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チケットぴあで落選しないために知っておいてほしいこと

早い話、チケットぴあで絶対に落選したくない場合は、コンビニ支払いをおすすめします。


いや、話が早すぎる!なんでやねん!
そう思う人は続きを読んでいただければと思います。
今回、僕が筆を執った理由は至ってシンプル。

この情報を知らないまま、
意図しない形で落選する人を減らしたい。

それだけです。
今後クレジットカード決済を使わない方には関係ない話になります。


実質当選していたはずなのに落選。あったはずの支払い通知も取り消しに


実質当選していたのに落選になる。

そんなことが起こる可能性が0ではない。
身をもって体験したのは2021年10月のことです。

ライブなどでチケットサイト慣れしている人はご存知の方も多いかと思いますが、クレジットカードの利用可能額の変動でチケットの当落を知ることができます。(オーソリによるものですが、オーソリについては簡単に後述します)

この情勢下で約2年半会えなかったアーティストのライブの当落日前日、祈るように待っていた僕のもとに届いたのは、ライブのチケット代ぴったりの支払い通知でした。
※僕が申込みに使ったカードは利用可能額に変動があった場合でも、支払通知としてリアルタイムでお知らせが来ます。

ガッツポーズをしているところに、何やらカード会社から通知が。

カード会社から届いた利用制限通知と解除後のメッセージ
ちなみにリンクの中身を開けるとこんな感じ


不正利用を防止するためのSMS認証通知です。
嫌な予感。
これが出た時点で、例え自分の利用だと選択しても決済終了されないやつなんだけど、これは……。
そう思いながら、不正利用ではないので私の利用だと選択しました。

そして翌日、嫌な予感は的中。
チケットぴあから落選の通知。

来ていた支払い通知は取り消しに。
2年半ぶりに会えるライブチケットが僕の元から消えたんだ——そう理解した瞬間でした。



意図しない形でクレジットカード決済が実施できず、落選する場合がある


多くのカードでは、不正利用と疑われる利用があった場合、カードの利用を制限、または取引が保留になります。

※すべてのカード会社について知っているはずもなく、限られたカード会社のみを知った上での話になります。

クレジットカード決済の場合、加盟店とカード会社間のオーソリが承認されて取引が成立し、利用額の枠が確保されます。

クレジットカード決済のオーソリについて分かりやすく解説!/三井住友カード』より

不正利用が疑われるような不自然な取引に対しては、カード会社がオーソリを保留することがあります。
今回の僕のケースです。(ライブに申し込んだだけなんですけどね!!!)

この場合、チケットぴあでは落選になります。

不正利用感知システムや何らかの影響で、クレジットカード会社側で決済ができない場合は、弊社側ではシステム連携され決済できず自動的に落選となります。

2021年12月1日 ぴあ株式会社問い合わせ回答より

当たり前やんけ~!
と思うかもしれませんが、イープラスユーザーには意外と盲点だったりします。

イープラスではクレジットカード決済が失敗しても、コンビニ支払いも可能な申し込みの場合は自動でコンビニ支払いに切り替えてくれます。落選にはなりません。
ありがとうイープラス。

ぴあにはこの救済措置がないんですね。
クレカに問題がないので、普通に申し込めてしまう。当選してオーソリ時に起こる事象故に、利用者としてはつらいです。
実際に不正利用でも何でもないわけですから。

  • 不正利用なんて自分には関係ない

  • セキュリティシステムなんて聞いたことない。そんなカードを使ってない。

といった方々も、他人事ではない日がいつか来る可能性が0と言えない限り、上記のようにぴあはイープラスとは違うことは知っておいて損はないかと思います。
知っていたら、僕はコンビニ支払いや別のクレジットカードを使用したでしょう。

※今回の僕の利用した抽選において、オーソリ確認後に当選や落選を決めてる可能性はありえません。同じように申し込んだ人で、落選した方から利用可能額の変動がなかったことを確認しています。また、2days開催のため両日申し込んでいましたが、通知が来たのは1件のみでした。
このことから、当選が決まってからオーソリで利用額分の枠を確保してることがわかります。見出しの通り、実質当選だったものが意図しないセキュリティに阻まれ落選になってしまったのです。


