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声は劣化しない!そう信じて生きてきた。

※今週の写真「キャンドルガーデン」

ときどき、『アナウンスレッスン』と題して、発声練習や活舌、呼吸法などをレクチャーする機会をいただきます。
声の印象というのは大事です。皆さんは外見を磨いても、声を磨くことはしていますか?
発声練習をしていくと、声も磨かれて綺麗になっていくんです。
声優の野沢雅子さん、悟空の声をはじめいつまでも「少年の声」が出せますよね?
メーテルに「さぁ、ようじろう、行きましょう。」と言われれば一緒に『999』に乗りたいでしょう?
機械の体になってもいいと思うでしょう? 

つまり、声は磨けば劣化しないのです!

そんな持論を掲げて、声を磨きましょう。発声練習しましょう。活舌の練習をやってみましょう…というレッスンをしています。

特に、声優さんの仕事のたとえ話をすると、
「なるほど、たしかに声優さんの声は劣化していない。いくつになっても悟空だ!声優さんスゴイ!自分の声も若さをキープしたい!私も綺麗な声が出せるように声を磨こう!」
という思いに……なってくれたら、レッスンももう少し生徒さんが集まるかもしれませんね。

体力の衰え、皮膚の衰え、体型の衰え。加齢によってどうしようもなく抗いきれないものはありますが、声はいつまでも変わらない。衰えているのを実感するのは少ないと思います。
僕も自分の声がいいとは思いませんが、発声練習や活舌練習はしているので、そんなに劣化はしていないと思っていました。

つい先日までは…

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進藤海/六月雨音/ようじろう/小宮千明/モグ。4人のライターがそれぞれの担当曜日に、ジャンル問わずそれぞれの“書きたいこと”を発信。

ボイスブックコンテンツ《Writone》より集まったライターによるリレーマガジン。

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