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第12回旧枠モダンGP参加レポ~最下位から見るメタゲーム~

旧枠モダンGPに出てきました!その大会レポートをメモ代わりに書きたいと思います。

1.はじめに

 旧枠モダンのルールについては上記を参照、簡単に言うと初出が旧枠(第7版までのモダン使用可能カードのみが範囲のモダンです。今のモダンとは違ったメタゲームが展開されている面白いフォーマットと言えるでしょう。

2.デッキ選択

 選択したデッキは赤黒ノワール、モダンホライゾン2によって誕生した除去コントロールデッキの一種で活躍が期待されていたデッキでもあります。
しかし大会ではあまり結果を残せていなデッキでもあり、今回はその理由の調査を目的の一つに置いた参加でもあります。

デッキリストはこんな感じ

4 《陰謀団の先手ブレイズ》
4 《なだれ乗り》
4 《帝国の徴募兵》
4 《ファイレクシアの憤怒鬼》
4 《堕落した廷臣》
2 《ナントゥーコの影》
3 《墓所を歩くもの》

2 《強迫》
2 《終止》
3 《稲妻》
3 《ファイレクシアの闘技場》

2 《ミシュラの工廠》
4 《アーボーグの火山》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《硫黄泉》
1 《反射池》
1 《真鍮の都》
7 《沼》
2 《山》

2 《渋面の溶岩使い》
3《鉄の星》
2 《迫害》
2 《強迫》
2 《鋸刃の矢》
2 《血染めの月》
2 《地獄界の夢》


Legaponさんの作成した基盤をほんの少しアレンジして作成、メインの反射池2を真鍮の都に分割、撲滅2枚と血染めの月1枚を鉄の星へ変更して赤単への対策とした(結局当たらなかったし使用者も前回の優勝者のみだったようだ)

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申し訳程度の赤単バーン対策

3.最下位から見るメタゲーム展望

 さて対戦結果は散々なもので赤単トロンに敗北バベルに敗北リアニに敗北……結局勝てたのは最後に一回、トリコロール相手にのみだった(はず)

ではどうして敗北を重ねることになってしまったのか?
「乗り手の性能が不足しているから繊細なデッキに向いてない、勝ったのも月ハメした時くらいじゃないか」とい言われると何も言い返せないわけですが…
ともかく敗北を言語化していくとまず中心戦術である【ハンデス+ブレイズで消耗戦に持ち込む】自体があまり強くないという点に行きつきました。

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ハンデスして

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消耗戦へ!
よく「相手に選択権のあるカードは弱い」と言われていますがこれはブレイズにもセルフハンデス生物にも言えることで、例えば捨てるなら手札の中で一番弱いカード、なんならフラッシュバックなど墓地利用できるカードを捨てることが可能でありこれは環境トップで知られるカーミックボンバーの霊体の先達や緑系に必ず入るといってもいい獣群の呼び声に不利です。

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環境トップ

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1枚が2枚になる謎カード

またブレイズに関して言えば土地が余っているなら土地を、盤面にいらない生物やエコー持ちがいるなら(霊体の先達やなだれ乗り)それをサクられてしまうと相手にあまり大きな被害を与えられません、ただし相手の場に何もいないor少ない時であれば選択の余地がなくなり蓋をすることができます。
ではどうやってそんな場を作るのかという視点が抜けてしまっていました。

改善点

 《骨砕き》や《ネクラタル》など徴募兵に対応した除去クリーチャーの採用、《グレイブディガー》《ゴブリンの太守スクイー》のようなアドバンテージをとれるようなカードの採用などがすぐに思いつくでしょうか

とはいえ環境におもむろにプロ赤やプロ黒がいる以上ノワールにはつらい環境となるのではないでしょうか
~完~

次回!次に来る(といいな)デッキと組みたいデッキ!



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