもいいイベントになってる「父の日」…と言っても盛り上がってるのはスーパーやカタログ販売店だけ。

売ってる人たちってノルマがなければ、はたして父の日プレゼントしてたのかなぁ。そう怪しい目線で見てしまいます。

そこで提案
「父親に往復はがきでメッセージ」
なんてどうでしょう

子供からもらう手紙は親にはプライスレス

子供がようやく字を書けるようになったころ。「お父さんへ」ってくれた手紙や似顔絵。
あれ、嬉しいって感じませんでしたか?

「これ、今こそ手紙書くのええかも?恥ずかしいけど、離れて住む父親に言葉では伝えてにくい気持ち。文章になら出来る。」

その上で往復はがきにする事で、父親の思う事も聞けるかも知れない。

このアイデアが浮かんだのはコロナワクチンがきっかけでした。

コロナで人生観が変わった

以前の自分なら、恥ずかしくて父親に手紙書いて

「ありがとう」
「元気で長生きしてくれよ」

など書く気持ちになれなかったと思います。

ところが、コロナの時代。

ワクチンの接種で年老いた父が使い慣れないスマホやパソコンで接種予約に失敗…

男としてのプライドは、父親にもきっとある。他人に頼れない男のプライドってヤツが時として上手に世間の波に乗り遅れる…

また
年老いたからこそ
子供に余計な心配をかけられない。
心配かけたくない

そんな気持ちが強くなってるのではないかな?
そう思うようになりました。

もしもコロナにかかると2度と会えないかも

コロナ患者で残念ながらお亡くなりになる人々が多い現在。葬儀も行えず、遺骨のみが遺族へ帰ってくる…

もっと、話しておきたかった。
もっと、会いたかった。

後悔先に立たず。
それがいつ我が身に起こっても不思議でない。

私自身、母親が急逝。会社を辞めて看病しましたが、色々話すには十分な時間はないまま。思い残すところだらけです。


他人事ではなく、私自身がいつコロナにかかって他界するかも知れない。

もちろん、親だってそう。

高齢者は優先してワクチンを打ってもらうものの。離れて住む父親の事、何かと気になっている人は少なくないと感じます。

コロナとともに価値観が変わる

コロナで多くの人が、それまで持っていた価値観に変化を感じます。

ステイホームやリモートワークが市民権を得る一方で通勤がなくなる新たな生活を体験。

働き方や家族との関わり方について、会社や仕事重視だった。そんな人が家族との時間や住む場所を含めた生活。

そして
自分の人生とは?
残された人生の時間をどう生きるか?

考えた事すらなかったテーマに、真剣に向き合う時間も増えている。

社会全体が人生や生き方についての価値観の変化を感じるんです。

物より思い出

日産自動車がミニバンのCMのキャッチコピーにしていた「物より思い出」

若い家族に向けたメッセージでしたが、多くの人の気持ちをつかみセレナは大ヒット。

「家族との想い出を作ること」「家族を大事にしたい」と言う潜在的なニーズに見事に刺さりました。

自分と子供の想い出はもちろんたくさん作りたいです。

同じように自分と自分の親との想い出も、今一度作りたいですよね。

親には残された時間が限られています。


私の提案した「父親に往復はがきでメッセージ」なら金銭的負担も少ない。

そしてなにより、思い残すことが少しでもなくなる。そうではないでしょうか?

さいごに

とは言っても父親も男。バレンタインは義理でもチョコをもらえると小おどりしてしまう。
贈る側も選択に困るラインナップの中。お酒や食べ物など、本当に贈って喜ばれるか微妙…

メッセージをもらうのは、嬉しいだけではない何がある。そう思います。

おしまい




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