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勇者ヨシダ


 皆さん、こんにちは。勇ましいって漢字は、マ男って書くんだよな。木賃ふくよし(芸名)です。
 どうでもいい話なのですが、ワタクシ、伏見稲荷の山登りを日課にしてます。
 まあ、日課にでもしないと部屋から出ない無職なのと、睡眠を質を上げる為には、少し運動しなきゃな、と考えただけで、特に健康志向とかはありません。

 で。
 毎日毎日伏見稲荷山に登り、

 こんな事や


 こんな事があったりした訳ですが。



 ちなみに、特に明言してなかったと思うのですけれども、「雨の日は山登りしない」と言うのが最初の取り決めでした。傘や合羽も面倒だし、足元が危ないし。

 そしてなんと、開始から36日間、雨が降らないという無駄な運の使い方をしてしまいました。


 いや、サボりたいんですが。



 そんな悪運も、さすがに台風には勝てなかったようで、2日続けての自宅警備となっております。
 意外にも、散歩に出られなくて寂しいとか思ってます。いや、サボりたいんですが。

 さて。神社を散歩とか、毎日山登りなんて言うと随分とアレな感じもしますが、前述のように精神や脳味噌が腐らない為と、快眠を求めているだけで、寺社仏閣にも健康にもまるで興味がありません。

 次第に距離を伸ばしているのも、理由は2つ。
 ひとつは身体を慣らしていかないと、余計に健康を害する。
 もうひとつは、飽きが来ないように、です。

 この、飽きって奴がなかなかに危険で、習慣化する事と、飽きちゃう事のせめぎ合いは、人類にとっての乗り越えなきゃならないテーマかも知れません。
 実際、最初は色んな所を写真で撮影しまくったのに、今では慣れたもので、猫が出てこない限り、ほとんど撮影をしなくなっています。新鮮味が失われているんですね。
 無論、大した変化なんかなくっても猫は可愛いので出会えるだけで幸せです。毎日新鮮ですし、新鮮じゃなくても、同じ猫にまた会えるだけで喜んでます。

 また、季節も飽きが来ないための大きな要素だったりしますね。
 歩くだけでも苦痛な暑さを乗り越え、朝晩に歩くと涼しい季節を迎えたり、気が付くと、色んな所にキノコが生えてたり、木の実が落ちてたり。
 結構、色んな変化と発見があったりします。

 また、先程も言ったように、寺社仏閣に興味がないため、逆に勉強になる事が多く、知的な刺激は少なくありません。
 お陰でしばらくは飽きなさそうです。

 例えば、伏見はかつて城下町として栄えた名残か、福島、蜂須賀、水野、毛利、羽柴、島津なんて地名や苗字の人が多かったりします。おそらく、その多くは子孫ではなく、仕えてたとか納品してたって事から、あやかって付けられたものと思いますが、中には血筋の人もいたりするんでしょうね。

 寺社仏閣に大した興味はありませんが、歴史モノは好きなので、ちょっとワクワクします。

 そう言えば、かの有名な千本鳥居ですが、表からは朱色の無地。帰り道には建立した人や会社の名が彫られています。

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 で。

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 伏見近辺には吉田って苗字が多いのか、建てた人に吉田って名前が多いんですよね。吉田。

 そーいやワタクシの実家付近には、上田だらけの地域がある。地域の9割が上田。マジで。
 伏見に来てから「吉田」の表札を沢山見た記憶はないけど、吉田さんってそんなに多いのだろうか。
 あるいは有力な氏子さんに吉田家があるのかな。


 そんな事をぼんやり思っていた。


 正確には、吉田が多い事に気付いたのは散歩開始より数週間後のことである。

 そして、つい最近になって、


 吉田さんが多いのはともかく、



 吉田健之さんが
 多いなあ、
 って事に
 気付いたのである。


 そこでようやく気が付いた。


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 吉日建之。

 読み方:きちじつこれをたつ。



 もしくは、きちじつけんのう。鳥居を建てた日のことである。基本的に、鳥居の左側に建てた人の名前、右側に建てた日のことが彫られている。


 (´・Д・)」 1ヶ月近く、吉田だと思ってた。




 いやん。 (´・Д・)」 恥ずかしい。 




 ※ この記事は全て無料で読めますが、いつか鳥居を寄贈して吉日建之とか書けちゃうように投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には特に何も書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。