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冠詞いわく、

 皆さん、こんにちは。韓非子曰く、とかそんな感じです。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。本日はワタクシが新型コロナに罹患して苦しんだ話を書こうかと思ってたんですが、


 (´・Д・)」なんか
 あんまり面白くない。


 ええ。実はワタクシは初コロナだったんで、苦しみながらも「これがコロナ、、、!」と楽しんでいた部分はあったのですが、よくよく考えてみれば、


 (´・Д・)」別にコロナなんか
 今更、珍しくもなんともない。


 なんかわざわざ記事にするほどか?と冷静に考えてしまって、イマイチ盛り上がらない気がしてしまったんですよ。ええ。
 いや、それでもコロナの話は記事にしようかとは思ってるんですが、ぶっちゃけ、


 (´・Д・)」な〜んか
 コロナの話を書くって
 気分じゃねえのよな。


 そんな訳で、本日は予定を変更し、すっげー役に立つお話でもしようかと思い立った訳です。
 ええ。実はコロナと金欠で死にそうになってる時、数名の方から色々とご支援頂きまして、とりあえずは8月を生き延びられるようになった訳なんですけれども。

 せめて何らかの恩返しがしたいとは思うものの、何か出来る訳でもないので、


 (´・Д・)」支援者の方が
 好きそうな話題でも書くか。


 という事で本日のテーマに移行してみようと思います。


 今回コロナにかかりまして、色々と苦しんだ訳ですが、一番美味しかったのは「ガツンとみかん」というアイスでした。
 コロナ罹患以降、噂に聞く味覚がなくなる、という症状はなかったんですが、塩気を強く感じるようになりました。ひょっとするとコレも「味覚がなくなる」と同じ症状かも知れません。


 (´・Д・)」はい。この文章を読んでどう思いましたか?

 ちょっと意味がわからなかった、という人はそれが正常です。ご安心ください。
 意味はわかるけど、文章がちょっと、、、と思った方も正常です。ご安心ください。

 では少し訂正します。

 今回、コロナを罹患して、噂に聞く「味覚がなくなる」という症状はなかったんですが、知覚過敏と言うのでしょうか。熱に浮かされ、布団に不備が触れても痛い、という感覚に近く、塩気を強く感じるようになりました。
 鈍くなると言うよりは、むしろ敏感になった気がします。
 しかしコレ、本当に「敏感になっているか」と言われると疑問で、ひょっとすると「塩味以外を感じる味覚が鈍った所為で、塩気だけを強く感じている」可能性もある訳です。つまり、コレも「味覚がなくなる」と同じ症状なのかも知れません。
 なお、そんな状態でも美味しく感じたのは「ガツンとみかん」というアイスでした。


 (´・Д・)」はい。コレで意味が通じるようになりましたね。

 そんな訳で今回のテーマは、



 (´・Д・)」あなたの話って、
 「わかりにくい」とか
 言われたりしませんか?


 というコミュニケーション能力不足の話です。

 よく「話が面白くない」「話がつまらない」って言われる人の特徴を分析すると、だいたい共通してコレなんですが、



 (´・Д・)」話の脈絡がない。


 多くは、「自分が話したいコト」しか話してないので、聞き手のことを何も考えちゃいないんです。だから話がわかりにくいし、つまらない。
 しかし、問題は実は「話し方」にないんですよ。実は。

 申し訳ないけれど、問題は話し方そのものじゃない。会話における姿勢の問題なのよ。
 「自分が話したい」が優先されてるから、伝え方に考慮がない。更に「会話」という相互状態にならない訳ですよ。
 だから、つまんないんです。だから伝わらないんです。

