20231218ふかいメルマガ131回 ウェーブの魅力って!?
おはようございます。
14日木曜日に、チーフ以上の役職者が本社に集まって、
ウェーブのMVVワークショップを行いました。
MVVは、mission、vision、valueのこと。
ウェーブのMVVとは、
【Mission(会社理念)】
ハタラクことを通じて、お客様の笑顔をつくる
ITのチカラで、今までよりもちょっと便利な社会をつくる
全社員とその家族にシアワセをもたらす
【Vision(未来像)】
サステナブルな社会に必要とされる
モノ・サービスを提供できるエンジニアチームへ
【Value(価値・行動指針)】
・エンジニアとしての技術力を追求しているか
・その技術は常に変化に対応しているか
・その技術はどんな価値を提供しているのか常に考えているか
・その価値は個人だけではなくチームと仕組みで提供しているか
・そのために私たちエンジニアは、自立し自律しているか
このMVVを、
経営幹部が同じ認識、
同じ考えで、
同じ言葉を使うこと、
これがミーティングの目的です。
そこで、このワークショップは3時間かけて以下のことを行いました。
① それぞれの役職・立場に応じた役割とは何かを確認し発表する。
② それぞれの立場で考えるウェーブの課題・問題を出しあう。
③ ウェーブの魅力・価値をとことん「絞り出す」。
④ YRK&の採用ブランディングチームがまとめたウェーブの魅力を確認する。
⑤ あらためてウェーブのMVVについて冨永代表の思いや考えを聞く。
⑥ MVVについての考えや認識をそれぞれ発表する。
⑦ ②で出したウェーブの課題・問題をMVVを前提に解決策を検討する。
みなさん④に興味があると思いますが、
YRK&提案に基づいてHPを改修中です。
12月下旬には完成するので、
その時にあらためてメルマガでお知らせします。
それではMVVについて私の考えを整理します。
Mission経営理念は、橋の幅です。
この橋の幅がウェーブのビジネスの領域であり、
ビジネスの目的です。
Vision(未来像) は、橋を渡る方向です。
ウェーブの社員が、目指す未来です。
Value(行動指針)は、私たちの橋の渡り方です。
ここに、数値目標と計画が入り、
「いつまでにどれだけ」という
時間と達成基準を明らかにしていきます。
大事なことは、常にMVVを起点に考えることなんです。
どの会社にも問題や課題はあります。
ウェーブも同じです。
挙げ出したらきりがなくなります。
重要なことは、「どうやって」解決していくか。
この「どうやって」の起点がMVVでなければいけないわけです。
つまり何のために解決するのか、
解決することで何を目指すのかが、
MVVなのです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
このことは、みなさん全員が今は理解できなくても、
上位者が理解・認識していることが大事なんです。
このミーティングで優先順位が高いということで
検討された課題は以下の4つ。
①部門間コミュニケーション・部門内対話力
②教育(育成)・評価・報酬の連動
Valueに連動させる。スケジュールに落とし、一気に詰める時間をつくる。
③人材採用力(ウェーブMVVの人材像とは)
④BCP(事業継続計画)
それから
③ウェーブの魅力・価値をとことん「絞り出す」ですが、
「絞り出す」としたのは、自社の魅力や価値ほど、
自社の社員が気づいていないことが多いからです。
だから「社員同士が仲がいい」
「社内の雰囲気がいい」
「上下間の風通しが良い」など、さらっとした
どこの会社でも出てきそうな魅力で止まってしまうことがよくあります。
もっと具体的に、それはどうして?なんで?とか
もっと他にないかとか、隅々まで探して見つけていかないと出てきません。
その「絞り出し」にブレーンライティングという手法を使うのですが、
田んぼミーティングの時にもやったので、知っている人もいると思います。
具体的な方法は割愛しますが、
頭に浮かばなくなっても自分の順番が来たら、
3つを時間内に書き出さなきゃいけないのですが、
その時にヒントになるのが、他の人が書いたアイデア。
不思議なことに、もう無いと思っていたのに、
それが気づきになって新たなアイデアが出てくるんです。
今回も、このブレーンライティングをやっていておもしろかったのは、
「無いなぁ」という声が聞こえてきて、何も書けなくなっていたのに、
進めているうちにいつのまにか
また書き出しているということがありました。
実はこれはどの会社にもあることなんです。
「うちの会社は遅れている」
「うちは他社を見習わないと」
「うちの経営陣はわかっていない」
「うちの若い社員は不満ばっかりだ」と、
経営陣も管理職も若手も、
解決の糸口の無い不満が募りがち。
私は企業相手に、「SDGsを経営に活かす」というセミナーをやっています。
15日金曜日も、墨田区主催の3回シリーズの第3回目
最終回のセミナーがありました。
20人ほどの受講者は、墨田区内の事業者の皆さん。
タイトルにSDGsと付けていますが、
私がお話ししていることは、
みなさんの会社の中に、
みなさん自身が気づいていない価値や魅力があるはずですよ。
新しいことを始めるのは大変ですが、
社内の隠れた価値や魅力を再発見して
磨き直せば、新たな価値や魅力を生み出すことができますよ、
ということです。
話していてそのことに気づいてもらえると、
受講者の皆さんの表情や目が明るくなるのがわかります。
そういう気持ちや姿勢が社内にいきわたると会社は変わります。
そんな会社を私はたくさん見てきました。
ウェーブもこれからそうなっていくと信じています。
深井賢一
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