将棋の格言を自作しよう

こんにちは。将棋ウォーズ2段程度の俺がいろいろ言うのもあれかな~なんて思うのですが、序中盤の考え方というのをまとめてみようと思ったので書きたいと思います。書いているうちにタイトルの通りに格言ができるか…は分かりません。

1.常に選択肢が広くなるように指す。
 将棋は最後に相手に「負けました」と言わざるを得ない状況に追い込むゲームです。そういうことを言い換えれば、相手の選択肢を狭め、自分は広げることこそ勝ちに繋がると言えます。具体的に説明しろと言われても難しいですが、経験則である程度理解していただけると思います。
 それは序盤から応用することができて、例えば指したい手が複数A,B,Cあるとします。Aは必ずいつかは必ず指したい、Bは指すとプラスだけど、違う戦法(B’と定義)にすると指せない。Cは暇だったら指したい、とします。
 私はこういう局面では必ずAを着手するべきだと考えます。結果的には何を選んでも一緒かもしれないし、B’が得意ではないからBを選ぶ人もいるかもしれない。でも仮にB’を指す気がなくてもAとするべきです。理由は選択肢を広く持つにはそれが最良だからです。あと自分が指さないと決めてても相手には分からないかもしれません。早めにBと指すとより早く対策を立てられる危険があるということです。

2.将棋は甘くない
将棋を指していて棒銀等で攻めてくる方がよくいます。棒銀は優秀な戦法だし初心者が一番最初に覚える戦法かもしれません。ただネット将棋等同じくらいの棋力の人と指すと全く通用しないのが分かります。いや、棒銀と言っても単純に攻めるだけの棒銀のことですよ。プロの対局を見ていると最近はAIの評価値なんかが表示されることがありますが、たいていの対局は少しずつ評価値が動いて少しの差がだんだん広がっていくイメージです。もちろんうっかりがあると急変動しますけどなかなか強いレベルでは難しいですよね。
 よく動画サイトで、これをすれば初段!とか、すぐ勝てる!等の動画がありますよね。プロ棋士が紹介していることもあったりしてまあ間違ってるとは言いません。ただ勝つ=強くなるは違うと声を大にして言いたい。
 もっと説明すると、そういう戦法で勝ったとしても真の力がついていないので後々苦労しますよということです。段・級を少しだけ上げたいならばそういう戦法を使ってもいいかもしれませんが、結局強くなりたければコツコツ頑張るしかない、そもそもそんな簡単な方法があったらみんな使ってますよ? これは将棋に限らず日常生活でも言えることだと思います。要はうまい話に騙されない!ってことですね。

いろいろ書こうと思ったのですが長くなってしまって疲れたのでおしまい

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