ウクライナへのロシア侵攻中のFacebook投稿保存 3/16 分 ポーランド・チェコ・スロベニアという三カ国について考察など、大量投稿。


3月16日 1:03 ·
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いろいろ面白い高橋洋一教授のツイッター。
「高橋洋一(嘉悦大)@YoichiTakahashi
民主主義の国ほど国の為に戦う人は少ないが、日本はかなり異様。北欧や台湾は民主主義だが意識が高い」
これにたどり着いたのは、このツイートが面白いなあと思ったから。この人が引用ツイートしていたの。
「pironnu@geronnu
これだけ世代間で給付の格差が広がっている中、自分の家族はまだしも、知らない高齢者のために武器を取って戦えと言われて納得できる人は少ないのではなかろうか。ぼくはけっこうきびしい
これ↓で北欧3国の戦う率が高いの、歴史の影響もあると思うけど給付への納得感に起因するものはあると思う
(ちなみに↓のチャートの相関係数はほんとはマイナス符号で、かつ-0.4が高いかは議論があると思う、どうでもいいけど)」


僕の感想意見。
普段から国に払った税金が、きちんと国民のために使われる、という実感がある国(教育とか医療とかがほとんど全部ただで、死ぬまで安心という感じの国。貯金必要ない感じ)だと、いざというときに国のために戦うんじゃないの、という見方か。もうひとつは、そういう仕組みを、自分たちが民主主義の仕組みで運営しているという当事者意識がある国、ということなのかもしれんな。「国」が情緒的な「ふるさと」みたいなことだけではなく、実体として、確固として、自分との関係としてある、というか、自分が積極的に関わることで国は成り立っている、というかんじなんだろうな。
北欧は、そのことに加え、歴史的に、ロシアやドイツとの関係で、否応なく戦争で国を守った、あるいは侵略された歴史蓄積が掛け合わさってなんだろうな。
 さらに古層の記憶で言うと、キリスト教以前の、バイキングの歴史とか関係あるかもな。女性まで含めて、戦争・闘争に積極的な古層の記憶があるような気がするな、北欧の場合。
では、反対に、日本が、特異値として、民主主義度が高いのに、国のために戦う気が全然ないのは何でかを考えると。
これ。戦後の平和憲法とか憲法九条とか日教組の平和教育とか、そういう直近の話もあるとは思うけれど。
日本人の場合、島国だから、「国」っていうのは自然条件としてあって、「日本のいい所」というと「四季がある」みたいな情緒的ふるさと感として国  と自分の結びつきがイメージされて、「国家」という機構については、「殿様」の発展形、封建制度意識からあんまり進んでいない。封建制度の中で自分を「武士」として戦う主体とイメージする人は少数で、「農民」として、被害者として、戦場になって田畑荒らされて、下手すれば殺されて、でも自分では戦わない、という天災的なものとして戦争を意識する人が多数だから、「国のために命をかけて戦うか」と言われると、戦わないんだよな。
 江戸時代300年近く、戦争がなくて、大半が農民だったということがそのさらにひとつ底にあると思うんだよな。
と。いろいろととりとめのないことを、面白いグラフを見ながら考えた。の巻。

3月16日 1:40 ·
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ゼレンスキー大統領は「NATOには加盟しない」と言い出して、これは一歩前進だが、
帰属問題については
①ドネツク、ルハンスクの「独立」か認めないか問題については、中間をとるならば、今回の開戦前までの境界にまで戻る代わりに、独立ないし自治をウクライナ側が認め、ロシア側もウクライナ側もこの地域での武装勢力を完全非武装化する、というような、何らかの妥協案を今後、時間をかけて話し合いう。
②クリミアについては、これはもう一度、国連監視下で帰属に関する国民投票をして、おそらくロシアに貴族することになると思うので、ウクライナ系住民の安全確保をどう保障するかの問題になると思う。
③ウクライナ国内の公用語に、ロシア語を復活させる。
④NATOはあきらめるが、EU加入を進める。つまり、民主化、自由化については、ロシアは妨害しない。という確約をする。軍事的中立、経済圏についてはEU側に属する。ドイツが面倒を見る。
ということで手打ちができないのだろうか。

