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20240415ふかいメルマガ147回 AI、してますか?

皆さん、おはようございます!


AI活用の新展開

このメルマガで「Chat GPTで書いてみた」というテーマを取り上げてから、もう1年以上が経ちました。その間に、生成AIがますます進化してきました。

去年、このテーマでメルマガをお届けした際に、SSの山野さんが有料のChat GPTを既に使っていて、「すごく面白い!」とおっしゃっていたことが印象的でした。

当社のシステム開発事業部では、Pythonを使えるエンジニアやPythonを活用したプロジェクトに参加しているメンバーがいます。日常生活や仕事でChat GPTや生成AIを活用している方もたくさんいらっしゃると思います。

さて、最近ではソフトバンクの孫さんが入社式で、AIを超えるAGI(汎用人工知能)やASI(人口超知能)について話されたそうです。これらの技術が5年から10年のうちに日常化するというのですが、本当に驚くべきことです。

実務での活用と効果

YRK&でも、生成AIを実務に積極的に活用しています。
2週間ごとの定例のミーティング「Creative Technology Lab.」では、生成AIに関する試行錯誤や活用事例を共有しています。3月から、冨永さんと私も参加しています。また、グループ会社からはBRINGも参加しています。

このミーティングでは、様々な仕事での生成AI活用方法が紹介されています。例えば、得意先に提供する2時間のセミナーを500字前後のレポートにまとめる作業において、Chat GPTを使うことで数時間かかっていた書き起こし作業を30分程度で終えることができるようになりました。これにより、大幅な時間短縮が実現されました。

他にも、クリエイティブのアイデア案やコピーやタイトル案のアイデア出し、言いにくいメール内容を柔らかい文章への修正、わかりにくいメールや文書の要約、メールの返信文の考案、さらにはエクセルデータの整理など、様々な業務でChat GPTや生成AIがすでに役立っています
へぇ!こんな使い方ができるのか!と毎回驚きます。

ちなみに、YRK&のHPも生成AIがつくったビジュアルがいくつかあります。
たとえば、下記URLをクリックしたページ。
このページの中で、生成AIがつくったビジュアルは4つあります。
わかりますか?

生成AIを活用することで、業務効率が大幅に向上し、新たなアイデアや展開が生まれることを体感しています。

生成AIの課題

一方で、生成AIには問題点もあります。
クリエイティブの生成AIはまだ発展途中で、多くは英語版のため、日本風の表現が苦手なことがあります。日本風の描写を、とプロンプトを指示すると、欧米から見た独特な日本のイメージが出てきたり、食べ物の表現がユニークなものになることもあります。
プロンプトの使い方や内容次第で、思い通りのアウトプットが得られるかどうかも、情報交換を通じて試行錯誤しています。

冨永さんは最近、コードをChat GPTに書かせたりするなど、積極的にAIを活用しているそうです。

売技ナビCloudへの導入

私は近い将来、第1システム開発Sさんが開発中の売技ナビCloudに生成AIを導入したいと考えています。季節のイベントや旬の食材は毎年同じ傾向があります。そこに来店客層や店舗の特性、気温や天候などの変数を組み込んで、売りたい商品のスペックを入力すると、最適なPOPコピーとデザイン案が自動生成されるというアイデアです
BRINGでは、POSデータやチラシデータ、気象データを学習させることで、AIに年間の商品計画や販売計画を立てさせようとしています。
これらの機能は、売技ナビCloudにも実装できるはずです。

AI活用の効果

生成AIを活用することで、新しいアイデアや業務効率の向上が期待できます。
皆さんも、きっとを仕事や生活に取り入れていると思います。
こんな使い方をしている!というのを、
全社会議でお会いした際に、是非教えてください!

最後に、今回のメルマガは、Chat GPTに提示したプロンプトから生まれたアウトプットです。メルマガ作成にかかる時間が半分以下になったことも、AI活用の効果のひとつです・・・

が、本当はだいぶ手直ししたいのですが、それをやると意味が無いので、ほとんどそのままの取って出しです。
ただし、プロンプトは9回書き直したり、書き足したりしました。
強調してほしい部分や、まとめてほしくない箇所が、
プロンプトを変えてもうまくいかず、そのままあきらめました。
ChatGPTにしたら、それは無駄な文章なのかもしれません。

それとタイトルのイラストも生成AIでつくりました。
イメージは、東京ドームの「セコムしてますか?」の広告看板の「AI版」だったのですが(笑)

今週もよろしくお願いします。

深井賢一

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