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AIの無駄声を聴かせて


 皆さん、こんにちは。AI、AIって言うけど、何の略か知ってる人は少ないと思う。木賃もくちんふくよし(芸名)です。

 さて。この所、お絵描きAIなるモノが世間を騒がせていますね。

 ぶっちゃけ、このお絵描きAIって登場は10年も前に遡る。この10年ってのもアバウトな数字で、単にコンピュータに自動で絵を描かせるってだけなら、それこそ、

 40年ぐらい前まで遡れてしまう。


 まあ、当時はAIと言うほどのモノではなく、プログラムにより、一定の計算式にランダム性を持たせ、山や森(に見える)をCG描画させるなんて事が行われていた。

 では、何処からAIと呼んでいいか。という問題にブチ当るが、実際のところ、プログラムによってコンピュータが考えたかのような挙動をさせる事は簡単である。
 これを高度にしていけば、それはAIと呼ばれたりもするのだ。

 実際、人工知能に対する明確な定義はない。
 だが、与えられた答えしか返せないプログラムは、いわゆる「人工無脳」である。

 ※ 予め用意された答えを返すだけの擬似人工知能を揶揄して、「人工無脳」と呼ぶ。

 人工無脳は、いわゆるオウムである。言葉は喋るが、その意味を理解している訳ではない、と言えばわかりやすいだろうか。
 しかし、この人工無脳も、答えを5000兆通りも用意すれば、もはや人工知能と見分けがつかない。
 つまり、芸達者なオウムが「賢い」ことに違いはないのだ。

 では、人工知能とは一体何なのか?
 オウムは言葉の意味を理解しないが、その言葉が何であるかは理解している。

 つまり、名前を呼ばれたのか、エサの時間だと告げられたかの区別はつく。

 この区別の条件付けを細かくすれば、これもまた人工知能と人工無脳の境界線はあやふやになる。
 発話でも理解でもないとすると、人工知能と人工無脳にどんな差があると言うのだろう。

 ワタクシが個人的に考える人工知能とは、

 オリジナルの創造である。


 人間も、基本的にそこに存在するあらゆるモノを教材として学習する。そこはAIも同じだ。

 なので、コンピュータに「A」「B」「C」と言う3つの材料を食わせ、回答を生み出させる事になる。
 この答えが、ABだのACBだの、aBcであるうちは、まだまだ。

 このABCと言う材料から、「★」や「ぬ」を生み出せるようになった時、それこそが人工知能なのだと思っている。

 え? その「★」や「ぬ」がAIのオリジナルであると言う判定は誰がするのか、ですって?


 (´・Д・)」 自分が
 勝手に判定すれば、
 いいんじゃない?



 (´°Д°)」 結局曖昧なのかよ、、、


 と言う声が聞こえてきそうですが、赤ちゃんが「うあー」って言ってるのを、


 (゚▽゚) ママって言った!


 って言うのと一緒です。区別なんかありゃしません。
 そもそも人間の大人だって、自分の行動が本能的なものか知能的なものかの明確な区別が出来てる訳じゃないし。

 てな訳で、AIに出力させたイラストの存在が、ここしばらく世間を賑わしていますが、


 (´・Д・)」 ワタクシ、正直に申しまして、




 (´・∀・)」 どうでもいい。



 ってのも、所詮道具は何処まで行っても道具だと思うんですよ。
 自動車の自動運転がわかりやすい例で、


 運転したい奴はしろ。
 目的地を入力して、
 勝手に着く方が便利。


 と言うのがワタクシの結論。
 運転はともかく、イラストは違うって意見もあるでしょうが、何が違うんでしょう。
 特に今は「イラストレーターが描いた絵を模倣している、いわば盗作なのが問題」でしかない訳だが、


 (´・Д・)」 人間も誰かに憧れて
 模倣からスタートするんだぜ。


 それと何が違うって言うんだい? 変わりゃしねえよ。

 そもそも、今はオタクが多いからジャンル的に、人間の仕事が奪われるって危惧があるんだと思うが、


 (´・Д・)」 そんなのは既に
 産業革命で通った話だ。


 機械の導入で人間の仕事は奪われたか。否だ。確かに、それで職にあぶれた人間が少なからずいる事は事実だろう。

 Google翻訳に頼って、翻訳家の仕事を奪ってきた癖に、今更かい?