3月16日 5:46 ·
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東さんに同感。
「停戦に期待。
いかなる妥協もありえない、プーチン打破のためにはウクライナ人民はとことんやるしかないといった勇ましい議論ばかりが日本語で流れてくる状況に、いささか疲れてきました。平和を望みます。}

3月16日 5:48 ·
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烏賀陽さんに賛成
「現実に戦争が進行して非戦闘員が殺傷されている現実を前に「降伏するな」「最後までロシアに抵抗しろ」とウクライナの非戦闘員の生命に注文をつけ、戦争を「勝ち負け」というスポーツ気分で見ている日本の愚か者は、人道とは何かを理解せぬケダモノに過ぎないと私は考えています。」


3月16日 14:12 ·
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ポーランド・チェコ・スロベニアという三カ国が、どういう立場なのか、EUを代表しているわけではなく、しかし一カ国単独ではなく、どういう経緯なのかは、すごく興味があるな。
今朝のZDFでは、「先週のベルサイユでのEU首脳会議で、キエフ訪問について三人は打ち合わせ、予告していた。ただしEUから正式な依頼を受けたわけではない。15日の非常に緊迫した状況下でのむこうみずなキエフ訪問でEU幹部たちはヒヤッとされられました。EU委員会とEU大統領は、「ウクライナへのいかなる支援も歓迎する」と言っているが、裏では、三人のうちの誰かにミサイルが当たったら、EUはどう対応するのか、とか、三人は本当にウクライナの熱心な支援者で、正式なEUの立場を代表しているのか、あるいは本人の思惑で動いているのか、EUの団結を阻害しないか、などの懸念が裏ではささやかれている」と伝えている。
チェコは旧東欧圏(ワルシャワ条約機構国の中で、もともと民主化度合いの高い国で、現在、経済的にも豊かだ。(一人当たりGDPは22943ドルで40位。)
スロベニアは旧ユーゴスラビアの中でいちばん民主化度合いが高く、チェコよりさらに豊かな国だ。(一人当たりGDP25549ドル、37位。)
ポーランドは、旧ワルシャワ条約機構の国の中で、人口もGDPも最大の国だ。(人口3780万人世界39位、GDP595916百万ドル 世界23位、一人当たりでは15699ドルで、52位、人口が多いのでやや低くなるが、ハンガリーとほぼ同じで、東欧の中では豊かである。)
NATOへの加入は、チェコとポーランドは1999年3月12日(このときはあとハンガリーの三カ国)、スロベニアは2004年3月29日(このときは、残りの東欧圏、バルト三国)、旧ユーゴではいちばん初めに加入している。
EUへの加盟は三カ国とも2004年5月1日。このタイミングは、この三カ国に加え、ハンガリー、スロバキアとバルト三国、マルタ、キプロスが加入している。
ところで、今日のワールドニュースを確認しても、世界のニュースでも「EUの国の首脳が」という言い方をし、NATO加盟国が、という言い方はしていない。
また、ゼレンスキー大統領が「NATO加入は断念」という情報は繰り返し出ていて、これは確定的だが、続報詳報では、このことを発表するにあたり、ウクライナ政権を支える軍部の説得が必要だった(ウクライナの軍部にとっては、NATO加盟することを目指していた。それを断念すると発表することは、ゼレンスキーと軍部の関係に影響を与える。)
ロシアのラブロフ外相は停戦条件のひとつとして「ウクライながNATOとEUに永遠に加盟しないこと」を掲げている。
さてと。
もうひとつ、直前に、アメリカのカマラ・ハリス副大統領がポーランドを訪問して、ポーランドのドゥダ大統領と会談を持っている。
今回の三首脳のキエフ行きをアメリカが承知していなかったとは、考えにくい。
一方、EU(ドイツ、フランス)は、動揺しているような報道がZDFではされている。
考えるべき前提のオープン情報はこれくらいだな。
ここから、どういうことかを考える。
僕のこれまでの持論で言えば、
停戦のためにNATO加入は断念するが、ウクライナが完全にロシア側にいかないために、EUへの加入可能性は、停戦交渉でなんとか死守するように。そうすれば、ポーランド、チェコ、スロベニアのような経済発展を、EU諸国もアメリカも支援する用意があること。その言質はカマラハリスからドゥダ大統領が得ている、と伝言する。
加えて、三首脳がキエフにいる間は、ロシアも攻撃を控えるのでは、という狙い。(何らかの非公式ルートでのそういう交渉、依頼をロシア側にしているかも。)
EU、NATO側が、停戦交渉条件を、どういう形で支援するかを、三首脳がゼレンスキーに伝えに行ったというシナリオ。
ロシア、ソ連に苦しめられた歴史がある国としての共感と、EU側に入る事での民主化と経済的繁栄の先駆者としての誘い。
この三カ国だと、「NATO代表」感がでにくく「EUに入った東欧圏、代表」感が出やすいということ。一国だと、インパクトも小さく、各国それぞれが追う責任が大きくなりすぎるから。
など、いろいろ読めるが。
「キエフでの市街戦開始を数日でも遅延させ、停戦交渉を進めるための策」として、誰が考えたのかわからないが、なかなかすごいことだと思いました。功を奏するといいなあ。

