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【メメントモリ】2023/7/31修正の解説

2023/7/31のアップデートにて、スキル不具合が大量に修正され、スキルとバトルレポートにヘルプが足されてました。それらについての解説です。
また、公式のお知らせに記載されていない挙動変更や、修正漏れが見られます。


主な修正内容の解説

パッシブスキルによる持続ターン数の表記

修正前:スキル説明文が同じパターンなのに実際の持続ターン数が異なる場合があった。
修正後:スキル説明文の持続ターンの表記が統一された。
※表記変更のみで、実際の挙動は変化なし。

ギルドバトル2戦目以降のパッシブスキル

修正前:ギルドバトル2戦目以降において、バトル開始時発動や常時発動のパッシブスキルの多くが発動していなかった。
修正後:ギルドバトル2戦目以降も発動するようになった。【上方修正】
影響が大きいキャラ:ディアン(回避)、ニーナ(回避+被ダメ軽減)、アモール(最大HP)、リーン(シールド)、コルディ(攻撃力+防御貫通)、フローレンス(攻撃力+与ダメup)、アイリス(多重バリア)

味方の生存数を参照するパッシブスキル

修正前:各ターン開始時の人数を参照して毎ターン発動していた。また、スキル所持者が戦闘不能となった場合の処理がスキルごとに異なっており、解除可能と解除不能のスキルがあった。
修正後:バトル開始時の味方の生存数を参照するように統一された。また、解除不能に統一された。【上方修正】
影響が大きいキャラ:ソーニャ(最大HP+攻撃力バフ)、プリマヴェーラ(スピード+攻撃力バフ)

自身が生存していている間のみ有効なスキル

修正前:そのキャラが戦闘不能になっても数ターン効果が持続していた
修正後:そのキャラが戦闘不能になると即座に効果が切れるようになった【下方修正】
影響が大きいキャラ:フレイシア(被ダメdown+回避up)

HP割合を参照する効果

修正前:効果量の判定のタイミングがターン開始時だった
修正後:ターン開始時に加えて、被攻撃時にも判定するようになった。
影響が大きいキャラ:アムレート【上方修正】、ヴァルリーデ【弱体化】、メルティーユ【上方修正】、リーン【上方修正】
※ディアンの「従者の心得」、モーザの「弔いの祈り」はもともと被攻撃時に判定しており修正なし。

弱体効果ダメージとHP1で耐える/復活する効果

修正前:『毒』『火傷』『出血』『浸食』『共鳴』によるダメージに対しては効果を発揮せず、戦闘不能になっていた。
修正後:『毒』『火傷』『出血』『浸食』『共鳴』によるダメージに対しても効果を発揮して、HP1で耐えるようになった

『シールド』『多重バリア』とHP1で耐える効果

修正前:『シールド』『多重バリア』が付与されてダメージを受けた場合に正しく発動しないケースがあった。
修正後:『シールド』『多重バリア』が付与されていても、正常に機能するようになった

『共鳴』と『シールド』『多重バリア』

修正前:『共鳴』によって発生したダメージは『シールド』や『多重バリア』を無視して直接HPを減らしていた。
修正後:『共鳴』によって発生したダメージを『共鳴』によって発生したダメージは『シールド』や『多重バリア』で防げるようになった

『共鳴』の連携元・連携先

修正前:『共鳴』の連携元の固定がされておらず、ダメージ処理時点で最も防御力が高い/低いキャラとなっていたため、コルディ専用武器の防御力down付与との組み合わせが強力だった。
修正後:『共鳴』の連携元・連携先がバトル開始時に決定・固定されるようになった【下方修正】

戦闘不能から復活した場合の挙動

修正前:バフ・デバフが残る場合と残らない場合があった。また、復活後に常時発動のバフが付与される場合と付与されない場合があった。
修正後:バフ・デバフは全て解除された状態で復活するように統一された。また復活後に常時発動のバフは付与されるように統一された。
影響が大きいキャラ:アモール(最大HPバフ)

モーザの「弔いの祈り」

修正前:カウンタ変更のダメージ量が、スキル説明「攻撃力×200%」ではなく「攻撃力×2%」になっていた
修正後:カウンタ変更のダメージ量が、スキル説明の通り「攻撃力×200%」になった【上方修正】

