【人狼】対面GMの所作
GMで得た知見を遺しておくことにしました。主に自分宛の側面が大きいです。
尚、まだまだ発展 改良の余地があるので今後 変わる可能性があります。
◆基本手順
先ず手順の確認から。
前提は以下の手順に沿って進め、例外部分を変えることで必要な手続きを築きます。
建村→配役→0夜目→朝→昼→夕→夜→朝→…→決着と進めます。
・建村
PLに向けて規定確認をします。
一通りの確認を終えてから質疑応答の時間を設けます。PL間で疑問を解決しようとしているのを見付けたら聞き出してください。PL間での間違いが共有されては問題が拡大するので、取り除ける疑問は基本的にGMが直に取り除きます。規定確認はGMの仕事です。
長いと場が怠れてしまうこともあるので手短に、しかし確実を優先して。急いでもいいけれど焦ってはいけません。
・配役
配り方自体は不都合のない範囲で自由ですが、PLの役職確認時間を公平に保つため一斉配役を推奨します。
札を引いてもまだ見ないように制止し、全PLに行き渡ったら一斉に見せます。そして中央に用意した台へ札を捨ててもらいます。
捨てて席へ戻ったPLは眠ってもらい、全PLが眠ったら0夜目を始めます。
・0夜目
編成昇順に狼→狂→守→占→霊の順に役職を起こします。
標準編成下で憶えておくのは狼だけで構いません。
・朝：おしらせの時間
死亡PLを上げ死体が墓へ移ったのを見届けてから、秒数を告げて｢朝｣を告げます。牙死体→朝の順です。
死亡PLの死に際の姿を情報として晒さないための措置です。(喜んだり悔しがったりする死亡PLの表情は充分な情報になり得ます)
・昼：おはなしの時間
議論時間は目安15~30秒x生存数(端数切上)とします。環境の技量水準が高いほど短くします。初日のみ1分 足します。
昼の間、村の様子が変であれば張り付きます。異変の兆しがなければ油断していても構いません。
夕30秒前には備えて構えていてください。
夕10秒前からは指で秒読みしてください。
・夕：おしおきの時間
確実に発言を制えます。GMの制止に被せて発言をしたPLは強く重ねて制えます。(規定にて禁則を敷いてる場合は罰点を付けます)
投票はほとんどの場合、一斉投票を採っています。
集計は最多票見込みから数え、目立った票を聞き取り、あと細かい票は自己申告が無くなるまで促します。
最多得票者複数人(以下、同票)の場合は1分の弁明の後に再選し、尚 同票の場合は乱数吊り。
遺言ありの仕様下では遺言10秒を指で秒読み。
・夜：おつとめの時間
編成降順に霊→占→守→狼の順に役職を起こします。
標準編成下で夜間に憶えておくのは狼と日毎の盾だけで構いません。
目安 霊5秒 占10秒 守10秒 狼60秒を使います。長引くようなら指で秒読んで促し、時間切れたら一旦 処理を飛ばします。(規定にて禁則を敷いてる場合は内部処理で罰点を付けます)
その後、必要であれば10秒ほど使って過失を修正する再処理時間を設けます。不要であっても空白の約10秒を毎晩 置いてください。
・決着の夕/夜
投了でない限りは終了条件を満たすまで省略せずに執り行います。
投了があった場合は最大2日連続で投了を確認し、投了PL2人の処刑を行って決着とします。
◆特殊手順
基本手順と異なる部分だけを差し替えて手続きを築きます。
・建村
標準よりも規定確認を入念にします。
・予想戦
特に その特殊建材に初めて触れるPLがいる場合、配役前にPL間で想像や知識を共有する時間を設けます。
初見殺しを減らす措置です。
・朝 昼 夕
ほとんどは標準と変わりませんが、関わってくる場合には相応の処理を施します。
・夜
もっぱら標準から変わるのは夜で、亜種 変種の特殊役職 特殊機構を動かします。
可能な限り、0夜目は編成昇順、1夜目以降は編成降順になるように特殊役を並べてください。
勝利優先度の高い陣営が先で、陣営内で①勝利条件に関わる役職が先、でなければ②特殊＞変化＞操作＞無効＞死殺＞情報＞無能の能力系統(※)順に並べます。
内容は各特殊建材に則ってもらい、この場での紹介は省きます。
◆小道具
・札
人狼でほぼ唯一の内容物ですので、気に入ったものを使うのが良いでしょう。
私は表白裏黒の名刺規格の自作カードを好んで使っています。
白面に役印を書くことで配役に使えるのと、表裏で白黒なので判定にも使えます。
札ない場合、配役は希望制かGM内部乱数処理、判定は不定形の手印を毎晩 変えて｢これなら白、でなければ黒｣と告げて使います。
・小鐘
夜の拍と取るために鳴り物として使います。
鳴り物がない場合は手を叩くでも可。
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