【遊戯王】デッキをめくる射倖心!蠱惑魔式時空ガチャ【デッキ紹介】
めちゃくちゃ今更な話ですが、遊戯王25周年記念の東京ドームイベント、めっちゃ良かったですね!
わたしは日曜日に参加していたのですが、舞台も展示も諸々とても大満足でした。
やっぱり声優イベント直接聞けたのはとてもよかったな~!
プロモーションパックも珍しいカードがあって面白いと思ったのですが、今回紹介するのは同パックに収録された《タイム・ディメンションホール》を中心としたデッキになります。
シンプルな効果で、運が良ければモンスターを特殊召喚出来ると書いてます。
あちこちで擦られていますが、これも立派な「ホール」罠カードなので、蠱惑魔達の恩恵を受けることが出来ます。
特に噛み合いが良いのがフレシアの蠱惑魔。効果③で無理やりタイム・ディメンションホールの起動を狙います。
タイム・ディメンションホールは往復2回発動出来るので、どちらの番に出しても仕事をしてくれそうなカードをギミックとして入れていきます。
1.デッキ紹介
2.コンセプト紹介
運によって戦うデッキなので、例によってアドリブ色の濃いデッキになります。
デッキとしてのコンセプト
タイム・ディメンションホールを軸とした都合、似たようなデッキトップをめくる、墓地に送るカードを混ぜるとコンセプトが一貫しそうだなと思いました。
このデッキの主軸として採用したのが、タイム・ディメンションホールを発動するための【蟲惑魔】に加え、デッキをめくるコンセプトが近しい【ティアラメンツ】と《森羅の守神アルセイ》になります。
上述の通りホール罠であることを利用して、初動を蟲惑魔側に寄せました。
特にティオを特殊召喚すると、何度でもタイム・ディメンションホールを再利用できる点もGOOD。
その他、トリオン(や、一応プティカ)も特殊召喚時に効果を発動できるので、噛み合い良しということで厚めに採用しました。
ティアラメンツは言うまでも無く強力で、デッキトップを墓地に送る行為がタイム・ディメンションホールと近めのコンセプトです。
そこから出力される融合体も申し分なしであり、特に《ティアラメンツ・シェイレーン》は何の条件もなく場に出られるレベル4ということでX素材としても完璧です。
《森羅の守神アルセイ》は、同じくデッキトップをめくって何かをするモンスターであり、植物族である点についてもキノの制約下でもX召喚が出来るので、安心です。
効果①はタイム・ディメンションホールのようなデッキガチャ効果。
当てに行ってもいいし、あえて外しにいってもいいし、面白い効果のモンスターだなと思って主軸としています。
このカードの優秀なポイントは、①を発動することにはX素材が必要無い事。生き延びればその分追いガチャが出来ます。
②の効果はティアラメンツなどでも誘発できるので、状況によっては相手のターンでも除去が出来ることの2点です。
また、タイム・ディメンションホールと違って、ガチャ時にデッキカットが不要(でも活かせない)、外した場合は墓地に送る効果になります。
墓地に送っておいた方が良いカードも多々あるので、ガンガン使っていきましょう。
アルセイで宣言するカードは《おろかな埋葬》のようなサーチ不可な汎用カードを宣言しておくのが体感良い気がします。(特に魔法・罠)
パラサイト・フュージョナーやヘレボラス、ゴルゴンダなど、モンスターは墓地に送っておきたいです。
ガチャのレアリティ
UR:《アルバスの落胤》《ティアラメンツ・レイノハート》
SSR:《パラサイト・フュージョナー》《導きの聖女クエム》《グランドタスク・ドラゴン》
SR:《六花精ヘレボラス》《赫の聖女カルテシア》《ティアラメンツ・メイルゥ》
R:《トリオンの蠱惑魔》《ティオの蠱惑魔》《プティカの蠱惑魔》
N:その他のモンスター
ハズレ:魔法罠、うららとG
各カードについてはカード紹介にて!
