見出し画像

すずめの戸締まり、わからなかったことメモ2

昨日の今日で
もっかい見てきた

結論
謎は解決せず
増えて帰ってきた

小説読んでブルーレイ待ちます


要石が冷たい理由

引き抜いた直後の要石
要石になる椅子
どちらも氷の表現をしていた

要石が抑えるのは地震の源
地震は主にプレートの移動に伴う溶岩やマントルの活動が原因で
それを鎮める、抑えるから冷たくないといけないのかな
と思った

現象としてはそれでいいのかもしれないけど
要石て人間が用意したものなんだから
最初から冷たいわけじゃないような…

引き抜くと一瞬冷えたり
椅子の周りが凍えていたり
何を表現しているんだろう…
どうして冷たくないといけないのか?

わからん


スズメの横にいる蝶々(2匹)

目が覚める冒頭、スズメの横を黄色い蝶々が2匹飛んでいる
申し訳ないが最初、蛾かと思った

最後の常世でもこの蝶々飛んでいて
スズメがスズメに会い、椅子を渡すといなくなった

なんで…

他のシーンでも映っていたかもしれないが
何を表現していたのかなと
お母さんかな?


すれ違う車がトラックばっかり

高速道路以降、基本的にトラックばっかり走ってる

セリザワがハンドルを切り間違えるシーンも
トラックが迫っていた

その前の移動シーンも
対向車はトラックや中型以上の業務車両ばっかり

なんで?

宮城から何を運んでいたのか?

高速で「ルージュの伝言」が流れる時は
後ろから宅急便のトラックが…
魔女の宅急便だからか…
このトラックは進行方向が同じだったけど
内容が内容だから
ただのお遊びにも見える

それ以外は対向車(進行方向と反対向き)だった

何か意味があるのだろうか
目的地は
もう観光地や住宅街じゃない的な?


スズメの死生観

死ぬのは怖くない
死ぬかどうかは運
でもソータがいない世界が怖い

4歳のころに母親を亡くして
何を思ったんだろう
その辺が自分にはわからなかった

やっぱりスズメの情報が少ない…
旅に出るから友達も出ないし
基本他の人のキャラばっかりわかるようになってる
ここまでくると、流石にわざとだと思う
あえてスズメの性格をわからないようにしている
気がする

震災を経験し
家族がいないとはいえ
16歳でそんなこと断言するのも違和感があるし
キャラクターが立ってない中
そこだけハッキリと明言するので
すごく印象に残る
自分とは違うところであり
スズメらしいところなんだと感じたのかなと思う

とはいえ
どういう考えから
死ぬのは怖くないと思ったのか
最初にそれを聞いた時は
危険を顧みずソータの戸締まりを助ける時だった
愛媛の学校を閉じるところ

自分の死も厭わず助けに来たのはなんでかはわからない
キッカケはさておきそれが恋だからとか
責任からの行動っていうのも無理がある気がする
ここは何か忘れてる気がする…

2回目はソータのおじいちゃん、羊郎の病室
ここでは
死ぬのは怖くないけど、ソータがこのまま帰ってこないのは怖い
と言っていた

スズメにとって生きる意味は
この時点でソータに対する気持ちが
大部分を占めていたのだと思う
それはこれまでの旅路の描写で
割とスッと納得できる

最初の時と2回目で
心情は同じだったのだろうか
ただ1回目は自分としては
そこまでソータの存在は大きくない気がする
じゃあ何のために死を覚悟していたのか?

ここまで考えるとやはり
スズメのキャラが薄くてわからん…
となる

ソータを諦めて
その後の人生、楽しめる自信がないのはわかる

何のためだったら
地震を起こさないために
後ろ戸の元に、危険を顧みず行くだろうか?

あそこまでついてきて
死ぬのが怖いから手伝えない
とはならないだろうけど

どこでそんな覚悟を決めたんだろう
どう言う気持ちで決めたんだろう

わからん


ミミズと後ろ戸と閉じ師

ミミズは地震の元
後ろ戸を通じて現世に出てきて、倒れると地震が起きる
全身が出ると大災害

大災害にならないように
閉じ師が廃墟を巡って
後ろ戸を閉じている

多分こんな感じなのかな?
と言う理解

2回目の鑑賞で気付いたのだけど
温泉街の後ろ戸って
最初からちょっと開いてたのよね

誰かが開けたのか
勝手に開いたのかはわからないけど

後ろ戸になって開いたからって
すぐにヤベェことにはならないんだなと

閉じ師がどれくらいいるのかわからないけど
後ろ戸になってしまったが
閉じる前にミミズが出てきちゃうと
地震になる?

映画では
要石を抜いたせいでミミズがすごい勢いで出てきてた
ということになっている?

東京で二つ目の要石が抜けた後
ミミズが全身を扉の外に出してしまう

その後、新しい要石の役割を
椅子がにない、刺されたおかげで
ミミズは再び常世に帰り
次からの地震はソータが抑えている
ということ?

でも結局それは東の要石としてであって
西はどうするつもりだったんだろう?

誰かがなんとかする予定だったのかな?

とにかく
後ろ戸が直接震災と紐づいているわけじゃなく
そこがミミズの出口になっちゃうから
もし廃墟で後ろ戸があったら
閉じとこうね
というのが閉じ師の仕事で
ミミズは出口があって
なんか色々溜まってたら
出てきちゃうんだなと

溜まる以上、酷いことにならないよう
発散するような仕組みもあるのだろうけど
それが要石で抑えるってことなのか?
時代によって要石の場所が変わるのは
そうやって抑えるたびに、エネルギーが
いったんなくなるからなのか?

