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すずめの戸締まり、わからなかったことメモ

もーーーーー!!!!!
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

映画館に入る時はワクワクドキドキ
出る時にものすごく困惑した顔をした人がいたと思う

それは僕です


スズメとソータはどういう関係なの?

どうやら自分は見逃してたようだけど
冒頭のシーンで、スズメがソータを見かけるシーンがあるらしい
つまり昔、スズメは一方的にソータを見ていたので
会ったことあるかも! ていう関係らしいのだが

とはいえ
スズメがソータを追いかけたり
ソータのために旅に出るほどの理由が
自分には発見できず
序盤からつまづいていた
もう少し時間をかけてスズメの人となりや
ソータに対する気持ちとかわかりやすいシーンが欲しかった

それにその説にも異を唱えたくて(というかそういう演出だったことは間違いないらしいのだが…)
というより付け足したくて

あの坂道で
ソータがスズメに話しかける理由て無いと思う

本当に廃墟を探してて(困ってて)道を尋ねるなら
なんで一回すれ違ってから声かけるん?
さほど急いでるでもなく、困ってる様子もないし
自分の格好よさにあぐらをかいた一種の思わせぶりなナンパなのか?
スキ!

というわけではなく
スズメと同じようにソータもスズメのことを知っていたような演出になっていた気がしてて
その部分の答えが小説なり映画なりに無いかな

というメモ


ダイジンなんで萎んだり膨らんだりしたの?

引き抜いた時は萎んでて
スズメの家に来た時に膨らんで
スズメに拒絶されると萎んで
最後にまた膨らんで

何を表しているんだ?
スズメの気持ちとどう関係あるか
映画を観ただけではわからなかった

まあこれは映画を見る上で大きな壁ではなかった

サダイジンが自分でそう名乗るのに対して
ダイジンは名乗るシーンがなかったけど
snsの投稿者の前で名乗ってる可能性はあるなと思った

教養がないので右大臣も左大臣も大臣も
なんのことかわからないけど

とりあえずあのヨボヨボの意味を知りたい
というメモ


セリザワさんの煙草の火の意味

好き

車で移動中に火をつけて
タマキがそれに驚く
というシーンがあった

その後
スズメの横に立って
タバコに火をつけるシーンもあった

最後のシーンでは
火のついていないタバコを
わざわざ咥えてた

絶対意味あるじゃん…
でもわからなかった

助けて
というメモ


東京のミミズと後ろ戸だけ条件が違うような?

各地の廃墟に後ろ戸になるかもしれないものがあって
ちゃんとお返ししないとミミズが出てきちゃう
という流れはわかった

東京の場合は地下の後ろ戸からミミズが出てきたと思うのだけど
なんであんな都心で?
普段は人の重みで塞がれているのでは?
地下は別腹なのかしら…?
地下というか場所として換算するのかな?

あと要石誰が抜いた?

スズメが一瞬、ミミズを掴めない表現が入るけど
どういう意図があるんだ?

別に寝てたわけじゃないんだけど
情報取りこぼしすぎ…

というメモ


この映画における震災(311)の立ち位置は?

閉じ師による施錠行為が
ミミズという地震の原因を鎮めることで
大きな地震を未然に防いでいることはわかった

あの311については?
それに関与する閉じ師はいなかったのか?

現実に起きた震災そのままではないかもしれないが
その震災と映画のファンタジーをつなぐ橋が
自分にはわからなかった

もちろん
そのせいでスズメが家と家族を失ったことは
とても重要なのだけど

何か記憶にあるけど
結び付けられてない情報があるかもしれない
というメモ


スズメの椅子は結局どこいったの?

足が3本が意味するところも気になるけど
それ以上に
本物の椅子はどこに行ったんだろう?

鶏が先か卵が先かみたいな問題なのだろうけれど
現実に被災したスズメの椅子が
一応どこかにはある、ということなのだろうか?
あの常世でやりとりしている椅子は
スズメのファンタジー?

そのあたりの答えは
なかった気がするし
必要ないのかもしれないが
気になった点として


常世が綺麗な時と廃墟な時があるのはなぜ?

常世は現実の時間とはリンクしていないらしいので
(正直その情報も後から調べて知った)
まあ母親っぽい自分を見かけたりするのはわかるけど

星空だったり廃墟だったりしたのはなぜ?
心象風景的なものという記事を見たけど
じゃあソータやダイジンの影響を受けていてもいいのでは?

別の理由があってあのような風景になっている気がする

というメモ


「行ってきます」

ネットにある新海誠のインタビューを読んでいて
大事なフレーズだったんだ!
と知った

これはわからないというより
次見る時はちゃんとこの言葉を聞こう
というメモ

一人暮らしで
こういう挨拶とは無縁だから…

行ってきますしか言わないのは
廃墟が主な目標地点になってくると
そこの人に関する最後の記憶は
そこから出て行く人の記憶だから
という意味があるようだ


綺麗

スズメがソータを見た時に言う
また、セリザワが宮城に向かっている途中で言う
この時、スズメがその言葉に対して疑問を持つ

意味のある言葉な気がする

後者はまあ
被災者じゃない身からしたら
純粋に景色に対する感想として
と捉えられるけれど

前者は坂道でソータに遭遇するシーンであり
人に対する感想として綺麗って
少し違和感がある

前述の通り
このシーンは違和感をわざと出してる
と感じているので
このフレーズと
すごく離れた位置で出された同じ言葉は
何かつながりを感じる…

と言うメモ


スズメに特徴が無い

胸が大きいわけでも小さいわけでもない
背が高いわけでも低いわけでも無い
性格が悪いとかすごく良いわけでもない

出自に特徴はあるけど
キャラクターとしては印象が薄い…
よくある髪型だし

というか
服装も髪型もコロコロ変わる
これは何にでもなれる的な?
カービィ的なやつか?
素材はシンプルにってことか?

女性と出会いながら旅をするし
何か毎回もらってるし

そしてボスバトルするし
ちょっとテレビゲームっぽいと思った

わざと特徴が無いのかもしれないが
それもあって熱血ではないのに
死生観が運と言ったり
死ぬのは怖く無いとハッキリ言ったり
とにかく閉じ師としての活動をする上で
ガンガン進むなーという
悪い意味では無いんだけど違和感があった

どう言う気持ちで行動したのだろう
と言うことは想像がつくけど
じゃあスズメってそう言うこと考える人なの?
と思ってしまうが
自分にとっては特徴が無いなとなってしまったので
よくわからない

と言うメモ


全体的にシーンが抜けているような印象を受けた

なんというか
勝手なイメージで
新海誠なら丁寧に説明をしてくれると思っていて
そのために必要なシーンが
無い

間違っていたり差し替えたりとかじゃなく
尺の都合で抜いた
と言う印象を受けた
素で2時間あるし

漫画や小説の編集じゃないから
抜いたからって前後のシーンを調整するわけにもいかないだろうから
それが自分の違和感に繋がってるんじゃないのかな

頭空っぽで楽しむには
随所随所で気になることが出てきて
気にしている間に次の展開が始まってしまうので
ちょっと辛かった

各パートの話自体は素敵で楽しめた
大きな流れの中にあるあらすじを
ちょっと理解できていなくて
楽しみきれなかったなぁ
くやしい

また行く

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