ウクライナへのロシア侵攻中のFacebook投稿保存 3/1 分。核戦争への恐怖が現実化してきた一日でした。

3月1日 1:17 ·
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 僕は閉所恐怖症なのと、同調圧力でやりたくないことに参加させられるのが本当に何よりも何よりも嫌いなので、戦争というのは僕にとって嫌というよりも怖いというよりも、もう生理的に無理、気が狂うということの塊なので戦争は嫌と言うか、今回、見ているだけでも、それはどちらの立場になっても本当にいや。やめてください。


 日本の先の大戦でもなぜ児童だけ疎開だったのかというと大人は住んでいる街から逃げちゃダメだったから、ということをいつだたったかのNHK朝ドラで知った時の絶望感というのは。今回も国外に逃げようとしたら18歳から60歳の男はにげちゃだめ、残って戦えとなったのが、もう考えただけで悲しくなり、BBCからCNNから日本のテレビから、そろって自ら戦う勇気あるウクライナの人々を賞賛するものだから、こんなふうに逃げたい逃げられない死ぬとか思って戦争を見ている卑怯者臆病者の僕はもうそもそも日本の中でも居場所がない。


 ロシア兵だって演習だと言われて連れてこられて、オリンピックが終わって、さあ国に帰るのかと思ったら、あれあれ演習ではなく国境を超えて進軍、それでも自軍は強いからと思いきや、予想外にウクライナの火器兵器が強力で、戦車装甲車ごと丸焼きにされる者もたくさん出たり、輸送機まるごと撃墜されたり、予想もしない悲惨な死に方をするロシア兵が続出、そういう若い、まだ18歳とか20歳というような若いロシア兵のことを考えても悲しくなる。


 のに、世界は「ウクライナ頑張れ」「ウクライナ善戦」って、ウクライナが善戦しているということは、こういう、事情も分からず実戦に投げ込まれたロシアの若者も死んだり大けがをしたりしているということだよ。ロシア兵は悪の手先ショッカーの戦闘員のようなもので、それが死んでも気にも留めない、そんなふうに戦争を見て、いいのかよ。いいわけないだろう。「そいつが敵だと思うと死のうが苦しもうが、全然心が痛まない」ってなってたら、もう、それは戦争の病にかかっているのだからね。自分の心をよくチェックしたほうがいい。


 プーチンはベラルーシに核を持ち込む、ベラルーシ軍が核を撃てるように協定とか条約を変更したらしく、これが何を意味するかを教えてくれるこんなツイートがあった。


 「あまりしたくない想定ですが、フレッド・カプラン著の『The Bomb』という本の中で、オバマ政権末期に行われた図上演習でロシアのNATOへの限定核使用に対して、米は本土への報復攻撃回避のためベラルーシに核攻撃を加えたという話があったんですよね。それが今やあり得ない話ではないという恐ろしさが」


 なるほど、ロシア軍ではなくベラルーシがウクライナかポーランドに戦術核を使った場合、これなら米軍はベラルーシに報復攻撃をすればよい。ベラルーシにアメリカ本土への報復の核兵器は無い。おそらく短距離ミサイルの戦術核しかロシアは使わせないから。これなら米本土は安泰。つまり核戦争のハードルを米ロが下げた状態にした上で、今、通常兵器の戦争が膠着状態、長期戦になりそう。そうなると、ロシアはベラルーシが撃ったことにして戦術核を使うぞ。核戦争になるよ。


 いかんいかんいかん。なんでもいいから早く停戦合意して、中立化でも非武装化でもいったん呑んだ方がいいぞ。米英、ウクライナをけしかけて戦争を長引かせたらいかん。ロシアもベラルーシにやらせるなんて汚い手を使ったらいかん。「ウクライナがんばれ、戦え、ロシア死ね」っていう気持ちで「反戦」て言うのは、全然、反戦じゃないからね。戦争をたきつけているだけだからね。「ウクライナ人、がんばってロシア人を殺せ」ってあなたは応援していないですか。「戦闘を、殺し合いをどちらもやめよう、今すぐ。話し合おう。条件が多少不満でも、とにかく殺し合いをやめて話し合おう、どっちも」っていう気持ちで「反戦」って言ってください。


 キエフからロシア部隊が引いているという情報もあるけれど、核かどうかはわからないけれど、空爆強化するために引いたのかもしれないじゃんね。

3月1日 17:53 ·
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 これだけはほんとに大事なことだから書いておく。核戦争絶対反対。核戦争ができる世界にしたら、本当に最悪だから。


(ただし、核武装とか研究開発とか全部禁止反対とは言っていない。態度保留考え中なのだが。世界を核戦争ができない世界にするためと、様々な将来予測される極端なリスクに備えて、核兵器管理に日本がどう関わるべきなのかは、ずっと考え中です。)


 しかし、とにかく今回のウクライナへのロシア侵攻を、核戦争にエスカレートさせることが最悪の結果で、それを避けるために全ての努力はなされるべきだ、ということ、その立場だけははっきりさせておきたい。
 プーチンを倒してロシアをグローバル資本主義陣営に取り戻すとか、そういうことを優先してプーチンを追い詰めると、核戦争になる可能性がどんどん高まっているからな。


 多少、プーチンに逃げ道とか面子が立つこととかを用意しておかないと、核戦争になるぞ。ほんとに。うそじゃないぞ。


 それが分かっていて、プーチンを追い詰めている勢力がいると思うぞ。核戦争のできる世界にしたいそれで得するのは誰でしょう。「こちら側からではなく、だってプーチンが使ったから」って正当化したがっている勢力が、いると思うぞ。