ニーナの「迷子哀哭」

修正前:対象がバフを2つ以上付帯している場合のみ解除が発動した
修正後:対象がバフを1つだけ付帯している場合にも解除が発動するようになった【上方修正】

お知らせに記載がない変更

ドレイン

修正前:与えたダメージ量×ドレイン%を回復。現在HPを超過するダメージを与えると超過分を含んだダメージ量に対する%を回復できた。HP1で不死身のアムレートを攻撃して回復できた。
修正後:減らしたHP量×ドレイン%を回復。現在HPを超過するダメージを与えても残HP分のダメージ量に対する%しか回復できなくなった。HP1で不死身となっているアムレートを攻撃してもドレインできなくなった。【下方修正】

2023-10-22追記
2023-09-29スキル不具合修正「HPドレイン効果による回復量が低くなっていた問題を修正」にて、2023-07-31以前の仕様に戻りました。

ベル「報穣の焔」

修正前の効果詳細は別記事参照

修正前:攻撃による被ダメージ → 最大HP×20%にダメージ変換 → シールドで軽減 の順番で処理。結果として、無限にシールドで耐久可能。
修正後:攻撃による被ダメージ → シールドで軽減 → 最大HP×20%にダメージ変換 の順番で処理。結果として、シールドが簡単に破壊されて、最大HP×20%ずつHPが削られていく。【下方修正】

※処理として、ダメージ無効 ⇒ 【修正前:ダメージ変換】 ⇒ 多重バリア ⇒ シールド ⇒ 被ダメージ減少 ⇒ ダメージ遮断 ⇒ 【修正後:ダメージ変換】 という順番でダメージを計算。修正前はダメージ変換の系統(ベル、アムレート、オフィーリア)が、多重バリアの前に処理されてしまうことで、不死身が正しく発動しないといった不具合が生じていた。
2023-09-03追記
2023-08-31のスキル修正で『遮断』と『シールド』の処理順がもとに戻りました。これにより、ベル「報穣の焔」による無限シールドが復活しました。

修正漏れ等

PvEの挙動

メインクエストのエネミーは挙動が修正されていない箇所が見られる。
・ソーニャの「ヴァイキングパワー」など解除不能に変更されたはずが、解除可能
・ディアンの回避バフが戦闘開始時点でディアン自身あと5ターン
・プリマヴェーラのスピードバフが解除可能。ニーナでバフを奪うと、自パーティのプリマヴェーラのバフと敵パーティのプリマヴェーラのバフを同時付帯可能。

2023-09-03追記
これらについては「敵のスキルについては個別に調整されていることがある。そのためプレイヤーのキャラとはスキル効果が異なる場合がある」とのことでした。おそらく、スキル修正前に配置されたエネミーの一部(主にメインクエスト)は、修正前のスキル効果のままになっていると思われます。

2023-10-22追記
2023-10-18メインクエスト26章、27章の追加とともにおこなわれた難易度緩和・スキル調整により、プレイヤーのキャラとはスキル効果が同じとなりました。これにより、難易度が大きく変動したクエストもあります(各種の解除不能バフ、モーザのカウンタ変更など)

ヘルプ

スキルとバトルレポートにヘルプが追加されたが、何カ所か怪しい説明がある。
・敵のバフを解除する場合、弱体効果命中率と弱体効果耐性率による判定
・毒・火傷…ダメージは付帯者の攻撃力を超えない
2023-09-03追記
毒・火傷のダメージについては、ヘルプの説明通りに動作していることが確認できました。毒を受けたキャラの現在攻撃力を上限としたダメージとなります。実際上は「極端に攻撃力を押さえたフィアーやアモール」「大量の攻撃力デバフを受けているキャラ」でもなければ、攻撃力がネックになることはありません。
ちなみにメインクエスト23-28に出現するオフィーリアはHP8.15億ありますが、毒15%で現在HP依存の1.2億ダメージが出ます。つまり、このあたりのエネミーは攻撃力1.2億以上あるということになります。
また、ギルドレイドのボスに対して毒は固定ダメージと化していましたが、攻撃力デバフを与えると毒の与ダメージが減少しました。このことから、固定ダメージ化の原因は、ボスの攻撃力がネックとなっていたようです。

ギルドレイド・ソーニャ
ソーニャに対して、モーザの毒ダメージは10233固定
ハトホルで攻撃力デバフ50%を付与すると毒ダメージが50%減る

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