3月16日 15:14 ·
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立憲の泉さん、福山さんも共産党の志位さんも、橋下徹氏が「とにかく停戦」弱腰論で人気急下降気味なんだから、それを批判するならば、「わが党は、橋下・弱腰・戦わず逃げろ」論には断固反対です。国が不法な侵略者に攻めてこられたときは、国民は逃げずに戦うべきです。ウクライナが、ゼレンスキー大統領が、クリチコ・キエフ市長が言っているように、男性はみな武装して、徹底抗戦するのが、不法な侵略者への態度としては正しいのです。そのことは、憲法九条となんら矛盾しません。と言って、維新、橋下徹を批判すればいいのにな。
 政権を取るつもりのある政党ならば、万一、日本がそういう事態になったときに、ウクライナのように「18歳以上男子、国外に逃げるの禁止」「市民も志願して銃を持って戦うこと」と呼びかけるのか、そうではなくて、自衛隊は戦うが、自衛隊が敗勢になり、同盟国からの軍事支援も何らかの事情で限界があるときは、市民には戦うことを求めず、停戦合意をして、あとは国際社会の力を信じる、という道を選ぶのか、ここは明確に考え方を述べる責任があるのではないかね。
 日本人が、おそらく僕の世代、橋下徹の世代というのは、朝鮮戦争には生まれていないし、ベトナム戦争のときはまだ子供だったし、湾岸戦争の時、その後のイラク侵攻やアフガン侵攻の話は「自衛隊、日本が国外に出て戦うのか否か」という問いだったから、「日本が侵略されたときに、自分たちはウクライナの人たちのように、市民まで志願して戦うのか」という問いを、初めて(ある種の熱狂、洗脳状態ではあると思うのだが)、自分のこととして考えたのだと思う。
 そのときに、橋下徹氏という、非常に、トリックスター的な存在が、今までの主張とは正反対のような、一人だけ、世論と違うことを言って、袋叩きになるという、そういう現象が起きた。
 侵略されたときに、日本人は、市民は、どうすればいいのか。
 ウクライナの市民は、勇敢に見えるな。しかし、その場で、「妻子を国外に逃がしたら、男は戻って戦え」と言われるのは、それは、覚悟を決めるしかないのだろうけれど、つらいな。
 そういうことを、国民が、良し悪しはともかく、どちらの意見になっているかはともかく、考えちゃっている状況でしょう。
 「ウクライナを応援しています」「募金活動をしています」っていうのが、野党第一党の党首の言うべきことなのかよ。泉さん。
 普段はいちばん筋を通す野党として、みんなが一目置いているのに、今回はだんまりなのかよ、志位さん。
 別に憲法論、九条論をしようというのではない。政権を担った時、こういう事態になったとき、国民にどう呼びかけるのですか、というのは、これは言うべきことなんじゃないの。
 自民党も言っていないか。岸田さんなんかは「自衛隊は戦う。市民には参戦、抵抗は求めない。停戦して国際社会にゆだねる」とか、あっさり言いそうだけどな。

コメント欄補足

ちょっと補足すると、2019年からの香港の本土化のプロセスで、香港との境界の深圳に、人民解放軍の装甲車などが大量集結したことがあって、民主化勢力の抵抗がもうすこし暴力化したら、今回のロシアと同じように軍が香港を制圧、みたいな自体もあり得た。そこまでいかずに、警察権力で暴動は鎮圧出来て、抵抗派も逮捕され、本土化が軍介入なしに完了したけれど、警察暴力はかなりひどいことになった。自国の香港本土化経験と、今回のロシアのウクライナ侵攻のふたつから、中国が台湾問題をどう考えるかは不明で、そのときの日本は、今のポーランドの立場になると思えば間違いない。


