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ワヲンユニット員インタビュー

本日より上演される『いつか見た星』に先駆けて、ワヲンユニット員、笹倉良太と田中陽太にインタビューを実施しました!
(聞き手:奥山ちひろ)


奥山:ユニット員インタビュー!
『いつか見た星』の本番も近づいてきましたが、ここで改めて、「ワヲン」のユニット員に話を聞いてみたいと思います。
それでは、自己紹介してください。

笹倉:はい。えーと、ワヲン主宰の、劇団てあとろ50’4年代笹倉良太です。よろしくお願いします。

田中:はい。ワヲンの、劇団てあとろ50’4年代田中陽太です。よろしくお願いします。

奥山:よろしくお願いします。

ワヲンとは


奥山:じゃあまず、ワヲンって突然出てきたユニットだと思うんですけど、どんなユニットなんですか?

笹倉:そうですね…えーと、元気になる作品を届けたいっていうのはひとつあって、
えーっと…なんというか、今現在くすぶっている人が成長するというか、前を向く、そういうお話をお届けすることで、見ていただいたお客さんにも、そういう前向きな気持ちになってほしいなと思っています。

奥山:ふ~ん。

田中:うん。

奥山:何か田中さんからはありますか?

田中:僕はまあ、良太の理念と言うか、まあどういうことをしたいからというのではなく、今まで良太が作演をやってきた話を見て、良太が作演をやっていくこのユニットになら参加したいなと思ってたんで、ワヲンは良太が思ってることが実現していくようなユニットになるかな、と思っています。

奥山:へえ~

ユニット結成のきっかけ


奥山:じゃあその辺の、2人でユニットやって行こうって思ったきっかけみたいなところが聞きたいです。

笹倉:そうですね。えっと、2人で脚本とか演出とかっていうのをやり出したのが、去年の…一昨年の11月の『英雄』という公演で、
 ※あかなし×劇団てあとろ50'11月企画公演『英雄』
  主宰・作・演出:笹倉良太

奥山:あー、はいはいはい。

笹倉:そこで初めて2人で一緒にやって、そこから翌年の5月の『ゴールデン・ルーキー』という公演で本格的に一からやって、凄く楽しくて、これからもやりたいなと思って誘いました。
 ※劇団てあとろ50'2021年度新歓公演『ゴールデン・ルーキー』
  主宰・作・演出:笹倉良太

奥山:おお~いいじゃないですか。
それに賛同したっていう感じですか?田中さんは

田中:そうですね。なんか、やっぱ、まあその、『英雄』でいろいろ話し合ってっていうのがあるんですけど、その前から良太が最初に書いた企画書、良太が最初に書いた脚本、で良太が初めて公演をしてたのが『英雄』で、そこまでずっと、良太が主宰というか作演をやっていくための流れじゃないですけど、やっていく過程をずっと見てきた僕としては、やっぱ、良太の書く話ってのはすごく俺に刺さるというか、共感できる部分が多かったので、

奥山:へ~

田中:まあ誘われた時も、二つ返事で、「うん、やろう」という感じで始まりましたかね。

奥山:いいですね、なんかニヤニヤしちゃいますね。

一同:

ユニット名の由来


奥山:
じゃあこれは、個人的に気になってたんですけど、何で「ワヲン」っていうユニット名にしたんですか?

笹倉:そうですよね、よく聞かれるんですけど…

一同:あははは。

笹倉:なんですかね、特に深い理由ってのは無くて…

奥山:無いんだ笑

笹倉:まず「語感がめっちゃいいやん」と個人的に思ったのでそれにしたっていうのと、

奥山:まあ確かにね。

笹倉:あとまあ、なんですかね、これも特に深い意味はないんですけど、「わ」と「を」と「ん」って平仮名の最後の3文字で「なんかいいやん」と思いました。

奥山:あはは、割と適当なんですね。

笹倉:あ、適当です。

田中:ユニットの名前何にしようか悩んでてどうしよって聞かれたときは、とにかく検索しやすくて文字入力がしやすい文字にしろって、ユーチューバーみたいな思考で…

奥山:おー、良いアドバイス!

田中:だったら何でもいいから、とにかくもうTwitterとかネットで検索しやすいようにしてくれって、それだけ伝えました。

奥山:素敵なアドバイス。
確かに覚えやすくてかわいい名前で、素敵と思ってます。

田中:うん、ありがとうございます。

笹倉:ありがとうございます。

2人の役割分担・関係性


奥山:
さっき、企画書とか脚本を最初に田中君が読んでるみたいな話があったと思うんですけど、
2人の中での作品作りだったりユニット運営での役割分担みたいなのどうなってるのかなと思ってて…
なんか今回の企画で「監修」っていうクレジットがついてて、なんだそれはみたいな気持ちがあるんですけど、どうやっていつも役割分担してるんですか?