ぴあでクレジットカード決済を選ばない方がいいパターン

不正利用に疑われるって、
信用情報がないとか、ブラックリストに入ってるんじゃないのw

そんな風に笑う人もいるかもしれません。
僕が使っていたクレカも日常的に使っていたものです。
ブラックリスト関係なく、普段から使っているカードでも起こり得ます。
引き落とし日に残高が足りなかったこともなければ、利用枠にも十分に余裕があった状態でした。
なぜ、不正利用と誤認されたのか?それはセキュリティシステムのアルゴリズムに関わることだからか、直接的な言葉は問い合わせても貰えませんでした。

個人の考えにはなりますが、以下のようなときにはぴあでクレジットカード決済を選ばない方が良いと思っています。

  • 過去にカードの利用を制限されたことがある。
    ※特に制限された条件下と似たパターンの場合

  • 同じサイトで複数公演申し込んで、当落日が重なっている

  • クレジットカードが『三井住友カード』

  • 支払額が高額(念には念を入れると1万円以上)

以上をあげた理由は、周りをみた感じや実体験です。(申し訳ないですが、責任は持てません)

これはあくまでも例です。
自分は2点目に該当したのかと何となく予想をしています。それとは別に、もしかするとぴあで不正利用被害にあったユーザーと似た買い物履歴だったのかもしれません。
ただ、システムがどう動くかなんて僕らはわかりようがないことは事実です。

ある程度傾向があるとは言え、犯罪とセキュリティはいたちごっこだと思っているので、システムも日々進化し、傾向も変化する可能性もあると思っています。

なので、冒頭にも述べたように
チケットぴあで絶対に落選したくない場合は、コンビニ支払いをおすすめします。

僕はレアケースだとは思うので、神経質になる必要はないかもしれません。むしろレアケースであってほしいし、このブログの内容を軽視されても問題ない世界であってほしいです。

それでも、知らなかったと泣く人が一人でも減らせる可能性が上がるなら書こうと思った次第です。
ライブが大好きな僕からの想いです。


以下、蛇足にはなりますが、今回の件を通して僕がおこなったことを載せてます。
読みたい人だけどうぞ。


同じ人が出ないように僕がしたこと


今後同様の人を出さないためには、ひとつのクレームとして終わらせず、社内で共有され、重要だと理解してもらう必要があります。また、ぴあと三井住友カードのどちらにも動いてもらうことが理想でした。

僕がしたことと得られた結果は下記です。

  1. 三井住友カードに問い合わせ

    • 不正利用検知システムの影響で起った本内容について、窓口担当者にとどまらず社内共有がされた

    • 部長クラスの方から電話をいただき、ぴあと連携して改善要望を出すようにお願いをして了承を得られた

  2. ぴあに問い合わせ

    • 「不正利用感知システムや何らかの影響で、クレジットカード会社側で決済ができない場合は、弊社側ではシステム連携され決済できず自動的に落選となります」の回答を得た

    • 窓口担当者にとどまらず社内共有がされた

    • 僕と電話をした三井住友カード担当者の件を承知している回答が得られた

  3. 本ブログの執筆

1と2に関しては、欲しい答えを引き出すためのハードルが高く、何回もやり取りを重ね、2社同時に問い合わせたからこそできたのかなと感じた次第です。
細かく書くとブログが倍ぐらいになりそうなので、需要があれば書く形にして本ブログではこの内容でとどめます。


おわりに

長いことオタクをやってチケット戦争も体験してきましたが、今回の落選が一番ショックでした。

1stライブから応援してきたアーティスト。
開催予定のライブはどれだけ申し込んで何とか当てても、緊急事態宣言やまん延防止措置などでことごとく中止。
やっと2年半ぶりに会える、ってタイミングだったせいもあるかもしれません。いや、絶対にある。

同じ人を出したくない一心で、落選で死んだメンタルの中、何とか食いついて動きました。

少しでもこのことが多くの人に伝わりますように。
そして、願わくばぴあもイープラスと同様にコンビニ支払いに切り替わるようになればと思います。
このブログを読んだ人が、また声に出していくと変わる内容もあるかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
よかったら僕の推しアイドル『Aqours』を見ていってください。




P.S.
ライブのチケットですが、二次選考でなんとか1日分当たりました。
もちろんコンビニ支払いです。
ぴあアカウントに問題がないことの証明でもあります。
おかげでブログを書ききることができました。

でも、二次選考がない抽選に申し込む人もいるかもしれないし、二次選考で初めて申し込む人もいるかもしれないと思うと、僕はまだ不幸中の幸いだったのでしょう。
改めて、ライブに行きたい、会いたい、そんな気持ちの間に、思わぬ障害が起きないことを願うばかりです。

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