Backlogへの愛を語ろうと思ったら小1時間は息継ぎしないかもしれない
どうも!札幌のGEAR8という会社で取締役兼ウェブディレクターの待島です!この記事は、Backlog Advent Calendar 2023の21日目の記事として書いています。
昨年はぼやっとしていたら席が埋まっていて参加できなかったので、今年は2年越しのアドベントカレンダーで嬉しいです。笑
Backlog(バックログ)を日々の業務で使い続けてはや...あれ、何年経っていたんだっけ。と調べると、10年超えみたいでした。
Backlogを使い始めたきっかけ
使い始めたきっかけは、あるクライアントさんからの大量のメールとTELに埋め尽くされて、メンタルが(案件も)ぼーぼー🔥に炎上していたこと。
「今後どうやって対応するつもりなのか教えてください」
…この言葉にどう答えるか苦しかった気持ちを10年経ってもぼんやりと覚えています。(クライアントさんはとっても辛抱強くお付き合いをいただいて感謝に尽きない素晴らしい方でした、念のため笑)
どうやってBacklogを見つけたのかは覚えていませんが、ウェブ系勉強会で話を聞いたのか、ネットで検索したのか藁にもすがる気持ちで始めてみたのが最初です。それから10年。
今やGEAR8では使わないスタッフはいない、使わない営業日はないほど業務に必須のツールになりました。タイでも台湾でもカンボジアでも使ってます。新しく入社したらレクチャもそこそこに、まず使い始めてもらっているくらいです。
でも、こないだ配信した #ギアスタ04の時に振り返ったら、10年前に使い始めてからすぐに今と同じようにメンバー全員が使ってくれる感じではなかったことがわかりました。
まずは僕とエンジニア1名からスタートしていました。が、振り返ってみるとBacklogで連絡をしても、ちゃんと返事していなかったです。特に僕自身が。笑
使ってほしいとお願いしたのにちゃんと使えなくてメールとかSkypeとか口頭で結局説明していたし、期限日も入れていなかったし、確認しましたとかの返事もしていなかった。それだと使ってもらえるわけがないですよね。
なのでBacklogを導入してすぐに業務が劇的に改善したわけではなかったんだと思います。ちょっとずつちょっとずつ、自分の担当する案件から試して、うまくいかなくてメールだけに戻って、また使い始めて、と。僕だけじゃうまく使えなくて、他のディレクターが案件進行に困って、Backlogを使い始めてくれてそれを見て使い方が進化してっていう感じでした。
これからBacklogを導入しようかなと思っている方へ
失敗談から入ってしまいましたが、これから導入する方へアドバイスをするとしたら、以下の方法をお勧めします。
1、まず2人から始めてみる
2、運用ルールはゆるめにする
3、使っている人に聞いてみる
1、まず2人から始めてみる
Backlogの良いところは、課題(タスク)ごとに担当者を指定できることです。
キャッチボールするには相手が必要です。「これやってください」「やりました」のやり取りがないBacklogは個人的には結構辛いです。
自分だけだと課題をクローズする必要性が低いので、終わってるのに消えない課題に囲まれてしまい、進めなければならない課題が見つけにくくなるので、複数名で実際の案件の課題を立てて使ってみましょう。
2、運用ルールはゆるめにする
色々な機能があるBacklogですが、特に使ってほしいのは「担当者」「期限日」「メンション(通知)」の3つ。これさえあれば、相手が(自分も)タスクをいつまでにやればいいかがわかり、関係者への通知もできます。
スタート時にルールをたくさん決めてしまうと、「ルールを守ってくれない」ことにイライラしてしまい、精神衛生上良くないです。Backlogを使いたいのはルールを守るためではなく、プロジェクトをスムーズに進行するためですよね。
気持ちよくお仕事できるように、運用ルールはちょっとラフなくらいにしておきましょう。
3、使っている人に質問してみる
導入したい!と進めている時点では、詳しい人がチーム内に誰もいないかもしれません。そんな時は慣れている人の話を聞きにいきましょう。
Backlogには各地方にJBUG(ジェイバグ)というユーザー会があり、年に何回か、ユーザー同士が発表し合う会が開催されています。2023年の開催実績を見ると、札幌、沖縄、福岡、京都、東京、高知、広島、大阪、鹿児島、静岡、宮城と全国10箇所以上で行われていました。
Connpass(コンパス)のJBUGページ↓
自分なりの使い方やTips、悩んだことなど、Backlog(もしくはプロジェクト管理)に関するセッションが聞けるはずです。たまにオンライン配信もあるかもです。
どうすればうまくいくのかというのはセッションから参考にするもよし、懇親会で詳しく聞くもよしです。僕は課題のタイトルの付け方や、親子課題の使い方を懇親会の居酒屋で学びました。笑
まとめ
ということで、今回は昔を振り返りつつ、新たにBacklogを使い始める方に向けてのアドバイス(偉そう)をさせてもらいました。
もう少し詳しい使い方や、チーム内でより円滑にツールを使うための方法は、この辺り↓を参考にしていただけたら嬉しいです。
#ギアスタ04/Backlogのイロハ・ やさしい使い方(基本編)
ギアスタチャンネル/GEAR8の社内勉強会のライブ配信アーカイブ
#Backlog愛
このギアスタの報告ポストで #Backlog愛 というハッシュタグを思いつきで使ったんですが、むたさんが反応してくださって嬉しかったです。
レッツハバ Backlog愛!
アドベントカレンダーの明日からの記事も楽しみにしましょー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?