23年ドラマ雑感
今年、完走したドラマは24本ありました。
1本ずつ振り返って参りましょう。
1月クール
舞いあがれ!
後編は、男絡み、辛い出来事が多く、少し耐え難い部分もありました。
しかし、花子とアン以来8年ぶりの朝ドラ視聴。毎朝(ほぼ帰宅後の録画でしたたが)楽しみがあることは日々の生きがいでした。
未だに私のスマホの待ち受けは、舞と久留美ですし、着信音はアイラブユーですし、4月に福原遥ちゃんと撮った2Sチェキは家宝としています。
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女神の教室~リーガル青春白書~
北川景子さん主演の月9と言えば、ブザー・ビートですが、あれから10年超。
大学教員役で若者たちを指導する姿に時の流れを感じました。
私としては、男子学生が柊木先生を女性として見ていないことが謎でした。
男子学生と二人で外でランチするシーンとかありましたが、あれ何のスペイベでしょうか?
もし私の大学時代に柊木ゼミがあったら、普通に教員にガチ恋していますし、南沙良さん演じる照井さんに罵倒されることに快感を覚えています。
そもそもそんな人は、司法試験どころか法科大学院、法学部にすら受かりませんが。
柊木ゼミに入るには、私は先ず隗(倫理政経を受験)より始めないといけません。
ドラマ10 大奥 season1
男女逆転ver.の大奥。
ジャンル的にはSF時代劇だそうです。(参照:Wikipedia)
後述のseason2と共に本当に素晴らしいドラマでした。
season1の見どころをざっと挙げると、
・堀田真由(徳川家光)かっこよすぎる。扇子で殴られたい。
・仲里依紗(徳川綱吉)×倉科カナ(柳沢吉保)の百合。最後は殺人という形が愛情表現になってしまった偏愛さに涙。
・冨永愛(徳川吉宗)×貫地谷しほり(加納久道)の百合。主従関係と恋愛感情の並立の美しさ。
・主題歌幾田りら=正解。
といったところです。
當真あみさん演じた若かりし田沼意次も素晴らしかったです。
100万回言えばよかった
ファンタジー色強めではありましたが、スッと入ってきた良作でした。
花より男子、僕の初恋をキミに捧ぐで育った私からすれば、たとえアラフォーでも井上真央さんがおばさんになることはあり得ないですが、100よかを観て、それは自信から確信に変わりました(松坂(1999))
主題歌リンジュー・ラヴのMV、広末涼子さんが出ておられます。
不倫で謹慎、意味が分からないので早く復帰してください。
4月クール
風間公親-教場0-
20年の教場1、21年の教場2の前の物語。
未来のことはすでに放送されているので、未来で回収される伏線が随所に散りばめられていたのが印象的でした。
この時系列はスター・ウォーズと同じですよね(私は観たことないですが)
アメトーークで「スター・ウォーズを観てない狩野英孝に普通の時系列通りに観せたら」というドッキリがありましたが、これを教場でやったら、どういう面白いリアクションが生まれるのか気になります。
それにしても刑事役のリレーが豪華でした。
赤楚衛二→新垣結衣→北村匠海→白石麻衣→染谷将太→新垣結衣(再)
これ、ベッツ→トラウト→ゴールドシュミット→アレナド→シュワーバー と同義。
一つ物申すなら教員が学生に殺された回(たしか5話?)は、「いや、教員も悪いでしょ」となりました。
卒業かかった学生に自己満の変な理論で単位落として、なおかつ不可の理由も説明しないのは、殺人はやりすぎにしてもしばかれて当然。
私は大学教員に対して、あり得ないくらい世間を知らないという理由から、この世の職業の中で1番悪いイメージを持っています。もちろん民間経由の人、稀にちゃんとした人もいるので、全員とまでは言いませんが、、
