マーケット一言:米株反発を受け日本株続伸、引け後も植田日銀総裁の会見を受け円安、 日経平均先物高、【参考銘柄】半導体関連銘柄

公開日時:2024年9月20日17時12分

日経平均+1.5%、TOPIX+1.0%、東証グロース指数+0.6%と続伸しました。

TOPIXコア30指数が+1.4%と強く、今日も超大型株が強かったですが、中小型株は昨日上げ過ぎたところがあったのか、こちらは今日は元気があまりなかったです。

米FOMC結果発表(利下げ0.5%幅)の直後はニュースを消化しきれなかった米株市場は、一夜明けて落ち着いた昨夜に非常に強い動きで反応したため、日本株も昨日に続き上昇となりました。

米SOX指数が+4.3%と米半導体株が特に強く、日本でもレーザーテック+4.8%、ディスコ+2.4%、東京エレクトロン+5.3%となって日経平均を上へ引っ張りました。

日銀金融政策決定会合の結果発表後しばらくまでは非常に強かった銀行株は引けにかけてだれましたが、それでもセクター指数で+1.7%と強かったです。

日銀金融政策決定会合は予想通り政策金利変更なしとなりまして、15時半からの植田日銀総裁の会見で何を言うかの方が重要視されたため、会合結果を受けた場中の日本株への影響はほぼありませんでした。

先ほど終わった会見ではコメントごとにドル円がぶれましたが、今のところは円安方向、株高方向というところで落ち着いています。

9月末まではイベント的には買いの方が多いですし、27日の自民党総裁選挙前後で政策期待が高まれば、国内外のファンダメンタルズ投資家の買いも見込めます。

日経平均で38,000越えからは上値は重くなるでしょうが、強気で臨んでいく局面ですね。

【参考銘柄】半導体関連銘柄を一つ。
【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/20449/

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