3月16日 15:37 ·
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ちょいと視点を変える。2019年からの中国共産党政府の、香港の本土化のプロセスで、香港との境界の深圳に、人民解放軍の装甲車などが大量集結したことがあって、民主化勢力の抵抗がもうすこし暴力化したら、今回のロシアと同じように軍が香港を制圧、みたいな自体もあり得た。そこまでいかずに、警察権力で暴動は鎮圧出来て、抵抗派も逮捕され、本土化が軍介入なしに完了したけれど、警察暴力はかなりひどいことになった。自国の香港本土化経験と、今回のロシアのウクライナ侵攻のふたつから、中国が台湾問題をどう考えるかは不明で、そのときの日本は、今のポーランドの立場になると思えば間違いない。
沖縄は目と鼻の先で、尖閣は、台湾が領有権を主張しているということは、台湾は中国のものだ、と中国共産党政府は言うわけだから、尖閣は中国のものだ、ということで、日本は紛争当事者というか、戦闘当事者にすぐなる危険性も高い。それに対し米軍が軍事行動に出たら、即、日本も交戦国になる。
 本土の人はともかく、周辺諸島には中国軍上陸、市民もろとも占拠という事態は容易に出現する。
 「どう考えるの」は、櫻井よしこさんが「日本にとって本当の敵は中国です」って、それは、香港にしたこと、台湾にしそうなことを考えると、「いきなり日本じゃないでしょ」が、「あれれ、いきなり日本」ということは、それは政府も自衛隊も、ぜったいすごく考えていることなのだよ。そのとき国民は、っていうのは、この機会に、ちゃんと考えておいた方が良い。

3月16日 16:18 ·
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※八幡和郎氏の投稿をシェアして感心したら、友人から間違いだと指摘されたという脱線投稿。


なるほど、昨日の、ZDFでオデッサを特集していたなかで、銅像を土嚢で守っているなと思ったら。あれはエカテリーナ2世の銅像なんだ。皮肉だな。そして、メルケルの尊敬する偉人はエカテリーナ2世なんだそうだ。これも皮肉だな。

友人その1「あれは初代知事のリシュリーの銅像では」

友人その2「八幡先生、って経産省時代に確かフランスに駐在していたのでは無かったかしら。その割にはフランスの歴史に全く無知であることをさらしている……
アルマン・ジャン・デュ・プレシ(リシュリュー公爵)、って三銃士でも有名なリシュリュー公爵・枢機卿のことですね。フランスの王家がヴァロア朝からプルボン朝に入れ替わった時期で、ルイ13世の宰相として絶大な権力をほしいままに操ったことで有名ですね。
で、オデッサの長官はリシュリュー枢機卿の係累でリシュリュー公爵家のアルマン・エマニュエル・ド・ヴィニュロー・デュ・プレシですね。フランス革命でフランスを離れ、ロシア陸軍に所属し、女帝エカテリーナの孫のアレクサンドル1世にオデッサ提督を命じられ、その後ナポレオンの失脚で王政復古がなされ、フランスに戻って首相になった、と。
少なくとも時代が全く違うことが八幡先生には疑問に感じないのだろうか……」

3月16日 16:59 ·
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ありゃりゃ

Thotonさんツイッター
「【速報】ウクライナ義勇兵、日本人を初確認 西部リヴィヴ https://t.co/xFGWniLucG
小柄で眼光の鋭いアジア系の男性は、米CNN(トルコ語)のインタビューに英語で応じ、途中、言葉に詰まると fatigué(ファティゲ=フランス語で「疲れた」の意)と思わず漏らした。このことから、フランス外人部隊の元兵士と想像される。
陸自に2年。その後、海外に行った、と話しているようだ。ウクライナ南部へ赴くらしい。いろいろ語っているが、聞き取れない。理解できない。
人物が特定された。やはり、フランス外人部隊に所属する日本人。脱走して、ポーランド経由で、ウクライナ入りした。」

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