私が学生の時も、とんでもない左巻き思想の教員、あり得ない男尊女卑的思想の教員、今の大学の授業料の高さも知らず「最近の学生は車持ってないのよね~」とほざく教員、ほぼ毎回20分遅刻してくる教員、直前に休講案内を出す教員、テストに自分の飼い猫の問題を出してくる教員、挙げればキリがないですが、彼らは常識やモラルに欠けすぎているので、いくら頭が良くても一生リスペクトすることはないでしょう。
脱線しました。教場3も末永く待ってます。
あなたがしてくれなくても
セッ○スレスをテーマに2組の夫婦を軸に展開された物語。
最初は瑛太さんと田中みな実さんが「してくれない(できない)」という設定でしたが、終盤には逆の現象も起こりました。
観ていて私は思いました。
「配偶者がその顔面でレスとかフィクションにも程があるから」と。
両夫婦の中で唯一不倫してない1番真っ当な人物が田中みな実さん演じた楓でしたが、あまりにもアルファ女過ぎて「楓可哀想」となりづらかったのが、凄かったです。
水族館が好きすぎるみちと誠が社内のエレベーターでも指を交わらせてしまう描写は、セッ○スに飢えた男女のメタファーとして良くできたシーンだと思いました。
隣の男はよく食べる
「隣の部屋に美人な年上女性がいたら…」と理想を抱いてはいけません。そもそも顔面倉科カナなら30半ばで独身の可能性は低いですし、仮に隣にいたとして顔面菊池風磨でなければ、作りすぎたご飯を持ってきてくれることはありません。
かなりラブシーンも濃厚で面白かったんですが、制作発表の会見で、菊池風磨くんは「無我夢中でキスしてた」的なことを言ってたのに対し、倉科カナさんは「ただの運動」と余裕を見せていたのが、マジで最高でした。
一部ジャニオタは「そんなわけないでしょ。余裕で感じてるから」等と言ってましたが、私は普通に「何一生懸命なってんの?ただの運動だから」とあしらわれたいので、ジャニオタと対峙させていただきます。
7月クール
さらば、佳き日
私が愛した人は兄でした。
これ、さすがに異母兄妹とかそういうのはあるかと思いきや、そういうのもないガチガチの兄妹でした。
本作は妹から兄への矢印が強めで、最終的に両想いになりますが、そもそも「妹が山下美月で恋するな」は科挙ですよね。
18/40~ふたりなら夢も恋も~
福原遥×深田恭子のW主演というのがなかったら、完走どころか1秒も観ることはなかったでしょう。
シスターフッド(女性同士の絆)を題材にしていながら、ここまでハマらなかったので、語れることもありません。
ウソ婚
何だったか忘れましたが、TVerの記録も作りました。
設定的には逃げ恥と似ていますね。逃げ恥と違うのは、匠と八重は幼馴染であったということ、「仮面夫婦」が、逃げ恥では家事代行を隠すための手段であったが、本作では、本物の夫婦を演じるという目的であることの2点でしょうか。
長濱ねるさんは、98年世代、九州出身、たぬき顔(可愛い)という私にとって好きになる要素しかない方です。
23時台といことで、過激なラブシーンを危惧しておりましたが、そこはなかったので安心しました。
DIY!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-
元々はアニメだったらしいですが、アニメは全く分からない私にとっては、せるふは上村ひなのさんですし、ぷりんは野口衣織さんです。
端的に言えば、ゆるキャン△におけるキャンプがDIYに変わった感じの作品です。
ゆるキャン△におけるリン(福原遥)となでしこ(大原優乃)の百合も好きですが、DIYの2人は「幼馴染」という関係がありながらのそれでしたので、本当に美しい百合でした。
こっち向いてよ向井くん
赤楚英二の顔面で33歳の子供部屋おじさんは無理があるだろという前提は置いておくと、そこそこ面白かったです。
