自己コントロール感と幸福

「自分は物事をコントロールできる」、という感覚を自己コントロール感と言いますが、この「コントロールできる」という感覚がストレスを減らしたり、幸福感に寄与するという事が実証されています。

たとえば、ロックフェラー大学の騒音（爆音）実験

ハーバードの人気心理学講義に学ぶ「自分」との付き合い方

実験の詳細はURLをご覧いただければと思いますが、爆音のタイミングを知っていることや、爆音を止められるという「コントロール感」が、ストレスの低減につながっていたとのこと。

こちらでは老人ホームでの実験、攻撃性の実験について解説されています。

コントロール感の効用と幻想 | 人材・組織開発の最新記事（コラム・調査など） | リクルートマネジメントソリューションズ

実験の詳細はURLをご覧いただければと思いますが、様々な選択をできたご老人のグループがより活動性が増し、健康もより改善が見られたとのこと。コントロール感を得られたことで他者に対する攻撃性も下がったそうです。

また、子育てに最も必要なことは「コントロール感」を身に着けさせることだとするベストセラーがあります。

脳科学が説く幸福な子育ての鉄則　コントロール感とは｜ブック｜NIKKEI STYLE

自己コントロール感が高まると、確かに人生変わると思います。
ただ、自己コントロール感といっても、コントロールできる対象は様々だと思います。
明日は何をコントロールするかについて少し書いてみようと思います。