 そして、最大の問題は根本的なコミュニケーション能力不足なので、



 (´・Д・)」だいたい自覚がない。


 自覚があっても直せない。直す気がない。


 直そうと努力しても、出来ないことが引っ掛かって自己嫌悪のループに陥る。



 (´・Д・)」この3パターン。

 なので今回は、それを直す簡単な方法を伝授しちゃいましょう。
 その方法とは、


 (´・Д・)」冠詞をつけるだけ。


 冠詞と言うと本来の日本語にはない概念で、英語で言う「The」とか「A」の事なんだけど、ワタクシが今回言ってるのはソレじゃなく、日本語の概念で言うと、


 (´・Д・)」接続詞。


 「しかし」とか、「つまり」とか、「だから」「ところが」ってアレに近い。
 コミュニケーション能力不足の人は高確率で、この接続詞が不足しているのである。



 (´・Д・)」ラミューズって
 フランス料理屋の鴨肉が美味くて、、、


 (・∇・) 蕎麦と言えば
 天ぷらが安い店があるんだけど。


 (´・Д・)」こーゆー会話が非常に多い。


 マジで。

 おそらくは「鴨肉」→「鴨と言えば蕎麦」→「蕎麦と言えば天ぷら…」というような思考回路が繋がっているのだと思われるが、コレが会話不成立の原因である。
 しかも、本人は繋がっているつもりなので見事に会話が成立しない。

 ぶっちゃけ「鴨」→「蕎麦」→「天ぷら」の思考を読み取るのは、そこまで困難ではない。しかし、


 こっちのしたい話は天ぷらじゃない。

 毎回思考をいちいちトレースするのが面倒。

 そして天ぷらの話が面白い訳じゃない。


 コレが積み重なると、「もう会話にならないから話さなくていいや」「いちいち拾うのも面倒」「もうこの人の話は聞かなくていいや」って事になるので、そもそも会話が成立させようという意識が希薄になってしまう。
 多くの普通の人は「会話を拾ってあげようと苦心している」のに、改善が見られないから離れていくのである。

 で。この手の人に会話のテクニックを授けても、人の話を聞いてられないんだから、改善できない訳ですよ。

 だからね? 教えるのはたったひとつだけ。
 この魔法の言葉を会話の冠詞として付け加えるだけ。



 (´・Д・)」話は変わるんだけど。



 コレをつけるだけで、あなたの話は30%ぐらい聞きやすくなる。マジで。
 それぐらいに、あなたの話は突如として変化し、脈絡を断ち切る。話の腰を折ってるの。相手の気力を萎えさせてるのよ。しかし、コレがあるだけで「話が変わる宣言がある」ので、30%ぐらい理解度や許容度や忍耐度が上がるのである。30%も。

 ぶっちゃけ、話が変わらなくてもいい。何の宣言もなく話が変わるより220%マシ。
 「話は変わるけど」→「変わってない」の方が、「いきなり何の話だよ!?」より遥かにマシなの。
 だからね、とにかく、何でもいいから、


 (´°皿°)」口を開く前に
 必ず「話は変わるけど」を
 付けろ!わかったか!?


 ちなみに、この傾向はコミュ力以外で、女性に多く見られる。
 男性は話の枝葉よりも幹の話をするが、女性は話の枝葉が次の会話の幹となる事が多い。なので、女性にもこの傾向があり、女性同士だとコレでも特に会話に支障がない。

 しかし、ここで気を付けてもらいたいのは、


 女性同士なら成立してる。


 という点である。
 コレは女性同士なら、「会話が枝葉に飛ぶ」という共通認識があり、特にそれで困らないから成立している訳だ。
 しかし、コミュ力不足の場合、その人が女性同士の会話についていけるかと言うと、



 (´・Д・)」無理。


 また、女性がコミュ力不足の話についていけるかと言う点でも、



 (´・Д・)」無理。


 つまり、女性同士の会話の飛躍は「不必要なものが削られた結果」の省略であり、

 コミュ力不足の人は、



 (´・Д・)」必要な
 部分が欠けてるの。


 この違いは大きいし、コレを埋めるのは至難の技である。だが、とにかく、何も考えなくても、


 「話は変わるけど」


 と付け加えさえすれば、30%ぐらいは埋まるので、是非ともお試しいただきたい所存である。

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 なお、この先にはワタクシが知る最強の「冠詞」しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。