能代工業高校が校名を変更!能代科学技術高校へ 〜能代工業出身選手紹介〜
どーも、わたぼーる だいち です。
今日もパワフルにバスケ情報をお届けします。
アメリカでは、NBAシーズンの第二幕へ参戦する選手たちが続々とフロリダのバブルへ集結しています。
その前に、チームごとの練習風景をまとめた記事を先週書いたので、気になる方はどうぞ。
今度フロリダの様子を書いた記事も書こうと思っているので、お楽しみを。
で、本日はNBAの話題ではなくてですね、日本のバスケに関する話題なんです。
先日、バスケの強豪校として知られる秋田県の「能代工業高校」が、校名を来春から「能代科学技術高校」へ変更すると発表しました。
本日はその話題についてと、能代工業出身のBリーグ選手を合わせて紹介していこうと思います。
では、参りましょう。
「能代工」の名が消える。「能代科学技術高」へ校名を変更!
7月7日、バスケの名門校として知られる秋田県の「能代工業高校」の校名がなくなることが決定した。
来春から能代工と能代西が統合されるので、それに伴っての校名変更となっている。
来春からは、「能代科学技術高校」として新たな校名と共に、新たな歴史を作っていくこととなった。
高校バスケットボール界の名門の能代工業。全国制覇58回を成し遂げているそんな輝かしい功績を見てみましょう。
【能代工業バスケットボール部の功績】
・全国タイトル 計58回 (全国高校最多)
インターハイ 優勝 22回 (1993年から6連覇達成)
ウィンターカップ 優勝 20回 (1995年から4連覇達成)
国体 優勝 16回
年間3冠 9度達成
輝かし過ぎますね (笑)
しかし、日本一は2007年の秋田国体が最後となっている。
新校名「能代科学技術高校」を新たにバスケの名門校として名を全国へ轟かせることはできるのでしょうか。楽しみですね。
また、能代工業高校は高校バスケットボールを題材とした漫画『SLAM DUNK』(井上雄彦)に登場する「山王工業高校」のモデルとされている。
B1リーグで活躍する能代工業OBの選手紹介!
さて、現在B1リーグでプレーする能代工業高校出身のプレイヤーをここでは紹介していきたいと思います。
現在B1リーグのチームに所属している能代工業高校のOBは6名います。
その6名を紹介します。
それでは、早速一人目の紹介です。
【田臥勇太】(宇都宮ブレックス)
まず「能代工業高校出身の選手は?」と聞かれて、真っ先に頭に思い浮かぶ選手といえば、この選手ではないでしょうか。
言わずと知れた日本人初のNBAプレーヤー。2004年にNBAフェニックス・サンズと契約し、開幕戦含む4試合に出場した (プレー時間合計17分、7得点3アシスト)、日本のバスケのパイオニアと言っても過言ではないだろう。
能代工業では1996年から1998年にかけて中心選手として活躍をし、インターハイ、国体、ウィンターカップをそれぞれ3連覇し、高校9冠を果たした。
2002年5月にトヨタ自動車アルバルクに入団し、JBL新人王を受賞。2008年8月にリンク栃木ブレックス(現宇都宮)に入団し、現在も在籍している。
現在田臥は、昨シーズンに左膝半月板の損傷で長期離脱となっている。来シーズンには復帰して、再び彼のプレーが見られることを期待しましょう。
【内海慎吾】(京都ハンナリーズ)
父、内海知秀(現日立ハイテククーガーズHC)も能代工業OBで、母親は大妻高校時代に高校3冠を果たした経歴を持つバスケ一家。
能代工業では、1年次からインターハイ優勝を経験し、2年時にはインターハイに加えてウインターカップも制覇した。
卒業後は東海大学に進学。
2007年の天皇杯では竹内譲次(アルバルク東京)らとともに学生チームとしては21年ぶりとなるベスト4進出の快挙を果たす。
その後は三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、和歌山トライアンズを経て、現在は京都でプレー。
彼の持ち味は、正確な3Pシュート!
