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おせんべいの夢を見る - 2020/10/23

・どこまで近況をここに書いたかが思い出せない。

・アルバイトを始めた。20歳になってようやく、初めて継続のバイトに就いた。

・厳密にはパート、といってもパートとバイトの違いなんか分からんのだけど、とにかく想定していたよりしっかりと働いている。週5で一日7時間半働く。まだ2日目が終わったところなので分からないが、もしかしたら少しした頃に身体が悲鳴をあげて週4に減らしたりするかもしれない。できれば減らしたくない。

・週5で何をしているかというと、おせんべいの製造補助をしている。袋に詰められたせんべいを箱に詰めたり、グラムを量って袋に詰めたり、そういう作業を繰り返している。あと2ヶ月ほど働く。お歳暮の時期だけの短期パートである。

・本当はあと2週間くらい早く働き出す予定だったのだけれど、初出勤の日のよりによって前日の晩に指を切った。

・デザインナイフでサクッといった。雑誌解体をしていて切った。カッター用の定規の上を、ダイソーのデザインナイフがスルッと滑った。3cm弱くらいの切り傷ができた。机の周りをよく見回すと、色んなところに血がついている。もしかすると吹き出していたのかもしれない。もしくは手を振ってしまったか。血の出方についてわたしは詳しくない。

・一晩がんばって圧迫していたら、朝には縫わなくて済む程度にはくっついていた。朝一番で整形外科に行った。普段(と言うにはしばらく行ってなかったが)は腰の牽引で通う病院に怪我で行った。

・しばらくはぐるぐるに包帯を巻いていた。おせんべいやその袋を素手で触る仕事なのでそのまま出勤するわけにはいかず、治るのを待った結果、一昨日からの出勤ということになった。

・出勤開始予定日当日の朝に職場に電話をかけた。我ながら最悪と思う。ヒヤヒヤしながら電話をしたらめちゃくちゃ心配してもらってしまって、本当に申し訳なく思った。

・なんとなく感じていたが、働きだして確信に変わったことがある。この会社は雰囲気がめちゃくちゃ良い。みんな優しいしみんな仲がいい。

・職場環境も良く、単純作業も好きなので仕事自体に文句はないが、大変な点がないわけではない。めちゃくちゃ腰が痛い。机の位置が絶妙に低い。立ち仕事だから足が痛いのは仕方ないとして、腰がバキバキに痛い。慣れてきたら多少はマシになるのか?

・それから、仕事内容によっては全力を休みなく2〜3時間くらい続けないといけない。同じせんべいだけを箱に入れる作業がある。なんか知らんけどそのせんべいだけやたら多くて、入れても入れてもまだ出てくる。比喩とかでなく無限にあると思う。

・こいつらをやっつけてしまうぞ、と言わんばかりに全員全力になってやっている。とにかく流れが早い。結果、ずっと全力を出し続けることになる。気を休められる瞬間がないのはちょっとしんどい。仕方ないし、明日もせんべいを駆逐すべくがんばるんだけど。

・ずっとせんべいに追われているので、そのうち夢に出るだろうな、と思い始めた。おせんべいが追いかけてくる夢。せんべいに押し流される夢。せんべいの悪夢。

・歳暮にせんべいを選ぶ人がたくさんいるから生まれた雇用だということは分かった上で言わせてほしい。歳暮にせんべいを選ぶな。

・働いて得たお金はたくさんジャニーズに使いたい。大現場が発表された。

・青木さんちの奥さんという作品がある。酒屋のバイトたちが、めちゃくちゃ綺麗な青木さんちの奥さんのところに配達に行きたい!と言い争う、みたいな話。新人バイトがイモの芽を取っているところから始まる、くらいしか決まっていない即興劇で、昔は嵐のメンバーなんかもやっていたやつだ。

・2020年初旬、関西ジャニーズJr.の4人がそれをやった。前やっていたのが2000年代前半とかなので、実に15年以上ぶりに上演されたことになる。演出はその頃出演者だった横山大先輩(関ジャニの)。出演者は藤原丈一郎、大橋和也、末澤誠也、草間リチャード敬太の4人。少し前までFunky8という非公式ユニットで一緒にやっていた、安っぽい語彙で言うとエモいメンバーだった。

・当時わたしは福本大晴という男のことしか特別好きではなく(Aぇのことはみんな好きだが)、担当がいない現場ではあったのだけれど、末澤担の友人が連れていってくれて、1公演生で見ることができた。当時のわたしのAぇでない二人に対する印象は「なんとなく丈くんは好き」「丈橋がすごいらしい」くらいで、当時のツイートを振り返ると一応「丈くんに会いに来た」とは言っている。忘れもしない、2月17日のことである。

・その3日後、藤原丈一郎に完全に落ちることになる。たった3日。そんなことある?