笹倉:まず作品作りに関して言えば、こういうのをやりたいっていうのを笹倉が出して、それを田中笹倉2人で話し合って、でえーっと、「こうしたら?」みたいな割と一般的普遍的というか、そういうアイデア…うーん、アイデアではないな、そういう指摘とかをもらって、でそれを僕が咀嚼して、で脚本にしたり物語にしたいなと思ってます。そういう役割分担です。

奥山:なるほど

田中:脚本に関してはそうで、他に監修がどういうことかってことですよね?

奥山:はい、気になるなと思って

田中:そのー、今回は、そもそも企画書を最初に作り上げるところから、ちゃんと企画書を書こうっていうところから始まって、2人でそこも考えて、脚本も2人で考えて、演出も2人で考えてっていうのがあって…それじゃあ全部、主宰補佐、脚本補佐、演出みたいな、全部クレジットしていくの何それ、みたいになってしまった。

奥山:あーなるほど。

田中:そこ一言で言ってよくない?みたいのがあったんですけど、なんかプロデューサーだのディレクションだの考えたんですけど、でもやっぱ横文字がちょっと恥ずかしくて…

奥山:わかる笑

田中:なんか良いのがないかな、ってなったときにパッと監修っていうのが思いついて、

奥山:なるほど。

田中:とりあえず今回監修にしてるんですけど、まあやってる内容としては、2人でいろいろやってるよって部分をひっくるめて、監修って今回はしてみました

奥山:プロデューサーであり、全補佐みたいな?

田中:まあそんな感じ…

笹倉:まあでもそうですね。

奥山:へえ、かっこいいっすね。

一同:あはは

奥山:喧嘩とかしないんですか?

笹倉:喧嘩はしないですね。

奥山:すごい!へえ~

田中:喧嘩はしないけど、いっつも話考えてるときに、行き詰まるとちょっと仲悪くなったりは…なんか、言い合いになったりはしないけどね。

奥山:まあまあまあそれはね。意見が割れるとかはないんですか?

笹倉:いやそれは全然あります。

田中:うんうん。

奥山:でちょっと仲悪くなったりするってこと?笑

笹倉:仲悪くなるというか、割と意見を言えるというか、お互いに言っても聞いてもらえるしということで、そういう面では喧嘩はしないですね。

田中:うんうん。

奥山:素敵なご関係。

一同:あははは


旗揚げ公演『いつか見た星』について


奥山:
じゃあ、そんな感じで作り上げている真っ最中の旗揚げ公演『いつか見た星』についてちょっと聞きたいんですけど、どんな公演でしょうか?

笹倉:この公演は、そうですね…まず…見た人に元気になってもらえるような公演をまずは目指していて、そのために役者の皆さんもすごく頑張ってくれてますし、スタッフの皆さんもほんとに、いろいろなお願いをしてしまっているんですけど、本当にみんな快くやっていただいて、もうスタッフの皆さん役者のみんな一丸となって、1つの公演が、今できている最中だなっていうのを凄く実感して、嬉しいです。

奥山:うんうん、そうですね。

田中:うーんそうですね、とことん等身大であり、でもその…内に秘めている思いみたいなものを舞台サイズで大きくするみたいな。
この…小さな自分と大きな野望、その2つをこう、今回はうまくお話にできてるんじゃないかと思っているので、
そういうところにやっぱ、同世代の人とかには共感してもらえるように作りたいなっていうのはずっと言ってて、
そうっすね、そこが伝えられるような作品に、今、していきたいなと凄く思っています。

奥山:お~、いいですね、良い公演にしていきたいですね。

田中:そうですね。

今後のワヲン


奥山:
では最後に、今後のワヲンの展望についてちょっと、うかがいたいです!

笹倉:はい、なかなか旗揚げ公演前で、今後の展望というのも…

田中:うぅ…

奥山:笑、どんなユニットにしていきたいですか?

笹倉:そうですね、難しいんですけどでも、まずは、今後もほんとにいっぱい演劇公演を打ちたいなっていうのはありまして…まあお金の問題とかいろいろ難しいのは承知の上なんですけど、気持ち的にはもうめちゃくちゃいっぱい打ちたいというのがあって、
ゆくゆくはそうですね、口で言うのは簡単なんですけど、

奥山:おお?

