正しい座り方のための言語化およびアドバイス【FPS】

*このnoteは、ある程度の環境が整っていること(サイズのあった椅子と机がある)と正しい姿勢でFPSをプレイすることで上達につながると考えていることを前提に書いています。
*また座り方についてのみであり腕や手の位置などには触れていません。
ご了承ください。

1.動機、自己紹介

私は高校生から、格闘技を始め運動神経の悪さから下手なりに言語化してきました。
特に正しい姿勢に関しては格闘技の基本であり、FPSにも応用出来る点が多くあるのに、あまり言語化されていないと感じたためこのようなnoteを書かせていただきました。

2.正しい座り方とは?

早速ですが皆さんの思い浮かべる正しい座り方とはどのような姿勢でしょうか?
よく言われるのが、背筋が伸びている、力んでいない、骨盤が立っている、猫背じゃない…などたくさんあると思います。

私はこれらの正しい座り方とは全て「一つの正しい姿勢を言い方を変えているそれぞれ違う視点で言っているだけ。」と考えています。
言い換えれば、全て”正解”です。

その姿勢は人間が生物として一番適した姿勢であり、遺伝子に組み込まれているからです。
おもしろいことに体の一箇所を正しくなるように意識すると自然とすべての箇所が正しい姿勢になっていきます

しかし、なぜたくさんの言い方があるかというと、人によって意識しやすい部位が異なるからだと考えています。
そこで私が正しい座り方のためのアドバイスを部位ごとに列挙していきますので、それぞれ試してみて、自分に合ったものを探してみてください

1. 正しい座り方かどうかのチェック方法

自分では正しい座り方だと思っていてもそうではないことは往々にしてあります。
一箇所を意識して全てが良くなるとはいえ、誤った意識の仕方や癖などによってたった一つの部位が正しい姿勢ではないと全くの無意味になってしまいます。
そこでアドバイスと重なる点もあるかもしれませんが、できるだけ客観的な正しい座り方のチェック方法を挙げてみます。

1.手で胸や肩を押してみてお腹(下腹部)で耐えることができる。
いわゆる、体幹が使えている状態です。一番は他人に押してもらうことですが一人でもできます。少しでも猫背や反腰だと動いてしまったり、お腹に力が伝わってきません。

2. 下腹部(へそから少し下)を触ると少し固い
筋肉量や脂肪で個人差はあると思いますが肚(はら)に力が入っている証拠です。全力で力が入っている必要はないので全力の2~3割程度力が入っているのを感じてみてください。(←主観的ですが許してください、、)


3.部位ごとの意識の仕方、アドバイス

本題に入っていきます。
繰り返しになりますが、これらはどれも正解です。しかし合うか合わないかは個人差が大きいです。
そして継続することが大切なので全てを覚える必要はありません
今、姿勢が乱れてるなと感じたらこれらの一つか多くて二つを意識するだけで正しい姿勢になることが理想です。

私が個人的に意識しやすい、もしくは重要だと感じている部位から順に書いていくので参考にしてみてください。

1.骨盤

座っている際に上半身を支える土台になる部位です。ここが崩れているとどうしようもありません。

こうやって意識してみてください。

①「へその下に手を当てて、そこに思いっきり力を入れて、徐々に力を抜いてください。」

もしくは

②「股関節(座っていて直角の部分)に手を置いて、それをお腹で挟んで潰してください。」

自然と正しい姿勢になったでしょうか?
骨盤が前傾になり骨盤から上がふっと正しい姿勢になっていくはずです。
自分に合わないと感じたら次に行って頂き、正しい姿勢かどうか不安であればチェック方法を試してみてください。
*余談ですがこれを腹筋に力を入れろと書くと体は丸まってしまいます。

2. 肩

一番力んでしまいやすい部位ですが意識しやすい部位でもあります。

こうやって意識してみてください。

①「肩をギューっと上まで上げてストンと落としてしてください。」

もしくは

②「肘(ひじ)を90度に曲げて、肘をできるだけ下に降ろしてみてください。」

肩の力みが取れて、お腹に落ちていくような感覚がすれば100点です。

3. 背骨(浮遊ろっ骨)

※運動経験のある方向けかもしれないです。
説明するのが難しいですが、人間のろっ骨の下二つは胸骨に繋がっておらず独立しています。動作の起点となる部位であり、ここが開いていると人間は正しい姿勢になることができません。
詳しくはこちらの記事を参照ください。

意識するのが非常に難しい部位ですが、意識できれば効果は一番であり私も最近はこの部位を意識するようにしています。

まず、浮遊ろっ骨の位置を知る必要があります
①胸の中心から斜めに手を降ろしていき、出っ張っている胸骨に繋がっていないろっ骨の先端を探します。
②そこから水平に手をスライドして、背骨に親指を当てます。
③軽く押し当てながらゆっくりと深呼吸をしてください。

ある程度場所がわかったら、

「上から吊られるようなイメージで10秒ほど体を伸ばして、最後に力を抜いてください。」

*このときに肩が上がらないように注意してください。
背骨が正しい位置になっていくのが感じられるでしょうか?ほとんど最近読んだ記事の引用なのですが、参考になれば幸いです。

4. その他

どれも自分に合わなかったと感じる人は以下の方法を試してみてください。

 1. 足裏

「(できれば裸足で)足の裏、全体を床に軽く押し付けてください。」

座っているときでも足の位置は重要です。ある程度正しい姿勢から真下に押すようなイメージでやってみてください。

 2. 関節

「膝(ひざ)と股関節と肘(ひじ)が全てぴったり90度になるようにしてください。」

全て床と垂直水平になるのがポイントです。上の足裏と同時にやってみるといいかもしれません。

4. 終わりに

いかがだったでしょうか?
どれか一つでもあなたの体に合ったアドバイスがあれば嬉しいです。

人の体は、気を抜くとどんどんと楽な姿勢になっていきます。
最近エイムの調子が悪いと感じたときやここぞといった場面の前などに思い出して試していただければ幸いです。

肉体的な技術に関しては主観的な部分が多く言語化がしづらい部分ではありますので、今回はこのような誰でもできるストレッチのような形式で言語化してみました。

最後まで読んでいただき感謝いたします。

参考にした資料等:


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