 しかし、人はそれによって、安全で低コストで豊かな生活を手に入れた。それがイラストに代わったとて同じ事だろう。

 カラオケの登場によって演奏家たちが絶滅したか? 否だ。

 そもそも作曲の分野では、イラストより先にAIが導入されてる。この時、大きく問題として取り上げたか? 否だ。何故なら、作曲に携わる人間の数が少ないからに過ぎない。
 言っちゃ悪いが、お前らの大好きな初音ミクはどうだ?
 シンガーの仕事を奪ったのか? いいや。初音ミクは、作曲や作詞はできるし、演奏はDTMで出来るけど、歌だけはDTMでカバー出来なかった問題を解決したに過ぎない。

 AIイラストも同じだ。
 これまで、アイデアはあるけど、絵に起こす画力がない、という人間に光を当てる道具になるやも知れないのだ。
 また、現時点ではともかく、作画アシストとしての機能が充分になれば、作画コストは良くなるし、作業効率も上がる。
 それは悪い事かい?

 残念だが、AIがイラストを描く事に反対すべき理由は、そのほとんどが「感情」でしかなく、「法律」や「実害」ではなく、「危惧」に過ぎないのだ。


 (´・Д・)」 こーゆーとアレだけど、
 新技術が問題になるのって、
 技術が新しい間だけなのよ。


 新技術が新しくなくなる頃には、問題の多くが解決されてるし、慣れてどうでも良くなってる。そして、問題が残ってても有耶無耶のまま稼働してる。そんなもん。

 例えば、前世紀の終わり、ネットの普及で無修正エロ画像が世に出回るようになった。法的に由々しき事態だ。今、これを問題にしてる奴いる? 今でも重大な法律違反だったりする。国外サーバなら大丈夫? キミのスマホに保存してあるのは海外サーバじゃないよね?

 その直後ぐらいには、大容量のデータとCPUの高速化や低価格化で、Flashが大流行。素人でも動画が作成できるようになり、音声や画像に関する著作権法違反が問題になった。
 しかし、今はより多くの人が、より手軽に動画を作成できる環境になったため、


 (´・Д・)」 悪質なモノ以外は
 黙認する雰囲気が作られた。


 わかりやすい話、一度普及してしまえば、人はその利便性に勝てない。


 (´・Д・)」 包丁で
 人を刺し殺す危険が
 あるから包丁禁止!


 って今言ったら、おかしい人扱いされる事だろう。
 いや、一度でも「当たり前」になってしまったら、それが不便性や不利益であっても、覆す事は困難なのだ。


 (´・Д・)」 税金とか。



 ところで、お絵描きAIってのは基本的に作画のトリガーとなる画像なりキーワードなりが必要となる。(実際に必要な訳ではなく、作画の方向性を定めるためだけに必要)

 その定められた方向性から、AIが、


 (´・∀・)」 こんな絵で合ってる?



 
 と絵を出力してくれる訳だ。
 って話をしてると、その場にいた知人が、


 ( ・∇・) あー、絵を
 出力してくれる

 アキネイター
 
 みたいなモンか。


 と表現してて、その的確さに感心してしまった。

 ※ アキネイター。ユーザーが心の中に思い描いた人物(実在・非実在を問わず)を当てるAIで、ランプの魔人の姿をしているよ。


 ちなみに、このアキネイターは中々に素晴らしい正答率を誇っていたが、


 膨大すぎるデータ
 人間の記憶の曖昧さ
 人間の情報の間違い


 そして、

 人間の悪意によって、


 (´・Д・)」 どんどん正答率が下がっていってる


 って冗談みたいな状況は、ある意味でAIが人間に近付きつつあると思う次第である。

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 なお、この先にはAIの理想についての話が書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。