白猫はゲームと共に
初めてやったゲームはポケモンの銀版
友人に渡されたゲームボーイカラー
ゲームに映るルギア
ゲームの中で投げるモンスターボール
夢中でAボタンを連打した
亡くなった祖父が買ってくれたクリアブルーのゲームボーイカラー
ソフトはポケモンの金版
草むらを駆け回る主人公とそれを見つめて輝く目
次はどんなポケモンに会えるのだろう
期待に胸を踊らせてただひたすらに小さな画面に向き合った
初めてやったオンラインゲームはメイプルストーリー
小さな自分の分身が広い世界を旅して回る
友人の分身と協力して強い敵と戦う
選んだ職業は弓使い
選んだ理由は使う人が少なかったから
射程距離とか分からないから弓本体で殴ってたっけ
やがて来るモンハンの波
僕は少し遅れて波に乗る
周りの人より下手くそで僕はキャンプで1人お留守番
狩猟笛が来てからは戦う仲間の傍らで
笛をピーピー吹いてひたすら映る「回復(微)」
自称「演奏家」それはそれで楽しくてみんなも楽しんでくれた
父親から譲り受けたゲームPC
それは世界の幅が広がった
ちょうどニコ生の最盛期で好きな実況者はパンサル
自分もやってみたくって友人に教わって買ったマインクラフト
大将みたいになりたくて思い思いに量産する建物
豆腐建築でも自分達で作り上げるってのはいいもんだ
夢中になったFPSゲーム
顔も知らないゲーム仲間と顔も知らない相手チーム
夢中で励むゲームの練習
師匠と呼べるクランマスターからグレネードの使い方を教わった
初めてグレネードキル取れた時は嬉しかったなぁ
時代は進みスマホの時代
大学の友人や先輩巻き込んでリリース当初からやってた白猫
名前の白猫はここから勝手に頂いたもの
パズドラもモンストもやってたけど
白猫プロジェクトだけは毎日やってた
大学の広いラウンジのすみっこでワイワイやってた
キャラのことで喧嘩もしたっけ…今となってはいい思い出
因みに僕はシャルロット推し…って事でテキトーによろしく
そして大人になった今も僕はゲームをしてる
共通点はただひとつ仲間と共に遊ぶこと
操作もルールも複雑化して練習とか学ぶ事とか必要だけど
仲間がいるから楽しくてそれがゲームだと思う
僕らはそれを勝ち負けとかに踊らされて忘れてしまうこともある
勝って嬉しい負けて悔しい上手くいかなくて苦しいでも遊んで楽しい
そんな感情が渦巻く子どもに帰れる場所それもゲームだと思う
上手くなればなるほど楽しいってのもまたゲームだとも思う
そんなゲームの多面性に振り回されながらも原点だけは見失わないように
「自分もみんなも楽しい」にフォーカスを置いて
白猫は今日も色んなゲームをするのである
だから僕はゲームが楽しくてゲームが大好きなのだ
まぁひとり遊びも嫌いじゃないんだけどね
色んな側面を持つ周りからすると得体の知れない人
多分それが自分なんだろうな
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