ウクライナへのロシア侵攻中のFacebook投稿保存 3/25 分

3月25日 4:25 ·
プライバシー設定: 自分のみ

別途書いた「まつり」と「戦争」note 補足


さっきのnoteには書かなかったんだけれど、藤井風君のまつりは「盆踊りみたいなのを取り入れて、しかもすごくかっこいい。のに対して、EXILEの人たちの踊りは、かっこよく踊ろうとしているのに盆踊りっぽくなることがよくある。(玉置浩二との共演TiAmo動画参照)」と妻が感想を言っていた。そして、EXILEの映画「High&Low」シリーズはヤンキー兄ちゃんたちの集団抗争を延々と描く内容である。つまり、さっきのnoteで書いた祭りと盆踊りと集団帰属動員の論理と戦争というもの、そのひとつながり具合と言うのを、「EXILE文化」というのは実にうまく表している。戦争への熱狂の形成と、日本の「マイルドヤンキー、地元愛、絆大好き文化」というのは、きわめて相関があるのだ、ということを考えたのである。戦争の時、郷土愛から志願して戦う、けっして逃げない人たちのマインドにはそういうところがあって、ゼレンスキー支持者の中のアゾフ部隊などの「愛国主義者」武装集団が軍中枢に入り込んだ(プーチンがネオナチと呼ぶ集団)というのも、昔のその起源においてはナチの協力者だったわけでそのシンボルを受け継いではいるが、現在、思想的にナチスとはさほど関係ない、地元愛的郷土愛がウクライナ愛国主義になり排他的になり人種差別的になり暴力的になるという、ヤンキー特攻隊的にありがちな跳ね返り者集団的なものである。祭りと戦争のことを考える時、僕の中のヤンキー苦手、地元愛苦手、絆苦手意識として祭りと戦争がつながる、ということなのだというのが、まとめかなと思う。EXILEにしても、そのファンの人たちにしても、まっすぐな正義感の善人である、気のいいガタイのいい若者たちである。善人のまっすぐな郷土愛が、戦争の際にはその遂行に利用されるのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?