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なんか普通の日記と線引きなしの『創造性は・・・』第七章

・『創造性はどこからやってくるか』の七章は、なんかピンとこず、ライン引きをするところがほとんどなかった。
 なので七章の読書ノートは省略。
 来週は最終章だ。

・その分『ジャック・デリダ「差延」を読む』を読んでいた。
 この本は、脱構築研究会主催の“夏合宿:ジャック・デリダ「差延」を読む”のチュートリアルが元となっている。
 だからYoutubeを聴きながら本を読むと、まるで読書会に参加しているようにわかりやすい。
 最初の四〇分間、p32までは、いかにデリダの『差延』が読みにくいか、にさかれている。
 そこがまた熱いのだ。お勧めである。

・そもそも『差延』に興味を持ったのは、「現前性の形而上学p22」を知りたかったのだ。
 というのもベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』の“アウラ”=“現前性”ではないかと思ったからだ。
 デリダ『差延』は世界の始原(アルケー)はないという。
 ベンヤミン『複製技術時代・・・』に引き寄せるなら、もうスーパーオリジナルの存在が確かだった時代は失われた=アウラの喪失、といっている。
 常にコピーのコピーのコピーの連鎖≒差延でしかない。
 だから、誰でもコピーを持ってきて「僕がオリジナル!」と宣言することができる。
 ベンヤミンが芸術のアウラがファシズムに利用される、と警告したのは、このことだったのだ。

・文京シビックセンター写真機説
東京の後楽園そば「文京シビックセンター」の展望台にいった。
トップの写真は、その時に撮ったものだが、すごいよかった。
そのまま構えて、スマホで撮っても、すごいきれいに写る。
展望台ガラスが前傾しており、雨などで汚れていない、室内照明などが映り込みしない、などなど、文京シビックセンター自体がカメラとして設計されたのではないか?というくらい、良くできていた。

DxO PureRAWはやっぱりすごい。
トップ写真を撮ってみて、ああもうシグマdpシリーズはもう卒業して、もっと高解像度なカメラに移行できると思った。
少しでも画質を上げようと単焦点レンズを使っていたが、標準ズームレンズで、これだけ撮れちゃって驚きである。
どっとはらい。

2023/12/12 1:04

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