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【Day3,Day4】マラウイ旅行記

Day3

2:30AMに起床し、バスステーションに向かう。真っ暗な中をちょっとだけ緊張しながら歩くと、漁港の朝は早く、もう魚の荷積みが始まっていた。バスは既に到着している予定だったが、それらしいバスの姿は見えず、嫌な予感。出発時間を30分すぎた3:30になってもバスは無かったため、多分バスを逃したであろう絶望に襲われた。なんとかしなきゃやばいと思い、昨日から何台か停まっていたバスをノックすると、深夜にも関わらず中で寝ていた人が起きて、僕らを助けてくれた。重いだろうと僕らの荷物を持ち、他のバスまで歩き、何台もノックしてなんとか僕らが移動できる方法が無いか探してくれた。全く嫌な顔ひとつせず、眠そうなそぶりも見せず、お金ももちろん関係なく、全くの親切心のみで助けてくれて、本当にありがたかった。

結局僕らは、乗り合いタクシーに乗ってムズズの町まで戻り、そこから乗り合いバスで首都のリロングウェを目指すことになった。乗り合いバスといってもただの8人乗りのVOXYで、それに11人で乗って移動するためめちゃくちゃしんどかった。荷物も当然後ろに積み切ることができず、後ろのワイパーに引っ掛けたり、でっかいバックパックを膝の上に乗せたりして車内で6時間とにかく耐え忍んだ。

昼過ぎに首都のリロングウェに到着した。寝不足と車疲れで結構しんどかったので、昼飯はうまいもんを食うことにした。最貧国とはいえ、首都の中心部は普通に都会で、ショッピングモールみたいな感じになっていた。2人で2000円くらい出してLサイズのピザを2枚買った。日本のピザほどは美味しくなくて、味変のためにチリソースみたいなのをいっぱいかけて食べたら辛すぎて、次の日お腹を壊した。

ちょっとだけスパイスっぽい味もしたけどまじでうまい

写真も怖くて撮れないようなスラム街を抜けてバスステーションを目指す。川の岸壁工事みたいなのを大勢の人が橋から見物していて、のんびりしてるなーと思った。3時間くらいかけて国境付近のムチンジという町に到着し、現地の人におすすめされた安宿に泊まった。

Day4
夜中に腹痛と発熱で何度も目が覚めてしんどかった。本当はこの日のうちにザンビア国境を越え、首都のルサカも超え、ビクトリアの滝のそばにあるリビングストンまで大移動したかったので早起きして出発する予定だったが、しんどくて結局9:30くらいまで寝てしまった。朝起きたら汗びっしょりになってて、熱は下がっていた。

通りに出てタクシーを停めたら、既に6人乗った5人乗りセダンが止まった。まじかよと思ったが、8人で乗車率160%で国境に向かった。この国境は特に問題もなくあっさり通ることができ、アフリカ旅2国目、世界一親切な国マラウイをあとにした。

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