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声と音のレガシー

こなさんみんばんは!

家にいる時間が増えたので、部屋の掃除でも…と思っていたところ、スネークマンショーのCDが出てきたので、聴きはじめてしまったら掃除の手が止まってしまった。
若い人は知らないでしょうね。
かく言う僕も、リアルタイムで聴いていたわけではなく、ラジオの魅力に憑りつかれ、ラジオを深く知る中で出会った、伝説のラジオ番組である。

ラジオDJのレジェンドである小林克也さんと伊武雅刀さん。そしてプロデューサーの桑原茂一さん。彼らが残した、まさしくラジオのレガシー。

昔、雑誌の裏の広告に載っていた「小林克也のアメリ缶」を買えさえすれば英語が上達するんじゃないかと思っていたし(これも古い話)、伊武雅刀さんの朗読CDは今でも、何度も繰り返し聴き返している。
憧れと呼ぶのはおこがましい。ずっとずっと雲の上の存在だし、このレベルのDJにはなれない。でも、しゃべりを生業としている中で、確実にこの人たちの存在は自分のDNAに刻み込まれている。
何はともあれ、YouTubeにも上がっていたので、ご紹介。

今の時代ならば、いろんなところからクレームも来そうだが、音声だけでこれだけの世界を描けることがスゴイ。そして人間の想像力はスゴイ。黙って聞いているだけでも腹を抱えて笑い、エッチな声にドキドキしたりするのだ。
ネタは当時の時代を反映したものもあるけれども、今聴いても新鮮でハチャメチャだ。

そんなスネークマンショーを楽しみながらふと、「声や音のコンテンツ」について思いを巡らせてみた。

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今週の写真:ちょっと前に売っていたポテトチップ笹だんご味
そのチャレンジ精神は認める。

Writoneとの出会いは、しゃべり手としての自分にとっては新たなフィールドであったし、はじめは自分の声を残してみようという気軽な気持ちで始めてみたが、不思議な化学反応も起きている。
そこで出会った作家さんたちもすごい人ばかりだ。
このマガジンのメンバーにしても、モグさんのエッセイの脱力さと小説の世界とのギャップが好きだし、海さんのキラキラした言葉で紡ぐ詩や小説は美しい。六月さんの透明感のある文体もスーっと体に浸透していく。
そして小宮さんの朗読は最初の一文から惹きこまれていく。(僕はいつか小宮さんと朗読のデュエットをしたいと思っている(#^^#)テヘ

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進藤海/六月雨音/ようじろう/小宮千明/モグ。4人のライターがそれぞれの担当曜日に、ジャンル問わずそれぞれの“書きたいこと”を発信。

ボイスブックコンテンツ《Writone》より集まったライターによるリレーマガジン。

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