キャストの女性陣の中では、りんくまやいくちゃんの方が好きではありますが、ドラマの中では、坂井戸さん(波瑠さん)が一番好きって思えたので、波瑠さんの「役者力」を感じられました。
最高の教師
松岡茉優と芦田愛菜の百合なのか?…と当初は思っていましたが、當真あみ×芦田愛菜の百合になるとは思いませんでしたね。
マルモから観ているので、芦田愛菜ちゃんはもうJKじゃないことが信じられませんが、リアル高校生な年下のキャストとドラマを作り上げているのが、感慨深かったです。
東風谷(當真あみさん)も当然年下ですが、そんなのを感じさせないくらい鵜久森に対して、”向き合って”いました。
東風谷と鵜久森が尊い理由は主に4つ。
・2人とも顔が可愛い
・東風谷の方が高身長だけど當真あみさんは芦田愛菜さんより年下
・2人とも苗字呼び(付き合ったら叶、葵呼びになりますよの暗示)
・どっちが攻めか受けかの議論が盛り上がる
先述のDIYのせるぷりがなければ、こちうぐ(命名私)が23年No.1百合でした。
主演は大谷世代の芸能界頂点でおなじみ松岡茉優さん。
生徒たちに負けないくらい制服いけるわってレベルの可愛さですが、正義感の強い九条先生も非常に素晴らしかったです。
化学教師という設定にしたことで、白衣姿を拝見できたのは、本当にありがとうございました。御礼申し上げます。
筋書的には、いじめの主犯がぬるっと許されたのが、意味が分かりませんでした。
いじめ(普通に傷害罪)に加えて、鵜久森と東風谷が結婚する未来も奪っていたので、私的には無期懲役くらいが適刑です。
また、男子生徒が誰一人と九条先生を「女」として観ていないことが謎でした。
最終回、星崎が九条に頭撫でられるシーンは余裕で鬱でした。
あんな先生がいたら、化学が中学レベルでも怪しい私ですら、褒められたい一心でテスト勉強をしますし、担任なら生活の記録に縦読みで愛を伝えます(さすがにキモすぎ了解)
VIVANT
説明不要の圧倒的今年No.1。
やはり相応の金をかければ相応の面白さになるというのは事実です。
私は超豪華キャストの中にいる二十歳の飯沼愛さんをblue walkerと分かる前から注目していました。
さすがに財務部の一員で終わりだろと思っていたところ、天才ハッカーだと分かった時には度肝を抜かれましたし、丸菱の汚いおっさん共に食われてたと分かった時には天を仰ぎました。
別班としての任務に就いた太田回は何度でも観ます。
「(食い気味で)いえ現物を」
「うるさい(巻き舌)」
「ハッキングなんて最後は運、神様の気まぐれ(台パン)」
「訓練、したんでしょ?見せてよ(顔激近上目遣い)」
「散々犯して、殺すんでしょ」で山本がレ○プする回想以外、どれも一生忘れない熱い回でした。
一部視聴者からは、続編では黒須と良い感じになってほしいという声もありましたが、私は断固拒否します。
これは個人の感想ですが、日曜の朝から反日活動(サンデーモーニング)をしているTBSが、ドラマとはいえ、かなり愛国的で保守的な要素を散りばめていたのがちょっと面白かったです。
そもそも死刑が世界的に少数派の中で、死刑の中でも「絞首刑」という日本古来の処刑法に乃木が拘っていたり(銃殺が楽なのにわざわざ紐でつるす手間も厭わない)ただの白米ではなく「赤飯」に拘っていたり、乃木はじめ別班員の愛国心は、中々強く描かれているなと思いました。
ただ、乃木が随所に言っていたことわざは、愛国心ではなくロバートの「ことわざ道場」のネタのオマージュだと推察しています。学不足なだけかもしれませんが、本当に聞いたことないやつだったので、続編で「ピす」「チョす」とか出てきてもギリ信じる人いると思ってます。
量産型リコーもう1人のプラモ女子の組み立て記ー
続編と言えるかは微妙ですが、昨年の量産型リコのパラレルワールドで昨年よりも面白かったです。
模型店のアオちゃんが可愛かったのと、市川由衣さん演じる難攻不落の熊本さんが良かったです。