3.カード紹介
展開に使う基本カード
《タイム・ディメンションホール》
デッキのコンセプトになるカードです。
このカードでガチャをすることによって、アドバンテージを稼いでいきます。
デッキトップをめくる前にシャッフルの処理が入るので、デッキトップ操作は無意味になります。
めくったカードが特殊召喚出来ない場合、デッキトップかボトムに戻す処理もあることは覚えておきましょう。
・ティアラメンツ関係
特に説明不要。
レベル4・8はX素材に使えるという点は意識します。
魔法罠の採用に関しては、言うまでも無く強いペルレイノと、ホールティアの蠱惑魔のコストに使えるカードであるメタノイズとトリヴィカルマのみ採用です。
トリヴィカルマはサーチ先が狭すぎるので、メタノイズを増やすかトリヴィカルマの採用を諦めるかは悩みどころ。
・蟲惑魔関係
《ランカの蟲惑魔》
このデッキにおける単体初動です。
キノをサーチすることで、フレシアのX召喚が可能になります。
効果③は虚無です。
《キノの蟲惑魔》
ランカの筆頭サーチ先です。
効果①で手札から特殊召喚できますが、EX縛りが発生します。
発動後の縛りなので、他の展開を絡める場合は後回しにしましょう。
純蟲惑魔ほどセットを多用しないので、効果③の効力は控えめ。
《トリオンの蟲惑魔》
ホールティアの蠱惑魔のサーチを狙います。
サーチしたホールティアの蠱惑魔をすぐ発動するためにはコストが必要になるのがネックですが、コストがある場合は展開がちょっと上振れます。
また、特殊召喚しただけでもアドバンテージが稼げるので出し得カードです。
《プティカの蟲惑魔》
こちらも他の蟲惑魔が手札に必要ですが、自身でサーチする蠱惑の園を経由することでランク4が成立します。
効果②で一時的に相手のモンスターを除去することが出来ますが、なんと帰還させるわけではなく、除外されているモンスターならなんでも特殊召喚させてしまいます。
おそらくは再び落とし穴に嵌めるための効果ですが、落とし穴をまともに採用しないデッキでは邪魔になりうるので、使うにしても気を付けておきましょう。
《ティオの蟲惑魔》
効果①は初動になりませんが、トリオンを吊り上げるとそのまま魔法罠破壊効果の発動も狙えます。
最大のポイントはホールを再セットする効果②で、これでタイム・ディメンションホールの発動機会を増やします。
ガチャの連コイン担当です。
《蠱惑の園》
いずれも有用な3つの効果を持っています。
蟲惑魔を含め、アルセイなど昆虫・植物が混在しているデッキであり、かつそれらは場に長く残っているとアドバンテージに繋げられるので戦闘耐性が非常にありがたいです。
効果①は主にランク4を作る時に。効果③はティオを蘇生するために使いたいのですが、場のモンスターを除外しないといけないのが厳しい所。
《ホールティアの蠱惑魔》
ホールでもあり蟲惑魔でもある贅沢な罠モンスター。
効果②でティオを蘇生、タイム・ディメンションホールを再セットが主な動きです。
クロノダイバー・リダンの素材にしてもおいしい。
《覇邪大公ゴルゴンダ》
ランク8の素材用。
《おろかな埋葬》
ティアラメンツを落としても良し、パラサイト・フュージョナーやアルバスを落としても良し。
あるいはティオをあらかじめこのカードで墓地に落としても良いでしょう。
1枚で状況を激変させるのは難しいですが、採用しない理由も無い優秀なカードです。
《烙印追放》
このデッキで採用している融合モンスターを基本的に全部蘇生できます。
しかもその後条件が整っていれば超融合も出来ます。
アルバスかパラサイト・フュージョナーあたりが場に残っている偶然があればねらい目。
烙印竜アルビオンでセットするカードの筆頭です。ホールティアのコストになれるという点で、他の烙印よりも一歩秀でていると思っての採用。
・誘発セット
護身用。基本的に確定で用意出来る妨害が無いので、さすがに採用。
ただし採用すればするほどディメンションホールのハズレが増えるのは悩ましい所。
めくって楽しいカード
《パラサイト・フュージョナー》
特殊召喚時に融合するカード。
今回のデッキでは烙印竜、ルルカロスが狙い目。
特殊召喚手段はタイム・ディメンションホールのみなので、活用を積極化するにしてもティアラメンツ側に寄りがちです。
《アルバスの落胤》
おなじみ生きた超融合。ガチャの大当たり枠です。
いつ特殊召喚できるか分からないので、手札コストはあらかじめ用意しておきたいですね。
《赫の聖女カルテシア》
融合先は控えめですが、中途半端に余ってしまったモンスターを処理したり、チューナーとしての運用が出来る点で優秀です。
《導きの聖女クエム》
特に説明不要。この一枚から遠回りでアルバスを経由できます。
《グランドタスク・ドラゴン》
タイム・ディメンションホールで出したいカード。
特殊召喚時に2枚破壊と嬉しいです。
レベル8なのでアルセイのX素材にする仕事もあります。
素引きしてもアドバンス召喚さえすれば効果は一応発動できますが…。
《六花精ヘレボラス》
タイム・ディメンションホールで出したいカード。
自身だけで効果①を完結させられるので、ぽんと出てくる妨害のようなものです。ぽんとは出んだろ
墓地にいても自身の効果で蘇生出来るのが優秀で、効果①の起動のために場に残しても良いし、アルセイのX素材にしても良いので文句なしです。
