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映画『呪葬』


 皆さん、こんにちは。呪まーす! 木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。先日、机上理論学会の渡辺さんに、


 (´・∀・)」映画を
 ご馳走になりまして。


 しかも、2本。フフフ。

 更に朝飯(昼に食った)と昼飯(夕方に食った)もご馳走になったんで、なんかもう、


 (´・∀・)」 毎日
 ゲスト来ないかな?


 とか思っちゃったりもする訳ですが、そう都合の良い話は中々ありません。
 で。映画は1本が、


 ♨︎🦈 温泉シャーク!


 もう1本が、


 (´°Д°)」 呪葬。


 台湾ホラーです。
 先ほど、都合が良い話は中々ないと言ったばかりですが、ワタクシは人生と試合と映画ほど都合が良くないモノもない、と思っている。
 努力した結果が反映されるとは限らないのが人生。
 ベストコンディションの、ベストメンバー同士の戦いであれ、面白い試合になるとは限らないのだ。限ら


 (ヾノ・∀・`)ナイナイ


 そして、映画も同じく、どれだけ良い監督だろうと、名優を起用しようと、豪華スタッフに豪華キャスト、話題作だろうと、ヒットしようとロングランだろうと、


 (´・Д・)」結局、
 つまんねえもんは、
 つまんねえんだよ。


 ぶっちゃけ、映画を1000本以上観てる身からすると、


 豪華キャストほど
 ハズレ作が多いし、
 話題作の方が
 カスだったりする。


 大好きな作品ほど低予算だったり、面白い作品ほど話題にもならなかったりする。そんなモンだ。かと言って、


 (´・Д・)」単館上映が
 面白いかと言うと、
 コレもハズレだらけ。


 話題作よりはヒット率は高いが、打率で言うと1割ぐらいしか変わらない。まぁ、1割変われば野球ならスラッガーだけどな。
 何が言いたいかと言うと、今回話題に取り上げる台湾ホラー映画「呪葬」ですが、


 (´・Д・)」まあ、
 ハズレ映画ですわ。


 おごってもらっておいて文句を言うのは心苦しいが、渡辺さんも苦笑いしてたしな。ここは率直に行こう。
 てな訳で、本日は戦慄の台湾ホラー映画「呪葬」のレビューを、


 (´・∀・)」ネタバレなしで
 ドーンと行ってみよう!!


 所は台湾の台北。シングルマザーの主人公がコンビニで働いている所から物語はスタートする。
 深夜のコンビニ、店員として働く主人公。来客がないのに自動ドアが開き、誰もいないのに冷蔵庫のドアが開く。
 泥棒かと思った主人公は「警察を呼ぶわよ」と犯人を探すが、追い詰めたと思った瞬間、



 (´°Д°)」 ドーン!



 (´・∀・)」 夢でした。


 同僚に「また居眠りかよ」と起こされ、怒られる。後に店長に呼び出され、「掛け持ちが大変なのもわかるけど」とクビを言い渡されてしまう。
 主人公には難病(腎臓病?)の娘がおり、移植手術を受けるための手術費を稼がなければならない。
 ちなみにメインの仕事はウーバーイーツ的な宅配だと思われる。

 少し話は逸れるが、個人的に病気の娘を抱えるシングルマザー、とか言う設定は、


 (´°Д°)」全然いらない。


 実は以前に観た話題の台湾ホラー映画「呪詛」(こちらはジュソ。今回はジュソウ)も、難病(実は呪い)に苦しむ娘がいるシングルマザーが主人公。
 いや、わかる。手っ取り早く視聴者に同情させ、感情移入してもらう為に必要な舞台装置である事はわかるんだ。しかし、正直に言ってノイズである。特にストーリー上で必須な内容でもないし。

 おっと。とにかく話を戻すと、そんな訳で難病に苦しむ娘(中学生ぐらい?)も、「誰かに見張られている」という気持ちが強く、その日も、妙な気配に尾行されている気がして、自分からその相手を探すが、



 (´・Д・)」幽霊と遭遇。



 (´°Д°)」ドーン!




 だけど、特に何もない。


 放心している所を母親に発見されるだけである。
 その後、突如として腹違いの叔父から、「祖父が亡くなった。葬式に実家へ帰っておいで」と連絡が入る。
 父との関係が悪く、もう10年ほど帰っていない実家だ。
 「父親と仲が悪いのはわかってるが、祖父は大好きだったろ?」と説得され、葬式のためだけ、娘を連れて実家に帰ることに。
 そうして台北を離れて実家に戻るも、

 家族全員から「何しに来た! 帰れ!」コール。


 家族全員から総スカンを食らうも、「葬式が済むまでよ!」と言い張って居座る主人公。
 比較的温厚な母親からは「心配してたのよ。でも台北に帰りなさい」と突っぱねられ、姉からは「遺産狙いでしょ!」と罵られる。

 それだけならまだしも、実家にいると、台北にいた時以上に、幽霊が出るのだ。
 しかもその幽霊たち、現れるだけ現れ、主人公と娘を追いつめ、




 (´°Д°)」 ドーン!


 (´・Д・)」何もしない。



 もしくは、現れるだけ現れ、主人公と娘を追いつめ、





 (´°Д°)」 ドーン!



 (´・Д・)」夢でした。




 を繰り返す。数えてないけど、合計10回以上ある。ドーン!夢でした、はバットマンvsスーパーマンで懲りてくれ。
 ぶっちゃけ、ちゃんと怖いし、演出もいいのだが、物語が全然進行せず、ドーン!何もない。ドーン!夢でした。の繰り返しで、


 眠気がすごい。(´-`)💤


 驚かすシーンで「ドーン!」があるため、寝落ちせずに済んだが、危うく劇場で2度目の居眠りをする所だった。(映画は山ほど観てるが、劇場で寝たのは「ニンジャバットマン」ただ1本だけである)

 そんなこんなで眠気がマックスになって、とうとう寝てしまう瀬戸際になった時、



 (´°Д°)」突然の
 どんでん返しが!


 (´°Д°)」ドーン!


 ワタクシ、このどんでん返しで、



 (´・∀・)」プフッ
 笑っちゃいましてね?



 お陰で目が覚めました。

 それ以降はずっとニヤニヤしながら映画を楽しめました。うん。悪い意味で。

 正直、「呪詛」もそうだったんだけど、「雰囲気怖い」だけで言うなら高得点なんですよ。でも、とにかく物語がダメ。正確に言うと、物語はそんなに悪くないが、情報開示のタイミングが下手すぎて物語をダメにしちゃってるのよね。
 もっと上手に伏線張れよ、と。

 個人的にはニヤニヤできたから楽しかったんだけど、これって「クソ映画」を愉しむ時のニヤニヤなのよね。
 そんな訳で、あんまりオススメしません「呪葬」のレビューでした。

 ぶっちゃけ、観終わった結果としては全然怖くなかったんだけど、帰り際に、ぶりぶりした感じの女性が、


 (*´∀`*)ゞ いやぁ〜ん♪
 めっちゃ怖かったァ〜ん♡



 って言ってて、映画より何より、一番怖いのは女だな、って思った。

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 なお、この先にはネタバレありの「呪葬」のレビューしか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。