【遊戯王】タリホー！するから懺悔せよ【コンボ紹介】
タリホー！という言葉は、獲物（標的）を見つけた時に使われる掛け声だそうです。
現代遊戯王において、もしタリホー！と叫べば一体どうなるだろう。
突如フィールドに超銀河眼が現れ、怒濤の三回攻撃の後、眼前の対戦相手はたちまち覚えのない様々な言いがかりに懺悔することになるであろう……。
※カジュアル寄りのコンボの紹介です。CSに持ち込んでデュエルに負けたり、自分が懺悔することになったとしても責任は負いかねます。
１．前置き
アルバスストーリー関連のカードの中で、今一つ冴えなかったスプリガンズに天恵が下ったのは2022年10月の話。
新規カードに《タリホー！スプリガンズ！》と《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》が追加されたことが事の始まりでした。
スプリガンズ魔法罠をサーチできるチャンピオンサルガスと、最大場にカードを3体展開するタリホー！スプリガンズ！により、場に大量のモンスターが陳列する新機軸が完成。
多くのスプリガンズ学者達は誰しも胸をときめかせ、思い思いに展開ルートを考えていました。
その完成形の１つが、先行で４妨害立てる方法。
この展開方法の詳細はXや動画サイトなどに多く載っているので、そちらのスプリガンズ学者達の研究発表をご確認いただきたい。
このコンボ、なんと《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》＋任意のスプリガンズモンスター1枚で再現可能。
2枚初動であり一見難易度が高そうに見えるものの、ゴールド・ゴルゴンダはテーマ内にサーチする手段が非常に豊富なので、そこまで困難ではないというのも高評価。
このコンボは、今まで先攻でやることがほぼ虚無であったスプリガンズに先攻の意義を与えてくれた素晴らしいものですが、今回本noteで提案するのは後攻でのタリホー！活用例になります。
２．カード紹介
実際のコンボを紹介する前に、先に必要になるカードを紹介します。
先にコンボ紹介を見てから、こっちに戻ってきてもらっても良いかと思います。
《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》
スプリガンズの必須カード。
②の効果でメリーメーカーを特殊召喚する役割。
②のコストはモンスターで無くても問題ないものの、スプリガンズモンスター達は墓地にいても共通効果があるので、モンスターを捨てられると◎
ちなみに、③の効果はスプリガンズ使いもしばしば忘れる。
《スプリガンズ・メリーメイカー》
ゴールドゴルゴンダで特殊召喚した後、①の効果でスプリガンズを墓地に送る。
ここで墓地に落とすモンスターはすぐに共通効果でメリーメイカーの素材にするので、ブラザーズを落とさなくてもOK。
タリホー！でのサーチと加え、タリホー発動後にレベル４モンスターが2体、レベル８モンスターが1体場に残る状況を作りたいので、逆算して墓地に送りましょう。
《ギガンティック“チャンピオン”サルガス》
メリーメイカーに墓地のスプリガンズを搭乗させた後、メリーメイカーの上に重ねてX召喚を行います。
タリホー！スプリガンズをサーチするのが役割。
タリホー！発動後に②で邪魔なカードを除去できるのも◎
《タリホー！スプリガンズ！》
スプリガンズだから許された爆アド展開カード。
これでレベル４スプリガンズを2体、レベル８スプリガンズを1体場に供給します。
《銀河光子竜》
このカードが本コンボの肝になるカードです。
タリホー！で供給したスプリガンズからX召喚をします。
強力なのは②の効果。展開に有効な「フォトン」や「ギャラクシー」カードは誓約がつくものが非常に多く、スプリガンズで使うには苦労しますが、一枚だけうまいことすり抜けられるカードがありました。
それがこの男。
《フォトン・バニッシャー》
銀河光子竜からサーチ、その後自身を特殊召喚して銀河眼の光子竜をサーチ。
さらに銀河光子竜とバニッシャーをリリースして銀河眼の光子竜を特殊召喚できます。
《CNo.62 超銀河眼の光子龍皇》
展開の終着点にあたるフィニッシャーです。
今回の展開では素材に銀河眼の光子竜を含んでいるため、②の効果が適用されます。
ここまで展開を許されてるなら今更妨害されることは少ないと思うのですが、戦闘時に効果を持つモンスターや罠をすり抜けてタコ殴りにするのに有効です。
３．コンボ紹介
①：大砂海ゴールド・ゴルゴンダの効果でスプリガンズ（墓地にスプリガンズモンスターがいない限り、モンスターを捨てること）を捨てて効果発動
②：スプリガンズ・メリーメイカーを特殊召喚
③：メリーメイカーの効果で、スプリガンズモンスターを墓地に
④：①②で墓地に送られたスプリガンズ達を、共通効果でメリーメイカーの素材にする
⑤：メリーメイカーの上にチャンピオンサルガスを重ねる。
⑥：チャンピオンサルガスの効果でタリホー！スプリガンズをサーチ
⑦：チャンピオンサルガスの素材を３つ使い、タリホー！を発動。スプリガンズを3体特殊召喚。
※この時、レベル４スプリガンズを2体、レベル８スプリガンズを1体特殊召喚する。
※また、チャンピオンサルガスの効果で1枚除去も可能
この時点で、場には3体のスプリガンズとチャンピオンサルガスが残ります。
⑧レベル４スプリガンズ2体で銀河光子竜をX召喚
⑨銀河光子竜の効果でフォトン・バニッシャーをサーチ。自身の効果でバニッシャーを特殊召喚
⑩バニッシャーの効果で銀河眼の光子竜をサーチ
⑪銀河光子竜とバニッシャーをリリースし、銀河眼の光子竜を特殊召喚
⑫銀河眼の光子竜とレベル８スプリガンズで銀河眼の光子竜皇をX召喚
⑬超銀河眼の光子龍皇を重ねてX召喚
長々と展開をした後は、耐性をもった光子龍皇（ATK5600）でモンスターに3回殴るだけです。
展開途中で出したチャンピオンサルガスも場に残っているので、相手の場ががら空きの場合は2体でダイレクトアタックしても相手のライフを０に出来ます。（でも相手の場ががら空きならここまでやらなくてもよくない？）
４．最後に
このコンボはメインデッキにバニッシャーと銀河眼の光子竜の2枚、EXに銀河光子竜、No.62とCNo.62の計5枚で完成するので、デッキを圧迫しない所が非常に美しいポイントです。そうかな？
タリホー！で3枚モンスターを場に出せれば成功するので、スプリガンズを使うのであれば検討しても良いコンボではないかと考えます。
万が一バニッシャーや光子竜を素引きしたとしても、スプリガンズには手札入替効果を持つ《スプリガンズ・キット》がいるのも強みでもあります。
問題は、キットでサーチしたい烙印カードが特に無いという点ですが。
攻撃表示のモンスターが並んでいる場合には滅法強いのですが、その反面、守備モンスターが複数並んでいると当然ワンショットが出来ません。
《銀河眼の残光竜》をORUに出来る方法もかなり試行錯誤したのですが、サーチと特殊召喚の両立が難しく、現状では不採用です。
何か新案が思いつき次第、また記事にします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？