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宮本優太選手という最高の選手について。

宮本優太。
流通経済大学4年生。来季より浦和レッズに内定が決定している。
浦和サポーターの皆さんを始め、多くの方に彼の存在は知れ渡っていると思う。
彼は僕のアイドルだ。
今まで高校サッカーを見てきた中で1位2位を争うレベルの。
そんな彼について、浦和サポーターの方に少しでも知って貰いたい。
ただのファンの独り言ですが聞いてもらえたら幸いです。

高校時代

選手権決勝後の宮本優太

彼は流経大柏のキャプテンを努めていた。
前年度キャプテンは関大和。
誰よりも熱く、チームメイトから愛されたキャプテンだった。
そんな偉大なキャプテンの後を継ぐ。簡単なことではない。
だが宮本優太は関大和に勝るとも劣らない流経大柏史上最高のキャプテンとなった。
2017年の流経大柏はとても個性的で、強いチームだった。
事実ルーキーリーグを無敗で制し、3年時には
インターハイを獲り、選手権でも夏冬連覇まであと少しの準優勝まで行った。
ただ、その強いチームも、初めは決定的な何かが足りなかった。
2年時にはプリンスリーグへの降格を味わい、1年でのプレミア復帰を誓って挑んだプリンス関東では宮本優太の負傷離脱も響き、前半の9試合で僅か2勝しか挙げられなかった。
しかし、そんな中でも復帰した宮本君は誰よりも走り、誰よりも粘り強い守備をする。
翌年主将となった左部君はとにかく叫ぶキャプテンだったが、宮本優太は背中で見せるキャプテンだった。
何も言わずとも誰しもが彼のそんな姿を尊敬し、彼を疑うことなくついていった。
結果チームは後半戦を7勝1敗1分。最終的に2位で切り抜け、1年でのプレミア復帰を果たした。
そしてインターハイ、選手権では前述の通りだ。
その中心にいたのは間違いなく宮本優太だった。
チームが団結し、全国トップレベルのチームになったのは紛れもなく彼の努力の賜物だった。
選手権では怪物CBの関川や徹底マンマークを遂行した三本木らが話題となった。もちろん彼らは素晴らしい選手だったし、僕も彼らに魅了された一人だ。しかし僕はいつだって宮本優太を見ていた。彼こそがMVPで、彼が流経大柏を強くさせた。そう本気で思っている。

前橋育英との選手権決勝のハイライト。
もし見たことがない人は一度見てほしい。
https://youtu.be/AWh_G2WYn-c

大学時代

キャプテンマークを巻くこともあった宮本君

大学時代は、高校時代のように深くは追えてはいない。
ただ宮本君が流経大に行くまではほとんど見ていなかった大学サッカーも少し気にするようになった。彼がどんなプレーをしているのか。
活躍しているのか。気にかけるようになった。
そもそも彼は高卒でプロに行くと思っていた。
それは本人もそう思っていたようで、そこで一つ挫折を味わったという。
しかしそれは絶望ではなかった。
大学でより成熟した選手になろうというポジティブなものだった。
大学でのターニングポイントは本人が繰り返し語るように曹貴裁コーチとの出会いだろう。
曹さんの指導のお陰で抱えていた悩み、自分自身に対する疑念、全てが好転したという。
恩人と語る曹貴裁コーチと出会ったことでまた更に1段階上の選手へと成長した。
大学では絶望と歓喜を共に味わった。
まずは2年時に味わった2部降格。
そして1年での1部復帰。更に昇格後即優勝。
アミノバイタルカップの優勝まで達成した。
キジェさんへの恩返しをと燃える選手達が見せた意地だった。
その戦いぶりは美しく、見る物を虜にさせた。
そこでも宮本優太は主力として活躍し、名門の久しぶりのタイトルに大きく貢献した。

長友選手との関係

長友選手の1万円企画時の写真(本人のTwitterより)

皆さんは長友選手の1万円企画というものを覚えているだろうか。
長友選手が1万円を払ってW杯優勝を本気で目指す選手に指導するというものだ。
これはどのくらいの人が知っているのか分からないが、これに当選したのが宮本優太だ。
プロのトレーニングを肌で感じ、結果で恩返しすることを誓った。
そして長友選手のような選手になることも。

最後に

ここまで読んでくれた方。
こんなただのファンの拙い文章を読んでくれる
なんてあなたは物好きな人ですね笑。
冗談です。ありがとうございました。
少しでも宮本優太という選手について知っていただけたのなら幸いです。
「臥薪嘗胆」
目的を達成するために苦心し、努力を重ねること。彼にぴったりの言葉です。
高校と大学で2度の降格を味わった彼はこの言葉のように1部復帰、そしてその先にある未来に向けて誰よりも努力してきました。
こんな知ったような口をきいている僕もただ宮本優太を愛す一人のファンです。もちろん全てを知っている訳ではありません。
ですから、皆さん一緒に宮本優太が日本を代表する選手になる過程を見守っていきましょう。
そしていつか彼が日本中のファンから愛される
キャプテンになることを夢見て。



P.S.
宮本優太選手並びに関係者の方々ただのファンが勝手にこのような記事を掲載したことどうかお許しください。