蟲惑魔達の半分くらいが植物なので、特殊召喚のためのコストもそこまで重く感じません。
EXデッキについて
《森羅の守神アルセイ》
タイム・ディメンションホールに次ぐこのデッキの軸です。
デッキ内のレベル8が、ゴルゴンダ、グランドタスク、ヘレボラス、烙印竜、ルルカロス、ディアボランティス、ドラゴスタペリアしかいないので、出すには少し工夫が必要です。
出すのは大変ですが、出るとめちゃくちゃ面白くなります。
だいたいは上述の通りですが、TIPSとして一つ。
タイム・ディメンションホールで外した場合はデッキトップかデッキボトムにカードを戻せるので、トップに戻した後アルセイで宣言するとドローが確定できます。
・ティアラメンツ2種
特記することは特になし。
デッキの内容的にもカレイドハートの①は自身が特殊召喚に成功した場合でしか発動し辛いです。
《魔螂ディアボランティス》
聖女達+レベル4でのシンクロ。
パラサイト・フュージョナーを墓地に送るのが基本ですが、状況次第では蠱惑魔を落とすことも。
パラサイト・フュージョナーを墓地に送っておくと、ティアラメンツが墓地に落ちたときに上振れになります。
《捕食植物ドラゴスタペリア》
ティアラメンツでおなじみの顔ぶれ。
・烙印竜達
アルバスの落胤の融合先です。馴染みの顔ぶれなので特にコメントなし。
効果使用後はランク8の素材に積極的にしていきます。
パラサイト・フュージョナーでも出せるのはポイント。
ガチャの成功率を高める為にも烙印追放はさっさとセットしておきたく、可能な限りルベリオンよりもアルビオンを先出ししたい。
《赫焉竜グランギニョル》
メインデッキの多くを占める蟲惑魔が地属性であるため、融合召喚がちょっと大変です。
効果①の光・闇レベル6以上を墓地に送る効果はこのデッキではやや無用。
狙いたいのは烙印竜アルビオンくらいなので、無理に使わなくてもいいでしょう。
タイム・ディメンションホールと相性が良いカードという点で色々考えたのですが、積極的に墓地に送りたいカードは見つかりませんでした。
《クロノダイバー・リダン》
ティアラメンツ、蠱惑魔共に相性が良い汎用ランク4。
特に説明不要の強さ。
ホールティアとシェイレーンを素材にしていた場合、犯罪です。
相手のデッキの上からカードをX素材にする効果も、ガチャと言えないことはない。
《セラの蟲惑魔》
一枚で無限にアドを稼ぐ蟲惑魔。
ホールの採用を渋っている都合上、本来の強さは発揮し辛いかも。
とはいえ蟲惑魔を特殊召喚する効果は強力なので狙っていきたい。
デッキのタイム・ディメンションホールを出し切ってしまうとフレシアで発動出来なくなってしまうので、効果③は無難にホールティアをセットするのがオススメ。
《フレシアの蠱惑魔》
基本的にはこのカードのX召喚を迅速に狙っていきます。
あとはタイム・ディメンションホールで遊びましょう。
フレシア以外の蠱惑魔を戦闘・効果破壊と対象から守る効果は忘れがちなので、しっかり覚えておきましょう。
《シトリスの蟲惑魔》
効果②で蟲惑魔のリソースを回し続けます。
効果③で地味な嫌がらせも可能。
ただ、あくまで蟲惑魔は初動としてしか参照にしないデッキなので、EX枠がカツカツな場合は別のモンスターにしてもよさそう……。
《アロメルスの蟲惑魔》
場に余った適当なレベル4をまとめて素材にすることで場を空けられるXモンスター。
効果②でティオを蘇生することで、タイム・ディメンションホールの再セットを狙います。
効果③も除去方法を別に用意する必要はありますが、面白い効果。
ちなみに効果②は選んで蘇生なので、発動時に墓地に送ったX素材も蘇生出来ます。
4.コンボ・展開例
かなりアドリブ色の強いデッキなので特にコンボや展開はありませんが、とにかく最速でフレシアの蟲惑魔をフィールドに用意します。
ランク4を場に立てるパターンはざっと以下の通り。
ティアラメンツ・シェイレーン+レベル4
プティカの蟲惑魔+他の蟲惑魔
トリオンの蟲惑魔+罠
蠱惑の園+蟲惑魔×2
キノの蟲惑魔+蟲惑魔
ランカの蟲惑魔(1枚初動)
ホールティアの蟲惑魔+罠+レベル4
アルバスの落胤or導きの聖女クエム+赫の聖女カルテシア
どれも動きとしてはそんなに大して説明する程ではありませんが、この中でランカの蟲惑魔以外は2枚初動を要求します。
また、展開の中でキノの蟲惑魔を経由してしまうと、EXに種族縛りが発生してしまいます。
あとはタイム・ディメンションホールでノーマルガチャ。ランク8が成立すればアルセイを含めてプレミアムガチャをします。
5.終わりに
運ゲーというのは得てして対面であれば盛り上がります。
ポケモンでもオンライン対戦中の急所や、マスターデュエルでもランダム系の判定で上振れを喰らうとめちゃくちゃイラッとしますが、いざ対面であるとなんだか笑っちゃうこともあるんですよね。
そういう意味でもカジュアルに使うデッキとしては、ほどほどに楽しく遊べる良いデッキになったのではないでしょうか。
有料部分ではこのデッキの弱点・課題と、他のガチャ候補になっていたカードを掲載しています。
ご支援いただけましたら幸いです!
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