夏と言えば「量産型リコ」になりつつあるので、来年もあればなと思っています。
トラックガール
物語のモデルに対しての感想は控えますが、このドラマ自体は面白かったです。
華奢の代表例みたいな遠藤さくらさんが中型のMT車を乗りこなす様子は惹かれました。
舞いあがれ!の久留美に加えて、千歳として朝ドラにも出てNHKにも貢献したにも関わらず、乃木坂46の紅白披露曲が、遠藤さくらさんが「手繋ぎ百合」を魅せてくれるMonopolyではないことをまだ許してません。
毎年2万も受信料を取るくせに、正解の選曲もできず、朝鮮のアーティストを出しまくる反日放送協会、即刻解体してほしい組織です。
10月クール
下剋上球児
当初の期待値はそこまででしたが、わりと見入ってしまいました。
1話から名コンビやなと思ってた「ねむしょう」が終盤にはWエース体制になっていたり、柚希姉ちゃんが野球部に喰われなかったり(喰われそうにはなったが)、代打要因扱いされてた中世古が一塁手として活躍していたり、、抑えてほしいポイントがしっかり抑えられており、満足度の高いドラマでした。
マイ・セカンド・アオハル
飯沼愛出演というカードがなければ絶対観なかったですが、前述の18/40とは違って、中身も面白い良いドラマでした。
なにわ男子はずっと大西くん一択という考えでしたが、本作の道枝くんを観て、二択になりました。
もちろんお目当ての沼ちゃんも可愛くて、文系の男子に喰われなかったのは理解(わかっ)ている脚本でした。
ドラマ10大奥2nd
後編もexcellent。
医療編は少し残忍なことや理不尽なことが多すぎて、2回目を観ようとは思えませんでしたが、幕末編は素晴らしかったです。
愛希れいか×瀧内公美のシスターフット、両者とも初めて知った役者さんですが、特に愛希れいかさんの家定は圧巻で、今和装映える芸能人ランキングを作成したら、首位は愛希れいかさんになります。
岸井ゆきのさんの皇族役も素晴らしく、公武合体が家茂と和宮の間ではできているのに、権力や戦いが好きな男共はすぐ争うという対比が印象的でした。
時をかけるな恋人たち
タイムパトロールを取り締まる側の物語は意外とありそうでなかったですね。
吉岡里帆×稲垣来泉の2Sが公式アカウントから供給された時、私は叫びました。前者は私の妻で、後者は私の娘なので(トランス父という概念)
ゆりあ先生の赤い糸
今年の日本のドラマ=VIVANTでしょうけど、乃木の妻が菅野美穂さんという事実、凄いですよね。
菅野美穂さんも素晴らしい役者さんです。
海のように広く強い「大人」の顔、若い男に恋する「女」の顔。
あのゆりあ先生を演じられるのは日本に数人しかいません。
単身花日
舞台鹿児島は評価点。
ただ「妻の顔面が高梨臨で不倫をする」というのが理解できないので、あまり感情移入はできませんでした。
鴨池=鷹池など、鹿児島県民には分かる地名のオマージュは面白かったです。
ハイエナ
篠原涼子さんの弁護士役は初だったようです。
隣国のリメイクなので期待値は低かったですが、それなりには面白かったです。
落日
地上波至上主義の私も現代という時代が、
「北川景子×吉岡里帆をWOWOWでやる時代」
であることを受け止めなければなりません。
連続ドラマWの60分×4話という枠組み、結構作り方として難しいと思いますが、心地よい密度でした。(M-1の4分の筋肉のイメージ)
以上です。24年の話をすると、菅井友香×中村ゆりかの百合ドラマ「チェイサーゲームW」に向けて私はブルペンで肩を作っています。
前者が部下、後者が上司という設定ですが、実年齢では菅井さんが1個上という事実が何度でも俺を甦らせる(アメトーークのケンコバ)要素です。
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