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【2日目】書くことが思い付かなかった日【北海道ペアツーリング】

10:30 ホテル発
↓ずっとオロロンライン
17:00 とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場着

悪くない目覚めだった。泊まっていたホテルは朝食が無料で、しかもバイキング形式で食べ放題だった。パンとポテトサラダが美味しかった。お茶漬けもあって、お腹一杯になった。今日はひたすら北上する日で、札幌を抜けて石狩を抜けるくらいまではGW渋滞がひどかったが、徐々に絶景路を快走できるようになった。

渋滞×絶景

一番初めに石狩の道の駅に寄ったが、とても混雑していた。本当は石狩鍋や特製ジェラートが食べたかったが、自由を求めるバイク旅で列に並ぶのは嫌だったので、あきらめた。20分くらい走らせた先にセイコマートがあったので、そこでカップラーメンとプリンを食べた。いかに食費にメリハリをつけ、腹を満たすだけの食事と、特産品を楽しむ食事を区別するかが大切だと思う。

いかにもなプリンが地元価格だった‼︎

その後は、かつて陸の孤島として有名だった雄冬岬に行った(というか、ずっと一本道なので寄ったというのが正しい)。北海道の左上の辺を上っていくにつれて、どんどん道が武骨になっていき、風がどんどん強くなっていく。雄冬岬のあたりを通るころには、トンネルを抜けるたびに突風に耐え、頭を下げ、重心を低くして走っていた。いくつめかのトンネルを抜けたところで、左手は海が大きく開け、右には大きな滝があったところが雄冬岬だった。バイクが風で倒れないかひやひやしながらサイドスタンドを立てて滝に近づくと、強風で水しぶきが舞っていた。滝から海に水が流れ出ているわけだけど、波風も強すぎて、水の流れがカオスになっていた。いよいよ極地に近づいてきたことを実感する。

そのあとは、というかこの日一日ずっと海沿いの直線を走っていただけなのであまり書くことがない。写真を何枚か載せることにする。

左は海、右は山(何百キロもずっとこれ)
自家製さくらんぼ

なんやかんや寄り道しながら、17時過ぎにはキャンプ場につけた。本当はもっと早く来てゆっくりしたかったが、夕日には間に会えたので良かった。あまりに風が強く(最大10m/sくらい)、テント設営に苦労した。3年前に北海道に行くときに買った、キャプテンスタッグの4000円(セール中)のテントだったが、グネグネ曲がりバタバタ音を立てながら耐えてくれた。すごい。

歩いて2分くらいのところに温泉、5分くらいのところにセイコマートがあった。北海道のキャンプ場はこれが素晴らしい。テントが飛んでいかないか不安に思いながら買い出しと風呂に行った。露天風呂から、水平線に沈む夕陽が見えて最高だった。夜はポトフを作って食べ、21:30くらいにはパタリと寝てしまった。

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