 別にプーチンの味方はしていない。「この戦争を核戦争に発展させない」をいちばん上位の目標に置いて、妥協とか工夫とか交渉の余地とか、そういうことを慎重に組み上げないと、ひどいことになるぞ。


 ドイツとフランスと東欧諸国は地続きで近いから、そこは慎重だけれど、英国はすこし距離があるし、米国は距離があるから、そこんとこ甘く考えていないか。知らないからな。


 いかん、核戦争の可能性を考えるとメンタルがもたん。激しく落ち込む。精神的に核アレルギーなんだと思う。原発事故と核戦争が現実になりそうだと思うと、もうほんとうにからだが鉛になったような感じになる。

コメント欄補足

 地球に小惑星が接近、水爆で破壊。というアルマゲドンまたはドントルックアップ状況と、明らかに侵略意図のある宇宙人襲来または怪獣異次元から出現というインディベンデンスデイまたはパシフィックリム状況という未来に備えて。国連管理のもと、核兵器技術は研究と、緊急時に即座に使用可能な状態は維持すべき、というのが「核兵器の即事全廃」に僕が躊躇する理由です。マジで。「あのとき捨てんかったら良かった」というときが、将来未来、いつ来るかもしれんから。国家ごとに保有はやめたほうがよい。それは賛成だよ。

3月1日 18:18 ·
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 ウクライナ紛争が始まってから、みなさんにご迷惑とは思いつつ、毎日1万字くらいの投稿を書いていることが、noteに転載してみてわかった。


 たしかに、仕事現役時代は、文章ではなくパワポのプレゼン資料とか、その前段階の打合せ資料というやつを、これくらいの勢いで日々、書いていたのだなあ、と思いだす。


 競合プレゼンと言うのは勝ち負けがある話で、人間というのは勝ち負けのある事態を前にすると、「戦争だ、出入りだ出入りだ」ってなってアドレナリンが出て、知的にも身体的にも興奮状態になって痛みや疲れを感じにくくなって、活動的になるのだよな。


 戦争が始まってから文章を書くのが止まらないのは、こういう「戦争状況だと思うとアドレナリンが出て、何か、いろいろ止まらなくなる」ということなのだろうと思う。


 なんかこの、戦争対応で興奮して生産性が高まる、という回路ではない生き方というのは出来なかったのかなあ。リラックスとか瞑想とか、そういうことを通じて、何か美しいものを創造するみたいな生き方を会得したかったなあ。


 僕が格闘技が好きなのも、格闘技的な球技が好きなのも、やはり「戦争モードでアドレナリンが出る」状態が好きなせいだろうなあ。正直に告白して、乱取りや試合で人を殴る蹴る投げる締める関節極めるのは大好きだったし、その状態というのは自分が殴られても蹴られても、あんまり痛みを感じないのだよな。そして、そういうことをした後の「生き残った」ということでの解放感というのは、勝ったときだけでなく、たとえ負けても、けっこうものすごい快感なのだよな。


 戦争で(メディアで見ているだけでも)人間が興奮するというこの仕組みというのは、生物学的、動物的、進化心理学的背景があるんだよな。
 なんか、根が深いなあ。

3月1日 19:37 ·
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 今回のウクライナ危機で、昔読んだこの本のこと、なんとなく、思い出すんだよな。
文庫化は2014年だけれど、もともとは2009年の本で、21世紀半ばに地政学的焦点になるのは、「ポーランドとメキシコとトルコだ」という予測だったんだよな。


月の裏側に基地を作って、そこから宇宙戦争を仕掛けるのが日本、という話で、それと連動してポーランドが欧州で戦争をして、みたいな話だった記憶があるのだが。


Amazon内容紹介
「影のCIA」の異名をとる情報機関ストラトフォーの創設者が、21世紀に起こる政治・経済の危機、国際紛争、宇宙や自然エネルギー開発を地政学的見地から予測! 2020年までに中国は分裂の危機に瀕し、ロシアはアジアや欧州に進出。2050年、勢力を増した日本とトルコは、米国、ポーランドと世界戦争に突入。やがて世界の中心は北米大陸に移り、メキシコと米国が頂上決戦へ。クリミア危機を的中させた話題の書。」


僕の、つらつら思うこと。
月の裏側の基地化は日本ではなく、中国が目指しているみたいだし、ポーランドがNATOとロシアの対立点らなるという意味では当たっているし、アメリカが国境なしくずしでメキシコに侵略されているというのも、形は違うけれどあたっているといえば当たっているなあ。
地政学というのは、完全には当たらないけれど、いろいろの条件から論理的に考えれば、「このあたりが、このくらいの時期に、こういう対立の場になる」ということは、まあまあ正しく予測できる学問のようである。

3月1日 20:54 ·
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ツイッターから。nobyさんというかたのツイート


「とくに20世紀以降の戦争の歴史は、「個々人の命が重くなっていく」歴史と同義。「現代戦争」の要素として指導者はこの点を軽視した。ウクライナ側の「抵抗」の様子を見ていると「民間人をひき殺せないロシア兵」が散見される。また、ウクライナには女性の抵抗参加が顕著である点も重要だ。(続)」
「日本の元首相や政治家も核というある意味究極の「力の政治」の象徴を持ち出すのではなく「命の価値の重さ」を高めることが国防につながると気づいた方がいい。なお、民間防衛を高める議論に即時飛びついてはならない。民間防衛はたやすく国防に動員され戦争の引き金になりかねないからだ。(続)」
「(続き)今回、「命の重さ」の印象を強めたのは個々人の現地情報の写真や動画など。インターネット時代の戦争遂行の難しさを印象づけた。ただ、ロシアによる「情報封鎖」が行われている点には注意すべき。統制できない個々人の情報は命の価値と結びつき、指導者にとっての脅威なのだ。」


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