・気付けば丈橋厨にもなっており、あの頃藤原担でないこと・丈橋厨でないことを悔やむとともに、リューン病(リューンという舞台をやっていた頃に出演者のオタクでなかったこと・生で見ていないことを悔やんで病み散らかす、定期的に出る発作のこと)が出る人間として、生で舞台を見られたことを誇らしく思っている。あわよくば再演せんかな、なんて考えていた。

・そしたら火曜、青木さんちの奥さんがまた上演されることを知った。

・ただしメンバーが違う。丈くんはそのまま、他3人が変わり、長尾謙社、福本大晴、小島健という顔ぶれになった。

・正直混乱が止まらない。正直なところ丈橋厨として丈橋が見れないのには悲しんでいる。ただそれ以上に、自担が二人もいる現場に対する期待値があまりに高い。

・あ〜〜〜。めちゃくちゃ行きたいな。でもAぇのオリ劇全滅女としては不安で仕方ない。

・サンケイホールブリーゼに一度入ったからわかる。めちゃくちゃ近い。はちゃめちゃに近い。そんな箱で双眼鏡なんか持とうもんならもう目の前だよ。

・同行者登録いるらしいけど、そんなん置いといて何がなんでも行くと決めている。ひと会場1回は行く。絶対にだ…。グローブ座に、行きたい…。ブリーゼにも行く…。

・だから何がなんでもこのパートタイム・ジョブを完遂してお金を得ないとならんのだ。わたしは大晴くんと丈くんを目の前にしてどっちを見ればいいか困る現場に行きたいんだ。何回だって見たいんだ。お金があるなら全ステだってしたい気分だよ。だって出演者4人中2人が自担の公演だぞ。

・あとこれは完全に願望なんだけど、前回はちょくちょくゲストが来ていたので、今回も来るんじゃないかと踏んでいる。大橋くんが来て、かつその回引ければ、もう死んでもいいよね。自担が2人ともいる、推しコンビもいる(小島と大晴のいわゆるビバちぇだって大好きだし)。命日だろ。どうにか引きたい。この目で見たい。徳か金を積むしかない。

・でもってそんなプラスアルファの理想だけではなく、自担同士の絡みもまあかなり楽しみである。大晴くんと丈くんの関係について「丈くんは大晴くんの女装が結構好き」みたいな印象しかないけど。あとGame of Loveという曲の中で二人でハートを作っているやつ。「隠したハートは」という歌詞のところで、本来振りにないだろうハートを作っていた。どういう経緯で作ることになったの〜。かわいいが過ぎる。1回しかその場面を見ていないので、いつもやっているのかは知らない。

・でもハートを作るくらいだから(?)、交流は無じゃないに決まってるし、根拠はないけど丈くんは大晴くんのこと嫌いじゃないと思うんだよな〜。言及されてるかは知らないんだけど。ちょっと過去の絡みについてはちゃんと調べたい。

・そんなわけで今日のトップの画像は、告知動画で二人だけが画面に映ったターンの写真。愛!

・なんか知らんけど申し込みは来週の水曜まででビビっている。近い。あと日程がけっこう増えていた。あの頃より人気は増してるだろうが、あのメンバーより増えるんだ。

・ただ、申し込み日について若干悩んでいるところはある。大阪公演、2/17から2/28まであるんだけど、(大阪の)初日だったり結成日だったり土日祝だったりという人が増えそうなタイミングが多い。初日と結成日以外は2/19と2/25が平日。2/19はあすかなが2周年なのでおそらく確実に配信があるから、「さっき見た人の配信を聴く」やつができるかもしれない。行きたいけど、みんな同じことを考えるかもしれんし…。

・2/25はなんもないはず。みんな逆に狙うかな〜?

・こういうこと考えてる時がいちばん楽しい。旅行の予定を立ててる時間が楽しいのと一緒。とらぬ賃金の皮算用。とらぬチケットの皮算用。全て夢みたいに進めばいいのにな。

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