カレンダー制作話

先日、2020年卓上カレンダーを作り
折角なので、このカレンダーの話を。

カレンダーの制作って意外かもしれませんが
本当に大変で…
多分、どの作家さんも同じじゃないかな

絵柄(写真）が元々好みの作家さんでも
『書き込めるカレンダーがいい』
『壁掛けカレンダーがいい』みたいに
それぞれこだわりの使い方があるってもの
それがカレンダー

作る方としては
できるだけ皆さんの意見を聞いて
それに沿って作りたいものだけど、
どうにもできないのが出るのがカレンダー
そもそも12枚あるので
 お値段も それなりにしちゃうしね

そんな条件の中、作るわけで
実は 結構考えることが多かったりする
なので、正直な話、”今年は もういいかな…”と
作らないこともチラチラ浮かんだ

でも新しい年の為に備えるカレンダーを、
『この作家さんのが欲しい』と選んでもらえる・希望してもらえる お客様がいるって 

ほんとーにほんとーに ありがたい

今読んでる アナタが想像しているより、
3倍くらい私は思ってると言い切っていい
…いや、多分、他の作家さんも同じだと思う
私自身、この前 好きな作家さんのカレンダーを購入したんだけど
やっぱり 他のグッズより特別な感じ
『2020年は、この人のカレンダーを！』
…いや、ほんと光栄なことです

で、自分も そういうことをするので、
その期待に応えるべく
12枚を自分なりに選ぶようにしている

私の場合だと、
①2019年 展示で使ったもの
②私らしい撮り方のもの
③養魚場さん・お店さんの金魚や その様子
④かわいらしいもの
⑤金魚の表情がよく撮れているもの

この5点を始めにベースとして決めて、
それから写真を選ぶ
しかも、デザイン的に真四角なので
それに合う構図で撮っているものを。
ここらへん、絵の方とは違うので
あるものでしなきゃいけないので難しい

撮るときに「これは〇〇を作る用」と
決めて撮ることの方が
圧倒的に少ないので苦労が多い
これは、圧倒的に経験が少ないからだな
これからの課題
色々考えつつ 予想以上のものがあるかも、
と予備をストックして撮らなければいけない

ちなみに、意外なものが〇〇（グッズ）にハマッたりするので、今まで撮ってきた金魚写真のデータは全て残してる
2015年～なので すごい量だよ、ほんと！
”〇〇を作ろう！”と思ったときは、
それを全部見返すので そりゃもう…苦笑

で、カレンダーは季節感じるものだし
各月でイメージってあったりするから、
そこも めちゃんこ大事。
春～夏は、明るい・爽やか・涼やか
秋～冬は落ち着いたシックなイメージ
それに年の初めの1月は特別だよねって、そして始めなので明るめ or 上品なものを選びたいなって。

この作業が 本当に大変で…
現実にあり撮ったもので選んでいくので
歯がゆかったりすることも しばしば。

そうそう、今回のnoteで言いたいのは
大変さをアピールしたいんじゃなくって、
そこまでする意味があると思っているのがカレンダーなんだよって。

今年1年ありがとう、の気持ちを
いっぱい詰めて作ってる
そして次の1年がいい年になるように、
テンション上げて乗り越えてもらえるように。

集大成、というと また違うけれど、
それに近い、特別なものなんじゃないかな
…きっと どの作家さんも同じだよ！！

いつも来てくれる 、いいね！押してくれる お客さんのこと思い浮かべながら”これは喜んでくれるかな？”って絶対、考えてる
そんな気持ちを受け取ってもらえますように
受付終了まで どきどきしてます

はい、ここで宣伝！！笑

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予約受付、なかなか好調だと伺ってます
皆さん本当に ありがとうございます☺︎

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