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60才からのコンテンツビジネス ACT.4

 トライ&エラーを重ねながら、自分なりのコンテンツビジネス論に肉付けしていく作業を一歩一歩進めています。その過程で「コンテンツビジネスとは」といったハウツー系の資料にも可能な限り目を通し、成功を収めた人たちの動画もチェックしています。

 しかしテクニック面でのアドバイスが多く、どれも内容も方向性も似通っていることがちょっと気になり始めています。具体的には、SEOを意識した文章の書き方に徹底すべきであるとか、よく読まれている書き手の文章の構成をなぞりながらリライトする方法がよいとか、クリエイティビティから離れたところにあるものばかりに関する説明であるような気がして…。それが絶対的な王道であるなら受け容れるしかないですが、少しだけあらがいたい気持が捨てきれないのです。

 こうしたやり方に則って進めていけば最初から目立って、ある程度以上の反響を得ることもできるのかもしれません。でも、誰かの真似がいつまで続くのか疑問なのです。まとめサイトみたいな性質の文章ならまったく問題ないし、そういうやり方こそ絶対的な正解でしょうが、noteはオリジナリティという要素がなければ本当の意味で目立てないし、生き残れない気がしています。漠然と、ではありますが。

 だから、毎日目から血が出るくらいに考えて、それを実行に移して、思ったほど反響がなかったらヘコんで、次のエントリーのために再び目から血が出るほど考える。そういう循環にとらわれてしまうわけですよ。自分という存在を知ってもらうには、考えられるあらゆる手段を使って発信していくしかないですね。

 このところ、実体験を通してタイトルの大切さを学びました。私はライフワークに近い形で国際ロマンス詐欺を追いかけていて、それなりの知識もあります。自信がある分野なので、いずれはマネタイズできるに違いないと感じ、このジャンルで書きはじめたばかりのnoteを課金第1弾にしたいと思っていました。

 しかし、初速が悪かったのです。『60才からのコンテンツビジネス』というこのnoteは最初からかなり読んでいただいていたので、ビギナーズラックを過信してしまったのかもしれません。最初は『国際ロマンス詐欺のマニュアルを読んでみよう』というタイトルで記事をアップしました。これは、当日で閲覧5回くらい。あれっ?と思いました。自信があるネタだったからです。それに、ちょっと尖ってみたい気持ちもありました。結果的に失敗ですね。

 気が短くて結果を早く知りたい性格もあり、また、初noteに対して早い時点から多くのスキをいただいていたので、これはタイトルがだめなんだろうと思って『新しいライフハック:元詐欺師が書いた国際ロマンス詐欺のマニュアルを読んでみる』にしてみました。ところがこのタイトルでも満足のいく結果は得られませんでした。今度は、長すぎたのかもしれません。説明的な響きの文章がいいのではないかと思ったのですが、タイトルを長い文章にすると逆効果なのかもしれないと思いました。

 そこで、『シニア世代の新ライフハック:国際ロマンス詐欺で騙されないために』という自分的には情報を過不足なく盛り込んで、かつ長すぎないと感じられるタイトルを考えました。

 今徹底して意識しているのは、自分を少しでも知ってくれている媒体での存在感を高めていくこと、それに加えて私の場合はnoteへのエントリーを毎週最低1回すること、YouTubeの動画作成を早いテンポで続けていくことです。SEOを意識した文章や成功者の言葉をリライトするところからあえて離れる流れで、各ジャンルのエントリーの数を増やしていきます。

 どうやったら目立つか、常に考えています。少しでも親和性があるものや挑戦中のもの(まさにこのnoteですね)についてタイムリーに、リアルに文章を綴っていくしかありません。私にとってはこちらのほうが、確立されたノウハウを忠実になぞっていくよりも効率のいいやり方であると感じられるのです。

 実は、とても嬉しいことがありました。先週、『英語総合運用力爆上げノート L2』を、「今、このnoterが面白い」で取り上げていただいたところ、ビューが爆上がりしました。ありがとうございます。答えを出していただいたような気がしています。本当に感謝しています。

 映像コンテンツについても、独自色を出していけるよう日々格闘しております。ACT.3でちらっと触れさせていただいたWatsu Usa Breaking Newsのラインナップを充実させていくと同時に、配信開始3年目に入ったBest Hit Usa TVも盛り上げていきます。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回のアップもお読みいただければ幸いです。


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