笹倉:下北沢とかでそれはもう演劇やりたいですし、

奥山:おおー

笹倉:ちょっと2人で話してたのは、

田中:あはは

笹倉:ドームとか

奥山:ええ!

笹倉:で演劇やってみたらめちゃくちゃ面白いやんっていう話はしてたんですけど、

奥山:ドーム!?すごい、聞いたことない!

笹倉:これはしてるだけです。

田中:そうですね、してるだけです。

奥山:いいじゃないですか~

田中:いやもう、それはもう、どこまででもやっぱ、やりたいと思ったことは口に出していこうと思ってます。

奥山:お~

田中:ドームで公演!ははは

笹倉:やりたいですね。

奥山:いいですね、ドーム公演ちょっと、楽しみにしてます。

田中:はい。

最後に一言


奥山:
では、最後に一言あればどうぞ!

笹倉:はい。えーっと、さっきも言ったんですけど、役者の皆さんもスタッフの皆さんもほんとに全力でほんとに皆さん頑張っていただいて1つの公演作り上げておりますので、皆様どうか、多くの方のご来場お待ちしております。よろしくお願いします。

田中:はい。そうですね、まあ多くの人にもちろん見に来てほしいという気持ちもあるんですけど、何よりも、最近またちょっと感染症が流行ったりしてるんで、皆さんもお体にはお気をつけて、無茶なくね、みんなが、やってる僕ら含め、全員が楽しく健康にやっていくということをまず第一に考えていますので、余裕があるよと言う方は、ぜひ見に来てほしいですね~

奥山:はい、ありがとうございます。
それでは、本番まであと少し、頑張っていきましょう。
えー、ワヲンユニット員の、笹倉良太君と田中陽太君のインタビューでした。ありがとうございました。

笹倉:ありがとうございました。

田中:ありがとうございました。


公演情報

劇団てあとろ50’×ワヲン 旗揚げ公演
『いつか見た星』

〇日程〇
2023年
2月10日(金) 19:00~
2月11日(土) 13:00~/19:00~
2月12日(日) 11:00~/15:30~
(全5ステージ)

〇場所〇
早稲田大学学生会館B203

〇料金〇
無料(フリーカンパ制)

〇作・演出〇
笹倉良太

〇ご予約〇

〇出演〇
奥山ちひろ
笹倉良太
高富こん
田中陽太
元木真珠

咲山サキ(ターリーズ)
城代亘生(劇団森)
藤枝拓磨(ビーバー、ラムネ瓶をかじる)
堀井夢香(劇団くるめるシアター)

〇スタッフ〇
【主宰・脚本・演出】笹倉良太*
【監修・演出】田中陽太*
【ドラマトゥルギー】瀧口さくら
【演出協力】小松千紘*
【演出助手】久松凌空*、楢崎陽大*、里上もえの*
【舞台監督】ミシェル*
【舞台監督補佐】真島夢叶*、松尾安治*、元木真珠*、大澤萌(G線上のサクラエビ)、一鷹(劇団森)
【舞台美術】小松千紘*
【舞台美術補佐】喜多きなこ*、阪中麻衣*、高富こん*、千代*、鶴間冷*、橋本海音*、大澤萌(G 線上のサクラエビ)、ゆきみ(劇団森)
【音響】田中陽太*
【音響補佐】勝見円*、ちあき*、楢崎陽大*、里上もえの*
【音響操作】ちあき*
【照明】中村仁(しらすの夕立ち)
【照明補佐】佑果
【制作】奥山ちひろ*
【制作補佐】花*、久松凌空*、まつまえみのり*、みやたのた*、家亀葉菜
【運営】みやたのた*
【運営補佐】みやちのち*
【宣伝美術】きのしたまこ
【映像】喜多きなこ*
【ゲネ写撮影】小松千紘*
【撮影・編集】喜多きなこ*
【撮影補佐】楢崎陽大*、久松凌空*、里上もえの*
【小道具】里上もえの*
【小道具補佐】喜多きなこ*
【振付】奥山ちひろ*
【稽古場代役】松尾安治*
(*=劇団てあとろ 50’劇団員)

〇感染症対策について〇
https://docs.google.com/document/d/1u5t0tD8I0eDQKBOALIj63zfjxSQnHsehndLmuERxAm4/edit?usp=sharing

〇お問い合わせ〇
wawon2246@gmail.com

〇OP映像〇


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