Ropes info
誰もいない夜 甘い動悸を頼りに 目を閉じた 焦がせば消えるが 時間は足りない 無慈悲に溶けていく 逃げてしまえば 色はただ凪 ドアの向こうの聴き慣れない音は 知らせているんだろう 鳴り止まない日々と 凍った記憶の影 景色違えぬメロディー 夜の街を抜けて 届けてよ 涙を取り戻していく 眩しい光は僕を反射して 時計の針を止める 巡る季節がうそに染まっていく ここにはいられない 重なっていく幻が 知らせているんだろう 花曇りの向こう 凍った記憶の影は 秘密を越え
叶えていたいけど 時は光に似てた ゆらゆらと どこにいても まだ 鏡を見てる 遠い答えは もう消えた音の中 気まぐれな顔をしてる あの子 中身を見てる 君が必要だったものは 月の上には無いみたい 雨音が息をしているから まだ僕たちは 交信できる場所にいる 偽った永遠は 嘆いて散らかって 夏にたゆたうままで 消えそうな快感は いつだって最短で 僕らを酔わせている 忘れていたいけど 泳いで会える場所にいる =============================
さよなら からっぽになって 風の音だけが 朝なら いつもの気配を 見つけていたいのに 買ったばかりのスニーカーだけが 何か足りない 君を報せてる まだ夢の中にいる 夏が終わる頃 あの店先で咲いてた 花たちが私に叫ぶ いつかの夕立のような その美しさが 少しだけ魔法のように 見える日が来るだろう 慣れない街の灰色のビルが 場違いのようにそれを報せてる まだ夢の中にいる 夏が終わる頃 あの店先で咲いてた 花たちが私に叫ぶ ======================