日経平均株価波動分析
Daily Chart
現在位置:Diametric Formation終盤か
27602.11をつけたあと27042.32まで急落。
日足では11月30日の26405.83以降をDiametric Formationと見立てている。
12月29日の急騰は波(g)の動きであると考えるが、日足の解釈自体が難解な場面であり、週足とともに見ていく必要がある。
波(g)の時間消費の限界は1月5日が目安。
価格においては26361を割り込むことでトレンド転換の目安とする。
こうした点を踏まえて今週後半の動きを確認していくことになる。
Weekly Chart
2020年3月以降、Diametric Formationを形成していると考える。
ここであらためて説明すると、このフォーメーションはA~Gの七つの足から構成され、しばしば蝶ネクタイや菱形状の外見を示す。今回は蝶ネクタイ型であり、拡大から収縮、そしてふたたび拡大へと到るパターンである。
今回興味深い点は、2020年10月末からの上昇において波(G)自体が小さなDiametric Formationを形成していると考えられることだ。相似の関係である。
全体の構造を最終波でなぞり直すというのはTriangleのE波などでも見られることだが、それがDiametricでも起きている。
週足からも日足と同様、波(g)始点の26361を下にブレイクすることで10月からの上昇終了のシグナルとなる。
付録:Diametric Formationの例
1989年高値から2003年安値までがDiametric Formationを形成
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