そういえば
ミミズが全部てきて、そのまま地面に落ちると
大災害だけど
途中まで出てきて地面に倒れても
小さくはない地震が起きる

お返しすると雨になって地面に帰っていく?
てことなのかなと思った

わからん


ソータの気持ち

椅子になった後
ソータは寝相が悪い様子が描かれる

ひっくり返ってばかりいる

夢の中で
ソータは何か死期を悟っているようなことを言う

元々どうなる予定だったのだろう

あの浜辺や扉はどういう意味があったのだろう

扉のこちら側に
ソータが例の椅子に座って
浜辺には扉が立っていて
そのまわりには動物の骨が打ち上げられていた

常世は死者の居場所だから
骨というか死体がある方が常世ってことなのかな?

常世側で椅子に座っているソータは
死んでるってこと?

そういえばその椅子の足がどうなっていたか
よく見てなかった

その椅子に座ったまま氷になるのもよくわからない…
要石の氷と同じ意味なのだろうけど

わからん

旅は定期的にするもののようだったけど
どう言う思いで旅をしていたのか


「ソータが邪魔」とは?

ダイジンがスズメに
うちの子になる? と聞かれた時に
ソータが邪魔になる理由がわからない

別によくない?

ソータが要石としていなくなったとき
やっと2人になれたと言うけど
それが目的だったなら椅子にした理由は?
椅子じゃなくてもなんでもいいけど
とにかくソータを邪魔者として排除しようとした理由はなに?

ダイジンは要石としての役割を
ソータに押し付けて
スズメの子になりたかったのだとしたら
邪魔、ではなく、あとよろしく、的な発言をするべきだし、そうならそうする気がする
だから本当に邪魔者として
要石としてのおめーは常世にいろよ
という感情で正しいのだと思う

でもダイジンがスズメをそこまで好く理由が
わからないし
それがソータの排除につながる理由も
よくわからない

ダイジンから見て
スズメとソータがお互いを想い合う未来を
常世か何かを通じてあらかじめ知っていた
とか?

とにかく
その後の展開などを知っていないと
明確にあの段階でソータを邪魔だとは言えない気がする

ダイジンにとって
スズメの子になるとはどういうことを意味するんだろう

わからん


スズメの靴(パンプスとブーツ)

制服姿で履いていた靴は
東京でミミズに飛び移る時に片っぽ脱げて
そのミミズを鎮めて地下に移動した際に
今度は自分の意思で脱ぎ捨てる

この時、スズメに起きたでかい出来事としては
ソータを失ったと言うのが大きいと思う

その後、決意をするとソータのブーツを履いて宮城へ向かう

この靴の履き替えにはどう言う意味があるんだろう?

なくてもいい履き替えだと思うけど
わざわざ描かれているのだから
何か意味が込められている気がする

別にただ展開として靴が脱げて
ないから靴を借りるってだけでもいいけど
何か意味を感じる

他人のものを身につけて
東京でミミズに立ち向かったわけだし
衣服には何かの象徴が入ってるんじゃなかろうか

下着はどうしていたんだろうか…

最後は制服を着て
ソータの靴を履くのも
組み合わせ的に意味深

それまでは
チカの服に
ルミの帽子
だったわけだし

靴が脱げることで
スズメが足を怪我していることもわかる
血が出るのは冒頭のソータの腕と
このスズメの足だけ

ソータの腕には包帯がまかれるけど
これも関係ある?

わからん


スズメが方言じゃない

登場人物のほとんどが方言で喋る

4歳から16歳まで方言に囲まれて育っていて
スズメは方言を話さない

これは単純にわかりやすい差別化なのかなと思うけど
新海誠の映画に無駄な違和感はないと信じているので
これも意味がありそう

わからん


最後の常世で返さないといけなかったもの

行ってきますって言ってたけど
なんで…

あの最後の戸締りは
自分の家の扉だったのか?

別れの挨拶としては
行ってきますには
また来るとか帰ってくるみたいな
ニュアンスがあると思う

要石としてのソータは
椅子のまま常世に行ってしまったけど
それって正しかったのか?

もしかしてダイジンが邪魔って言ったのは
ソータじゃなくて椅子?

気まぐれでその上にいたソータごと邪魔者にしたのか?

その椅子はスズメがスズメに渡してきてしまった

最後の戸締りでお返ししたのは土地なのか?

その土地で得られた営みからくる感情を
お返しした的な?

そうなると鍵をかけるのはなんでなんだ?
ただ挨拶してドアを閉めるだけで良くない?
鍵をかけるともう後ろ戸にはならないのかな?
学校では窓割れてたし

意味がありそう

わからん


スズメの最後の常世での格好

ただソータの上着を羽織っていただけだったはずが
前を占めて腰でまとめている姿で
スズメの前に姿を現した

そんなおめかしした理由は?

お母さんとしてスズメの前に出るんだったらわかるけど
結局違うと伝えるわけだし

あのシーンどう言う意味があるの?

なんでちょっとアレンジしたの?

わからん


もう一回見て
やっぱりこの映画はシーンが足りていないように感じた

セリザワがスズメを追いかけて丘を登る時
意味深に上着を脱いだり

スズメが看板をハードルよろしく飛び越えたり
ていうか運動神経よすぎ

何か説明をするためのシーンが
いつもの新海誠だったら入れていてもいいような気がする

体感20分から30分くらいのシーンが足りないのでは…?
と思った

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?