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人生の幸せと昨日の幸せ

昨日、ロシアがウクライナを侵攻しましたね。
政治についてはここでは論じたくないので、どう転んでも早く終わって多くの人が命を落とすことがないことを祈っています。

先日、こちらのデンマークの幸福研究家の本が面白そうだったので早速ぽちったと書きました。

昨日届き、さっそく読んでみました。
なるほどなるほど、と感じることが多かったのですが、先日東工大神田先生コラムに書いてあった「事例としてデンマークは長期的幸福感は最高に近いけど、短期的幸福感は最低に近い」について本書を紐解いてみると、

・世界幸福度調査だとデンマークは1位(2012,2013)
・「昨日、1日の大半、幸福と感じていましたか?」だとデンマークは102位(最新)

と書いてあり。詳細なソースが書いておらず。
そして、今朝僕の旅路が始まりました。

30分くらいいろいろ調べてみて、ようやく出元が判明。

World Happiness Reportの2012年版でした。
こちらでは、確かに

・人生満足尺度でデンマークは世界2位(1位はプエルトリコ)
・昨日の幸福度でデンマークは世界102位(1位はアイルランド、2位がタイ)

となってました。

で、この本の著者の方の見解は、

・言葉の違いが原因ではないか

ということ。

英語のhappinessとデンマーク語のlykkeligは感情強度が違って、デンマークの方が強い。
だから1日の大半 lykkelig だったか問われると、「いやそんなことはない」になるんじゃないかという考察でした。

これを見てふと思ったのは、Happinessと幸せも実は強度に差があるのかなぁと。

ふと思ったのは、各国で主観的な幸福を問う際の「幸福」という言葉から何をイメージしますか?という問いを世界中で行って、その違いを見れば何か気づきが得られるのではないだろうか?

そんなことを思いつつ、仕事前の時間は時間切れになりましたw


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