【長谷川技】(川崎ブレイブサンダース)
能代工業では、一年次から活躍をし、最高学年となった2007年にはインターハイと国体の2冠を達成した。
次で紹介する満原と同学年で、共にプレーをしていた。
9年ぶりの3冠を目指して臨んだウインターカップでは、準決勝で辻直人(川崎)や比江島慎(宇都宮)擁する洛南高校(京都府)と対戦。試合中に満原(下記紹介)が負傷退場するアクシデントもあり、72-102で敗れた。
高校卒業後、長谷川は拓殖大学を経て東芝(現川崎)に入団し、現在も在籍している。
【満原優樹】(琉球ゴールデンキングス)
先ほど紹介した長谷川技と同学年の満原。9年ぶりの3冠を目指して臨んだウインターカップでは、準決勝で試合中に負傷し退場するアクシデントもあり、残念ながら試合に破れている。
卒業後は東海大学から日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)に入団し、2019-20シーズンからは琉球でプレーしている。
ゴール下でも外からでも攻撃範囲が広い選手。
【長谷川暢】(秋田ノーザンハピネッツ)
1、2年次は全国大会で上位進出を果たせず、主将として臨んだ2年次の新人大会では、実に46年ぶりに県大会で敗戦するなど苦境を経験した。
しかし、3年次のウインターカップでは、準々決勝で同年のインターハイ王者である福岡大学附属大濠高校(福岡県)に敗れるも、チームの7年ぶりとなるベスト8進出に貢献。
卒業後は、早稲田大学在学中に青森ワッツや秋田ノーザンハピネッツで特別指定選手としてプレー。
2019-20シーズンには正式に秋田と契約し、35試合に出場した。
鋭いドライブからのシュートやアシストと多彩な動きで相手を翻弄する。
【盛實海翔】(サンロッカーズ渋谷)
能代工業では、2年次から試合に絡みはじめ、3年次にはキャプテンに就任。最後のウインターカップでは、準決勝で平岩玄(アルバルク東京)を擁する土浦日本大学高校(茨城県)に敗れるも、3位入賞を果たして“名門復活”を印象付けた。
自身も大会ベスト5に選ばれた。
卒業後は、専修大学へ進学。3年次、4年次と2年続けて特別指定選手としてSR渋谷に入団。2020-21シーズンからは正式に契約を結び、同クラブでプレーすることとなった。
スペースをよく見ていて、空いた選手に良いタイミングでパスができる視野の広さが特徴。
以上、B1リーグで活躍している能代工業OBの紹介でした。
まとめ
田臥勇太の現れで、日本バスケが一段階ステージが上がり、それが今や八村塁や渡邊雄太、馬場雄大などの海外で活躍する日本人バスケ選手が出てくるようになった。
それだけ能代という言葉は日本バスケット界にとっては大きな印象を与えている。
校名が変わったとしても、能代工業の歴史は語り継がれるし、新たな校名でまたバスケの名門としてその名を全国に知らしめるであろう。
では、また次回!
第92回 バスケット豆知識
さて、バスケット豆知識の時間です。
私が個人的にバスケットの豆知識や面白いと思ったことを紹介するコーナーです。
今回は、第87回 バスケット豆知識で紹介したザイオン・ウィリアムソンのバスケットボールカードがオークションで高額で落札されたという話題に関連したものです。
今回、オークションで高額落札されたバスケットボールカードの選手は、、、
バスケ界のキングこと、"レブロン・ジェームズ" です。
なんとレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)のルーキーイヤーのカードに1億400万円の値がついたのです。
デビューイヤーに着用したクリーブランド・キャバリアーズのジャージの一部と直筆サインのある、最高レアリティのものとなっている。
発行枚数がわずか23枚と、希少価値がとにかく高い。
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