三社祭って?
こんにちは。
浅草で人力車を曳いています、中野優介です。
吉兆屋WAZAOGIの代表をしています。
お花見も終わり、GWも終わりましたね。
皆さん、一息ついているところですかね?
ただ、ちょっと待った!
なんと、今週の金・土・日(5/19•20•21)は、
三社祭!
そもそも三社祭って何?
なんとなく、聞いたことはあるけど‥
そんな方に、人力車のお兄さん目線でお伝えします。
誰かにコソッと教えてあげられる程度に、
ザックリと書いていきますね。
そもそも、なんのお祭り?
まず一番知りたいのはソコですよね!
この答えは、歴史を紐解くとあっという間に理解できます。
準備はいいですか?
今から約1400年前の浅草に、2人の兄弟がいました。
仕事は漁師さん。
いつものように隅田川で投網漁(とあみりょう)をしていたら、1寸8分(約5.5㎝)のお人形が獲れました。
川にお人形を返して、漁を再開しても、何度もそのお人形が網にかかります。
2人の漁師は不思議に思い、郷土の文化人(浅草をよく知っている人)に見せたところ、仏像(観音様)だと判明!
その後、その郷土の文化人は仏像を祀る(まつる)ために出家をし(お坊さんになり)、自宅をお寺に変えました。
それが、“浅草寺”です!
その仏像が今でも浅草寺にあるって、凄くないですか!?
ここまでOKですか?(ゴールはもうすぐそこですからね!笑)
郷土の文化人が亡くなった後、郷土の文化人の子どもの夢に、その観音様が現れました。
その観音様は、「郷土の文化人と2人の兄弟(観音様を網にかけた)を神様として祀りなさい」と告げたそうです。
お告げ通り、郷土の文化人と2人の兄弟の“3人”を祀るための神社を建てました。
それが、“浅草神社”です。
その3人は三社様(さんじゃさま)と呼ばれています。
そうです!
つまり浅草に貢献した3人(三社様)のお祭りだから、三社祭!
ということです。
ボヤッとでも理解できましたかね?
理解できなかった方は‥
もう一回だけ、ゆっっっくり読んでみてください🙏笑
もっとディープに
さあ、ここからはもっとディープに!
今度一緒に浅草に来た人に、自慢できる豆知識を一つ💡
三社祭が行われる浅草神社の紋様をご覧ください!
さて、何か気づくことはありませんか?
(ザックリした質問!笑)
三つの…?
スカイツー! じゃなくて
何かの模様に見えませんか?
メロン! じゃなくて
網です!網!(パワープレー!笑)
なぜ網か、もうお分かりですよね?
2人の漁師さんが網で観音様を引きあげたからです。
これで皆さんも、浅草博士👨🏫👩🏫
おさらいテスト
Q1. 三社祭はどっちのお祭り?
A 浅草寺 B 浅草神社
Q2. 三社祭で祀っている3人の神様は誰?
Q3. 浅草神社の紋様、何がモチーフ?
Q4. なぜそのモチーフになった?
Q1 B
Q2 郷土の文化人と2人の兄弟
Q3 投網
Q4 2人の漁師さんが網で観音様を引きあげたから
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