どうする家康 第六回「続・瀬名奪還作戦」から、今後の展開を予測してみたら、なんか、楽しくなってきたぞ。

「どうする家康」の、事件の進行があまりに遅い(瀬名救出のドタバタだけで二回も使う)のはなんでだろう、と考えていて、いろいろ思いついたので、つらつら書きます。

 まず、松潤が、家康が壮年から老年になって、成熟した人物となっていくのを演じるのは、演技力からいって、絶対無理。無理でしょう。

 だとすると、このドラマ、ものすごく家康の早い段階、若いときだけを描いて最終回、という画期的展開なのではないかと予想する。

 瀬名が死んじゃう(信長の命令で、家康が殺しちゃう)のが、1579年。信長は生きているのだ。まだ本能寺の変1582年の三年前。

 これが最終回になるように、ちいさい話をフィクションで膨らませて、くさい演技演出、長台詞で時間をとって、ときどき芸達者な人の脇道に逸れて、ゆっくりゆっくり話を進めているんじゃないか説。

 今、オンエアしているのが「瀬名 人質解放」が1562年なので、1579年に最終回を迎えるには、どんな展開になるかを予測する。

1563年 元康から家康に名前が変わる。 これで二回くらい使う。「家康誕生」

1566年 三河の国統一 松平から徳川になる。ここまで4回くらい使う。つまり、名前が「徳川・家康」になるまで、6回使って

7回目、もう一回「祝・徳川家康・完成」という回を挟む。ここで4月までいく。

1570年 姉川の戦い。ここらで浅井・朝倉とか、北川景子お市の方とかどんどん脱線して、4回、ひと月くらい使う。5月は浅井朝倉お市の方秀吉柴田勝家ドロドロのひと月。

同じく1570年、岡崎から浜松にお引越し、(遠江の国、曳馬を浜松と改名)、浜松城を作る。6月は「浜松にお城を立てる月」で終わる。

1572年~ 武田氏との戦い、これ、夏場のクライマックス

まず、一言坂の戦いでぼろ負けする。これで二回

二俣城落城 ぼろ負けする。これで二回。

そしてクライマックス、三方ヶ原の戦いで負けてウンコを漏らす。これは二回使う。家康、ウンコを漏らしてどうする家康、パート1とパート2、二回使う。

ウンコを漏らして8月終了。

1574~5年、

ところが、武田信玄が死ぬ。ここで阿部寛と眞栄田郷敦の信玄・勝頼親子の武田家顔の濃いテルマエロマエドラマに脱線。そして、長篠の戦で勝頼敗退。9月は武田家脱線で終了。

このあたりで、家康が側室を持って、瀬名との仲が冷えてくるというのが描かれる。

1575年 その後も武田勝頼と上杉のなんだかんだが続く中、上杉謙信も死ぬ。でなんか実はようわからんが、この中で瀬名・築山さまが唐人医師との密通というようなことがあって、じゃーん、今川氏真のときに続き、大河らしからぬ有村架純濡れ場シーンが展開され、お茶の間テレビ観戦している真面目な親子に、気まずい時間が訪れるのである。

最終回の悲劇への様々な序章伏線が10月に展開。

1579年 11月は、信長が瀬名と信康を殺すようにと家康に命じて、悩む家康松潤、というのでたっぷりひと月使う。

12月、ついに瀬名の最期で最終回。このとき家康36歳。瀬名もまあ、ちょい年下。実際の松潤、有村架純の年齢に近いところで終了。

今のペースだと、これくらいしか進まないから、かろうじて松潤でも演じきれるんじゃないだろうかね。最終回まで有村架純が主役で、僕も大満足だし。

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